有馬記念 アーモンドアイは勝てるのか!?
アーモンドアイ、有馬記念出走決定!!
「史上最高のメンバー」とファンは大騒ぎをしているけど……。
アーモンドアイは勝てる?
出てくれば、単勝2倍を切る圧倒的一番人気になるだろうけど……。
いずれにせよ、有馬記念はアーモンドアイ史上最大の壁だ。
まず、アーモンドアイは中山競馬場で一度も走っていない!!
芝2500メートルは、アーモンドアイにとって最長距離だ。
2018年。ジャパンカップ世界レコード圧勝後、アーモンドアイ陣営は有馬記念を回避した。
今年も有馬参戦を匂わせながら香港国際競争を選択。熱発で回避したため、「仕方なく」有馬記念に出てきた。
陣営は明らかに中山芝2500メートルを「不利な条件」とみている。
なぜ?
有馬記念は奇怪でアバンギャルドなラップ構成を持つ特殊なレースだからだ。
まず、前半500メートルでペースは緩まず、まったく息が入らない。
ゆえに、「ためてためてトップギア」な狂気のキレを持つ最強牝馬ブエナビスタ、ウオッカは負けた。
しかも、残り1000メートルで急加速する勝ちパターンをマツリダゴッホが開発してしまった。
有馬記念に要求されるのは、持久力「がまん」なのだ。
アエロリットが出てきたんでハイペースは必至だ。上がり3ハロンでラップタイムが下がってゆく展開になる可能性がある。
『競馬の天才!』にも書いたが、ストームキャットの血を持つ馬は、有馬記念で一度も馬券になっていない。
今年秋の中山芝2500メートル戦でアーモンドアイのような血統背景を持つ馬は一頭も馬券になっていない。
もちろん、ラップタイム分析など科学的な予想をすれば「アーモンドアイのアタマから」という馬券しか買えないよね。
だから、むちゃくちゃに面白い!!
下剋上こそ競馬だ!!
アーモンドアイがぶっ飛べばもれなく高配当でしょ?
アーモンドアイは日本競馬史上でもまれにみる「巨大で分厚い壁」を突破するために走り出す。
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