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2019年3月13日 (水)

<平成13年(2001年)、1579あった繁殖牝馬飼養牧場は、平成29年(2017年)、845が残るのみなのだ。馬が駆ける734の消えた草原を想像してほしい。> 『競馬の天才!』4月号 好評発売中ですよ!!

「友よ、さらば! 平成競馬のバニシングポイント(消失点)」を書きました。
平成元年。オグリキャップ、イナリワンと激闘を交わした「エリート」スーパークリークの牧場は「3・11」原子力災害により破産していた。
19万人の「中野コール」史上最大の祝福を受けたダービー馬、アイネスフウジンの馬主は、8年後、牛丼弁当並を最後の晩餐に自殺した。
<平成2年(1990年)。マイルチャンピオンシップ。1着は10番人気、単勝22・7倍のパッシングショット(父トウショウボーイ 浦河小林牧場)。3着には11番人気、単勝38・1倍のサマンサトウショウ(父トウショウボーイ トウショウ牧場)が入り、社台ファーム生産馬、カッティングエッジ(父ファバージ)は7着に敗れた。
 翌年。平成3年(1991年)。安田記念。大外一気の脚でダイイチルビー(父トウショウボーイ 母ハギノトップレディ 荻伏牧場)が圧勝。社台ファーム生産馬、メインキャスター(7着 父ノーザンテースト)には影も踏ませなかった。
「華麗なる一族」と元「天馬」現「組合のお助けボーイ」の結婚。夢のような時代だった。
 馬産地の「神」と呼びたくなるトウショウ牧場、イットー、ハギノトップレディ、ダイイチルビーがいた萩伏牧場の草原が、消えてなくなることなど、誰が想像しただろう。
 1か月後の宝塚記念。3角手前からの大まくりで先頭に立ったメジロライアンが、単枠指定、単勝1・4倍のメジロマックイーンの追撃を抑え先頭でゴールした。
 宝塚記念、有馬記念を制したメジロパーマーも隊列に加わり、競馬場を席巻したメジロ軍団の草原が、消えてなくなることなど、誰が想像しただろう。
 5か月後の菊花賞。終始外を回されたレオダーバン(父マルゼンスキー 早田牧場)が、4コーナーで魔術のように忽然と姿を現し、イブキマイカグラの追撃を振り切った。
 平成3年(1991年)の競馬場。10万観衆の上空には、すでにいくつもの「バニシングポイント(消失点)」が浮かんでいた。
真っ先に消失点に吸い込まれたのが、大種牡馬ブライアンズタイムを擁し、日高一のグループ企業を築き上げた早田光一郎だった。
平成6年(1994年)。日本ダービー。先行したナリタブライアン(父ブライアンズタイム 早田牧場)は、直線で大きく外に膨れたが、まったくロスのない競馬をしたエアダブリン(父トニービン 社台ファーム)をぶっちぎった。
「天才」早田光一郎の天才たるゆえんは、吉田善哉のサンデーサイレンスより1年早く、同じヘイルトゥリーズン、ターントゥー、ロイヤルチャージャーの血を引くブライアンズタイムを輸入した点にある。
 ナリタブライアンは間違いなく平成最強の一頭であり、私は高をくくっていた。
「トウショウボーイ産駒vsノーザンテースト産駒と同じこと。大舞台になれば、社台のエリートはブライアンズタイム産駒にぶっちぎられるよ」>
 
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私の「平成最強馬」ブエナビスタ

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