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2019年3月 3日 (日)

西山さんちのデイジーくんは負けてしまった 涙は馬のたてがみに 心は遠い草原に

 いろんな意味で重い敗北。4着。

 勝浦正樹騎手は今年、まだ勝っていない。ただの一勝も挙げていないジョッキーが1番人気になったのが今年の弥生賞だ。

「勝浦を男にしなくちゃね」(追い切りに来た西山茂行オーナー)

 ニシノデイジーは、西山さんの執念が生み出したクラシック候補だ。

「セイウンスカイ×ニシノフラワー」

 それがニシノデイジーの母系。セイウンスカイは「ハイペリオン系最後のGⅠホース」で菊花賞3000メートルを逃げ切ったのだ。

 その後、西山牧場は経営危機に陥り、セイウンスカイの父、シェリフズスターは一時、行方不明となった。

 弥生賞の直前、勝浦騎手はこう語っていた。

「逃げることもあるかもしれない」

 雨は降りやまず、重馬場となった。パドックでは落ち着いていたニシノデイジーだが、返し馬ではハミを噛み頭を振って暴走した。すでに重賞2勝のニシノデイジーは弥生賞で3着以内に入れなくても皐月賞に出走できる。

 勝浦先生! ここで逃げなくてどこで逃げる?

12.7 - 11.7 - 12.5 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 12.6

 これが弥生賞のラップタイム。馬場は最悪だったのだ。

 勝浦騎手は、いつものとおり、手綱を抑え、行こうとするニシノデイジーとケンカした。

 3ハロン目「12・5」を「11・9」で勝浦騎手が行けば、大逃げの形になっていた。

「おおっと! ニシノデイジーが行った! 勝浦が後続を引き離す!」

 これが競馬の醍醐味であり、「穴牧場」西山牧場の本領だ。

 そうなれば、今年最大の注目種牡馬ノヴェリスト産駒の社台ファーム生産馬、ラストドラフトは2番手。ニシノデイジーが大逃げを打ってバカ負けしていたら、私は今、笑って酒を飲んでいる。ニシノデイジーはダノンファンタジーのような「強い馬」ではないからね。

「勝浦を男にする」と西山さんが言った以上、ニシノデイジーは勝浦正樹騎手を背に皐月賞のゲートに入るのだろう。

 逃げろ! 勝浦!

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