ダービー卿チャレンジトロフィーで万馬券!!
中山11レース ダービー卿チャレンジトロフィー
単勝⑩
馬単⑩ー①⑯④⑨⑤
いやあ、ぜいたくな週末ですね。
ドバイターフにアーモンドアイ、ディアドラ、ヴィブロス参戦!!
ドバイシーマクラシックにレイデオロ、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン参戦!!
大阪杯にブラストワンピース、キセキ、ワグネリアン、サングレーザー、ステルヴィオ、エアウインザー、マカヒキ、エポカドーロ、ペルシアンナイト参戦!!
オール怪獣大行進だ!!
主役を張るのは?
メイダン7レース ドバイターフ
単勝③
馬単③ー⑦①
馬単⑦ー③
8レース ドバイシーマクラシック
単勝⑦
馬単⑦ー⑥③
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
阪神10レース 甲南ステークス
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
いろんな意味で重い敗北。4着。
勝浦正樹騎手は今年、まだ勝っていない。ただの一勝も挙げていないジョッキーが1番人気になったのが今年の弥生賞だ。
「勝浦を男にしなくちゃね」(追い切りに来た西山茂行オーナー)
ニシノデイジーは、西山さんの執念が生み出したクラシック候補だ。
「セイウンスカイ×ニシノフラワー」
それがニシノデイジーの母系。セイウンスカイは「ハイペリオン系最後のGⅠホース」で菊花賞3000メートルを逃げ切ったのだ。
その後、西山牧場は経営危機に陥り、セイウンスカイの父、シェリフズスターは一時、行方不明となった。
弥生賞の直前、勝浦騎手はこう語っていた。
「逃げることもあるかもしれない」
雨は降りやまず、重馬場となった。パドックでは落ち着いていたニシノデイジーだが、返し馬ではハミを噛み頭を振って暴走した。すでに重賞2勝のニシノデイジーは弥生賞で3着以内に入れなくても皐月賞に出走できる。
勝浦先生! ここで逃げなくてどこで逃げる?
12.7 - 11.7 - 12.5 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 12.6
これが弥生賞のラップタイム。馬場は最悪だったのだ。
勝浦騎手は、いつものとおり、手綱を抑え、行こうとするニシノデイジーとケンカした。
3ハロン目「12・5」を「11・9」で勝浦騎手が行けば、大逃げの形になっていた。
「おおっと! ニシノデイジーが行った! 勝浦が後続を引き離す!」
これが競馬の醍醐味であり、「穴牧場」西山牧場の本領だ。
そうなれば、今年最大の注目種牡馬ノヴェリスト産駒の社台ファーム生産馬、ラストドラフトは2番手。ニシノデイジーが大逃げを打ってバカ負けしていたら、私は今、笑って酒を飲んでいる。ニシノデイジーはダノンファンタジーのような「強い馬」ではないからね。
「勝浦を男にする」と西山さんが言った以上、ニシノデイジーは勝浦正樹騎手を背に皐月賞のゲートに入るのだろう。
逃げろ! 勝浦!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
いやあ、ノーザンファームの吉田勝己さんはかなわんですよ。
これぞまさに「先見の銘」でしょ?
弥生賞に我らが西山茂行さんの血の結晶、母系「セイウンスカイ×ニシノフラワー」ニシノデイジーが出てくるので血統について調べていたら……。
吉田勝己さんの壮大なミッションに出くわした。
チューリップ賞の絶対的本命、ダノンファンタジーの母系だ。
ダノンファンタジーの母父の名は、ノットフォーセール(非売品)。地球の裏側アルゼンチンの名馬だが、この馬の血統は強烈で「スワップス4×3」!「ハイペリオン5×5」!
スワップスは、カウンテスアップ、フェートノーザンを生んだ「砂の怪獣」フェートメーカーの父だった。
<それにしても不可思議なのは、フェートノーザンの無敵の爆走を最後に、ハイペリオン系の強い馬が日本競馬界から消えてなくなったことだ。まるで、巨大な馬群が一斉に崖から落ちたかのように。
現在、ハイペリオン系の名馬は世界中探しても一頭もいない。日本での最後のGⅠホースはセイウンスカイだが、父シェリフズスターは西山正幸が地球の真裏、アルゼンチンから運んできた馬だ。>(消えた「砂の怪獣」フェートメーカーを追え!『競馬の天才!』2019年1月号)
地球の裏側で奇跡が起きた。
1990年代の名馬ノットフォーセールが、「怪物牝馬」を次々に生み出していたのだ。
「社台グループがハイペリオンの息の根を止めた」
私は何十年も酒に酔っては嘆き続けていた。
パラダセール。セレクシオン大賞。
ライフフォーセール。ブエノスアイレス大賞。
ミスセレンディピティ。エストレジャス大賞。
サファリミス。ミルギニース。
なんと、吉田勝己さんは、この「アルゼンチンの至宝」「非売品の娘」4頭をまとめてかっさらってきていたのだ!
そして、ついに、「ディープインパクト×母父ノットフォーセール」ダノンファンタジーが、単勝1倍台を背負い阪神競馬場のゲートに入る。
<1956年10月。「ハイペリオン系の息の根を止めた男」社台グループ総帥、吉田善哉が初めて米国へと旅立った。
<その年のアメリカ年度代表馬はケンタッキーダービーでナシュアに勝ち、四つの世界レコードをマークしたスワップスである。
スワップスを生産した牧場へ善哉さんは行った。スワップスの母、アイアンリウォードを見つめる。>(吉川良『血と知と地 馬・吉田善哉・社台』ミデアム出版社)>
「スワップスのような馬を作ってみせる」と心に誓った吉田善哉さんは、あえてスワップスの仔を買わなかったのだろう。
62年の歳月が流れ、善哉さんの息子、勝己さんはアルゼンチンへと旅立った。
「なにがなんでもスワップスの血を手に入れてやる」
競馬の魅力は、巨大なパラドックスにある。
今週末、競馬場にハイペリオンの幽霊が出る。
「とっくの昔に死んだやつの血が一番新鮮」
阪神11レース チューリップ賞
単勝①
馬単①―⑥⑧②
ダノンファンタジー
ハイペリオン
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント