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2018年7月 6日 (金)

文科省局長「息子の裏口入学」受託収賄の疑いで逮捕 翌日 オウム真理教事件死刑囚7人同日死刑執行

 オウム報道の激流が終わるとき、佐野太・元文科省局長の「新たな罪状」が出てくる可能性が高い。

 もし、佐野太が新たな容疑で再逮捕となったら、「口封じ逮捕」を検察が認めたことになる。

 佐野太の逮捕劇ほど、ツッコミどころの多い事件はない。

 裏口入学!?

 そんな「昭和」な「受験戦争」な「団塊の世代」な事件が、少子化の時代に起きるの?

 これは皆さん、誰もが抱く感想だろう。

入試に加点はワイロなの?

 東京地検特捜部が「金銭の授受なしの受託収賄罪」で誰かを逮捕した前例はない。

 入試に加点。これは立証がむちゃくちゃにむずかしい。

 元東京地検検事の落合洋司弁護士はこう語っている。

<今回の事件の場合、例えば収賄側の前局長が『入試の点数を加算することまでは考えていなかった』などと弁解すれば即不正とは言い難い。グレーな部分を細かく立証していく作業が必要だ>(産経新聞 7月6日)

 東京地検特捜部の先輩が「法廷で闘えないぞ」と言っているのだ。それほどまでにこの事件は「スジが悪い」。

 贈賄側、日本医科大学理事長らの動機は「理解できない」ではなく「新聞記者がウソをついている」。

 検察とマスコミが描いたストーリーは以下の通り。

白井正彦理事長「あなたの息子さんを裏口入学させるから、文科省の私立大学ブラウディング事業の補助金対象大学に日本医科大を選んでください」

佐野太「合点承知の助」

 補助金対象に選ばれた大学は、なんと、60校!!

 白井理事長は「ベスト60」に選ばれるために危ない橋を渡ったというのだ。

 東京医大は「旧設八医科大学」だ!!

 旧設八医科大学とは、旧制大学令に基づいて設置されていた東京都下の八つの私立医科大学のこと。東京医大は伝統校の中の伝統校。「ベスト8」なのだ。

 定員割れも起きているダメ私大にまじり「ベスト60に選んでくれ」などと、東京医大の理事長が頼むわけがない!!

 佐野太の息子が受けた医学部医学科の一般入試は、3535人が受験し214人が合格。

 倍率16・5倍の超難関大学だからこそ、「裏口入学」というストーリーが成り立つのだ。

 産経記者は「私立大関係者」の話として<国の事業採択は大学の箔付けになる>などと書いているが、まったく逆だ。伝統校の「ベスト60入り嘆願」は、腐っても鯛の誇り高き貴族が自らの権威を自ら貶める行為に他ならない。

 収賄側、佐野太の動機について、新聞記者は、どうやってそれを「報道すべき事実」にするつもりなのか?

 すべての新聞記者に伏してお願いしたい。

 コーヒーを飲むための3分間でいいから、「自分がもし、佐野太だったら」と考えてみてほしい。

 2017年5月。佐野太は東京医大理事長から依頼を受けた。

 そのわずか2か月前。佐野太は「天下り問題」で厳重注意を受けていた。

 5月17日。朝日新聞が「加計学園獣医学部新設は総理のご意向」などと書かれた文科省の内部文書を暴露した。

 文科省に内部告発者がいたのだ。

5月22日。<辞任の前川・前文科次官、出会い系バーに出入り>という世紀のヨタ記事が読売新聞に掲載された。2017年5月22日は「日本のジャーナリズムが死んだ日」として記憶されるべきだ。

 5月25日。「天下り問題」で辞任したばかりの前川喜平・元文科省事務次官(文科省トップ)が記者会見を行った。

「これらの文書につきましては、私が実際に在籍中に共有していた文書でありますから、確実に存在をしていた」

「あったことをなかったことにすることはできない」

「行政が歪められた」

 前川喜平が文科省トップのとき、佐野太は文科省官房長だった。佐野は、前川以上に、加計学園問題に直面した安倍晋三と官邸の動きを知る立場にあった。

 何事もなく、仕事をこなしていけば、佐野太には文科省トップに上り詰めるチャンスがあった。

 もし、私が佐野太の立場だったら。

 検察についての記事を書いている今、私はどんな微罪も犯さぬよう、気をつけながら生きている。

 2017年5月。佐野太は、東京医大理事長に言った(と検察とマスコミは主張する)。

「うちの息子を裏口入学させてくれたら、補助金対象校にするよ」

 こんなヨタ話を信じるバカがどこにいるのか!?

<関係者によると、佐野前局長に選定を依頼した同大関係者は高齢のうえ贈賄を認めているため、在宅での捜査を続けるという。>(朝日新聞 7月5日)

 これは「法治国家の報道」なのか?

 東京医科大学の白井正彦理事長(77歳)は現役トップに君臨し、ガンガン稼いでいるのだ。

「理事長は年がいっていてかわいそうだから逮捕しないんですよ。わかってくれます?」

 わかるわけがない!!

 検察は、安倍晋三の「司法改革」の総仕上げ、日本史上初の「司法取引」をこの事件で実験しようとしているのだ。

「息子を裏口入学させた文科相幹部58歳 逮捕 有罪」

「見返りに3500万円を懐に入れた“かわいそうなお年寄り”77歳 不起訴」

「それでいいのだ!」と言うバカボンのパパはコメントをください!!

 東京地検特捜部は、新聞に書かれているような事実だけでは、とても法廷を維持できない矛盾だらけの容疑で佐野太を緊急逮捕した。

 権力べったりの産経新聞を読んだ安倍晋三信者も「なんか、これ、おかしくねえ?」と思い始めたとき。

 法務省は「オウム事件死刑囚7人同日殺害」を命じた。

 昨日までのニュースを吹っ飛ばす爆弾だった。

(つづく)

Photo

オウム真理教 第7サティアン

地下鉄サリン事件の数か月前から交渉を始め、私はこの建物に入り取材するはずだった

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