2019年12月28日 (土)
2019年12月22日 (日)
有馬記念で固い握手!!
雑誌『競馬の天才!』執筆のためひと月以上前から研究に研究を重ねてきた有馬記念がいよいよ出走です。
雑誌で強調したのは次の2点。
過去10年間、有馬記念で馬券になった30頭のうちマンノウオーの血脈を持つ馬は1頭もいない。
有馬記念63回の歴史上、ストームキャットの血脈を持つ馬は1頭もいない。
つまり、⑨アーモンドアイは馬券圏外にぶっ飛ぶ!!
アーモンドアイ父ロードカナロア母父ストームキャット。
アーモンドアイ父ロードカナロア母母母父インリアリティ父インテンショナリー父インテント父ウオーレリック父マンノウオー。
アーモンドアイは、私が「有馬家の禁」と書いた「呪われた血」を両方持っているのです。
なぜ、呪われているのか?
『競馬の天才!』を読んでください!!
しかし、普通に予想したら「アーモンドアイのアタマで大勝負!!」にしかならないのでなんとも悩ましいですですなあ。
昨年のジャパンカップでアーモンドアイが刻んだラップタイムは「世界遺産」級でしょ!?
奇跡のラップであり夢のラップ。
というわけで今年の有馬記念は2本立て。
有馬記念ラップタイム予想。
単勝⑨
馬単⑨ー⑥⑧⑩⑭⑪⑦
有馬記念「血の呪い」馬券。
単勝⑦
馬単⑦ー④⑭①⑧⑨⑫
アーモンドアイは「有馬家の禁」をぶち破ることができるのか!?
有馬記念前日同舞台グレイトフルステークの結果は⑮アエロリット爆走のサイン?
中山芝2500。有馬記念と同舞台で行われたグレイトフルステークス。
ゲート③①⑥逃げ切り・番手・先行6番手という結果でやはり内枠の先行馬有利の馬場か。
ヤフー天気の予報では雨の振り出しは15時。実に微妙ですが馬場が大きく変わることはなさそう。
逃げ切った③ロサグウカは「現在の有馬記念の帝王」キングマンボ系ルーラーシップ産駒。
先行2番手2着の①バイマイサイドは「数年前までの有馬記念の帝王」ステーゴールド産駒。
8番人気で3着の⑥ヒシヴィクトリーはやっぱり!!
父ヴィクトワールピサ母母父バスティーノ。
母母母母父コーホース。
ブランドフォードの血脈を2本持つ馬が穴となりました。
1~3着の母系を見てください!!
デピュティミニスターのワンツースリー!!
有馬記念出走馬でデピュティミニスターの血脈を持つ馬は父クロフネの⑮アエロリットただ1頭!!
2019年12月20日 (金)
さあさあさあ!! 今年の有馬記念は「ブランドフォード生誕100年祭」ですよ!!
過去10年、ブランドフォードの血脈を持つ馬の有馬記念での成績を調べてみましたら……。
びっくり!! なんと!!
10戦9勝!!!!!!!!
過去10年、ブランドフォードの血を持たずにこのレースを勝ったのは、去年のブラストワンピースのみなんですね。
2着3回!
3着4回!
血統評論家の皆さんは、ステイゴールド、キングマンボ、ロベルト、ダンチヒとかいろいろ言ってますが、なぜ、この馬の名前を上げないのでしょうか!?
ブランドフォードほどコンスタントに走る血統はほかにいませんよ!!
リーディングサイアーのディープインパクトもブランドフォードの血脈バステッドを持っていますが、ディープ産駒の有馬記念制覇はわずか2回のみ。
母系に眠る「呪われた血」の底力なんでしょうね。
凱旋門賞のとき(単勝と馬単的中)のように血統のみで予想するとこうなります。
単勝⑦
馬単⑦ー④⑭①⑧⑨⑫
ワールドプレミア 父ディープインパクト 母父アカテナンゴ母父アグレッサー 母母母父エレクトランド
史上最強牝馬エネイブルをぶっちぎったヴァルトガイストと同様ブランドフォード血脈を3本持っている!!
ちなみに。
「これはびっくり! これはびっくり、ダイユウサクだ!!」
この馬もブランドフォード血脈を4本も持っていたんです!!
今年も高笑いせよ! 競馬史の「ジョーカー」ブランドフォードよ!!
2019年12月19日 (木)
有馬記念はブランドフォード生誕100年祭!! ワールドプレミア・武先生で勝利の美酒!!
2019年、世界競馬界の最大のニュースといえば。
凱旋門賞。エネイブル敗退!! ヴァルトガイストが地上最強馬に!!
私も単勝と馬単で的中。今年で一番、思い出深いレースですな。
前々日に映画『ジョーカー』を観に行って、それがきっかけでブランドフォードについて調べていた。
詳しくは『競馬の天才!』12月号を読んでください。
ヴァルトガイストは母父がブランドフォード直系のモンズーンでブランドフォードの血脈を3本も持っている馬。
「ブランドフォードの血脈は20世紀中に消えた」とかいわれていたのに、今や、世界競馬のトレンドは完全にブランドフォードですよ!!
今年の有馬記念の出走馬を見てください。
16頭のうち半数以上の9頭がブランドフォードの血を持っている!!
去年はブランドフォード「クロス」ブランドフォードの血脈を複数持つ馬が一頭もいなかったのに今年は3頭も出てきた!!
その馬の名は、
スティッフェリオ。クロコスミア。ワールドプレミア。
なかでも、ワールドプレミアは、
父ディープインパクト。
母父アカテナンゴ。
母母母父エレクトランド。
ヴァルトガイストと同様にブランドフォードの血脈を3本も持っているのだ!!
最強牝馬アーモンドアイを倒すのはこの馬だ!!
外厩とかジョッキーの使い分けとかに注目する前に、繁殖牝馬マンデラを輸入したノーザンファームの先見の明を賞賛すべきだ。
ブランドフォート系のすごいところは、近親交配の弊害がまったく出たいことと距離を問わずに激走すること。
ワールドプレミアの全兄ワールドエースはマイラーズカップを制した!!
2019年12月16日 (月)
有馬記念 アーモンドアイは勝てるのか!?
アーモンドアイ、有馬記念出走決定!!
「史上最高のメンバー」とファンは大騒ぎをしているけど……。
アーモンドアイは勝てる?
出てくれば、単勝2倍を切る圧倒的一番人気になるだろうけど……。
いずれにせよ、有馬記念はアーモンドアイ史上最大の壁だ。
まず、アーモンドアイは中山競馬場で一度も走っていない!!
芝2500メートルは、アーモンドアイにとって最長距離だ。
2018年。ジャパンカップ世界レコード圧勝後、アーモンドアイ陣営は有馬記念を回避した。
今年も有馬参戦を匂わせながら香港国際競争を選択。熱発で回避したため、「仕方なく」有馬記念に出てきた。
陣営は明らかに中山芝2500メートルを「不利な条件」とみている。
なぜ?
有馬記念は奇怪でアバンギャルドなラップ構成を持つ特殊なレースだからだ。
まず、前半500メートルでペースは緩まず、まったく息が入らない。
ゆえに、「ためてためてトップギア」な狂気のキレを持つ最強牝馬ブエナビスタ、ウオッカは負けた。
しかも、残り1000メートルで急加速する勝ちパターンをマツリダゴッホが開発してしまった。
有馬記念に要求されるのは、持久力「がまん」なのだ。
アエロリットが出てきたんでハイペースは必至だ。上がり3ハロンでラップタイムが下がってゆく展開になる可能性がある。
『競馬の天才!』にも書いたが、ストームキャットの血を持つ馬は、有馬記念で一度も馬券になっていない。
今年秋の中山芝2500メートル戦でアーモンドアイのような血統背景を持つ馬は一頭も馬券になっていない。
もちろん、ラップタイム分析など科学的な予想をすれば「アーモンドアイのアタマから」という馬券しか買えないよね。
だから、むちゃくちゃに面白い!!
下剋上こそ競馬だ!!
アーモンドアイがぶっ飛べばもれなく高配当でしょ?
アーモンドアイは日本競馬史上でもまれにみる「巨大で分厚い壁」を突破するために走り出す。
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