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2018年6月 9日 (土)

明治維新を起こしたのは薩摩・長州の多重債務者の群れだった ロスチャイルドが仕組んだ「廃藩置県」≒「借金帳消し」計画

 1860年。中国へのアヘン密輸を主業務とする英国「ジャーディン・マセソン商会」横浜支店が開店した。

 そのわずか3年後の1863年8月。「最も太い日本人顧客」が店を訪れる。

 弱冠26歳の長州藩士、井上馨は、ポンと12万ドルを支払い、鉄製蒸気船「壬戌丸」を購入した。

 長州の農民たちはどう思っただろうか?

 1831年。長州藩の専売制強化(お上による生産物泥棒)に怒った農民など15~20万人が立ち上がった。長州天保大一揆は徹底的に弾圧され、死罪10名、島流し26名、死者の数は不明だ。

 このとき長州藩の負債は銀8万貫を超えていた。

「天保の改革長州版は俺がやりとげてみせる」

 そう豪語する経済官僚、村田清風が権力の階段を昇りつめた1838年。長州藩の負債は9万貫に増えていた。

 1843年。村田清風は完全な禁じ手を繰り出した。その法律の名前は「三七カ年賦皆済仕法」。長州藩の家臣のみ、商人からの借金は37年間「利子だけ払い続ければよい」という詐欺、借金踏み倒し法だ。

「元本はどうやって返すの?」

「37年後には俺は死んでいるよ」

 長州藩の「勤王の志士」たちは、実のところ多重債務者の群れであり、中級武家出身の井上馨も例外ではなかった。

 壬戌丸購入のわずか4ヵ月後の1862年8月。攘夷テロ計画発覚で謹慎中だった井上馨は家を飛び出し、高杉晋作、伊藤博文らとともに高輪の英国公使館を焼き討ちにした。

 英国公使館は出来上がったばかりで入居者はいなかった。闇に紛れて無人の建物に火を放ち、現在の芝公園あたりの飲み屋に逃げ込み、「やった! やった!」と叫び、どんちゃん騒ぎをやらかしたというのだ。

「アヘン戦争の元凶」「アジアの敵の中の敵」英国ジャーディン・マセソンに12万ドルを差し上げ、4ヵ月後に英国公使館に放火?

 水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男だって、これほど筋の通らない行動はとらないだろう。

 原田伊織のベストセラー『明治維新という過ち』(講談社文庫)の説に従うならば、安倍晋三は<日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト>の末裔なのだ。「無茶」「筋が通らない」は、この一族のお家芸か?

 そのわずか半年後の1863年6月。この暴走族みたいな「英国の敵」が、ジャーディン・マセソン商会所有の商船「チェルスィック号」で英国に密航するのだから、井上馨の経歴は摩訶不思議を通り越している。

井上馨ら「長州ファイブ」(遠藤謹助、山尾庸三、伊藤博文、野村弥吉)は英国に上陸すると、真っ先にイングランド銀行に赴いた。

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映画『長州ファイブ』左から2番目が北村有起哉演じる井上馨 五十嵐匠監督は私の同級生(←余談)

このときのイングランド銀行のボスは「理事」アルフレッド・ド・ロスチャイルド。ジャーディン・マセソンの麻薬密輸ビジネスに巨額の資金を貸し付けたのもロンドンのロスチャイルド家だ。

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アルフレッド・デ・ロスチャイルドの肖像画

「長州ファイブ」のイングランド銀行視察。この場面にこそ、明治維新という「解せない話」の謎を解く鍵がある。

 長州征討「幕府軍15万vs長州軍3500」の戦いで、なぜ、長州軍は勝利したのか?

 上から下まで借金まみれの長州藩がなぜ、最新型ライフル「ミニエー銃」購入のために現在価格150億円もの巨費を用意できたのか?

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 ミニエー銃4300挺を長崎に運んだ英国戦艦「ユニオン号」は、名義上、薩摩藩が購入した「桜島丸」として「丸に十文字」の薩摩藩旗が掲げられたが、長州では「乙丑丸」と呼ばれた。

 薩長同盟とはなんだったのか?

 幕末の薩摩藩の財政は、長州藩よりもはるかに深刻だった。

 1800年。100万両だった薩摩藩の債務は、1827年533万両に達した。

 人口の5%を占めるに過ぎない「まったく働かない軍隊」武士階級が、他の95%が生み出した生産物、富を支配したのだから、これこそが、「江戸250年の平和」の帰結だった。天下泰平ゆえ、武士がよその土地の富を強奪することもできない。

 薩摩藩の収入は年間14万両程度。しかし、利払いだけで年間最大80万両に達する完全な破たん状態に陥った。

 薩長同盟の長州は、

「家臣のみ37年間、利子だけ払えばよろしい」

 薩長同盟の薩摩は、

「今年の利子も払えない」

 1838年。薩摩藩の「財政改革担当」家老となった調所笑左衛門は、それこそ、笑うしかない解決策を編み出した。

 商人を刀と軍勢で脅し、

「借金を無利子250年の分割払いにせよ!」

 無理! 逆ギレにも程度いうものがある!

 イングランド銀行の重役室で、井上馨とアルフレッド・ド・ロスチャイルドは、日本の支配層が陥った惨状を一気にご破算にする計画を練り上げた。

 明治新政府が発足すると、井上馨は首相の椅子などには目もくれず、初代造幣局知事に就任した。

 紙幣を印刷する権利を真っ先に押さえたのだ。

 ロスチャイルド家のビジネスは退屈なほど一貫している。

「戦争を始める両国に金を貸し(両張り)、勝った国の紙幣印刷機を手に入れる」

(つづく)

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