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2018年4月 7日 (土)

安倍晋三家の金庫には「満蒙開拓団8万人の死」が眠っている 満州からイラク、南スーダンへ 闇に消える戦争の記録

<名にかへてこのみいくさの正しさを来世までも語り残さむ>

岸信介 東京裁判直前の歌

「ソ連侵攻当日の朝、関東軍の官舎はもぬけの殻だった」

関東軍憲兵 菅原幸助

「全国の隊員諸君。文書が適切に管理されているのか、もう一度、確認していただきたい」

小野寺五典防衛相 自衛隊幹部約1000人への訓示

 

「関東軍の引っ越しのために特別列車を作った」(元満鉄職員・福島功夫さんの証言 NHK『取り残された民衆』2006年8月9日放映)

 1945年8月9日。満州国の首都にあった新京駅から特別列車が出た。

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新京駅

「貨車が14台、客車は4台ぐらいだった」

 貨車14台に対し、人間を運ぶ車両はたった4台?

 14台の貨車に詰め込まれたのは、関東軍司令部から運び込まれた大量の書類だった。

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天守閣がそびえ建つ関東軍司令部

 ソ連侵攻の約1時間後、午前2時に関東軍憲兵だった菅原幸助さんは叩き起こされた。

「これより避難列車の警護を行う」

 集められた8名の顔ぶれを見て菅原さんはピンときた。

「ロシア語、中国語、朝鮮語に堪能なやつばかりだ」

 出発前に発せられた上官の言葉は360度どこからどう見ても異常なものだった。

「武器で戦ってもダメだ。道中の問題は金で解決せよ。金はうんと積んだから、いくら使ってもいいよ」

 関東軍は特別列車にトランクを運び込んでいた。

「トランク8つぐらい。中身はすべて100円札だった」

 その後、満州各地の駅を出発した避難列車からは、軍人、軍属、満鉄関係者以外の日本人が叩き出された。子ども、老人も引きずられていった。

 満州で8万人が死んだ。

 これは、東京大空襲、広島への原爆投下、沖縄戦をしのぐ最大の民間人犠牲者数だ。

 彼らに墓はない。

 

 満州大虐殺6年前の1939年10月。満州から帰国の途に就いた岸信介(当時、満州国総務庁次長)はこう語っている。

「政治資金は濾過機を通ったきれいなものを受け取らなければいけない。問題が起こったときは、その濾過機が事件となるのであって、受け取った政治家はきれいな水を飲んでいるのだから関わり合いにならない。政治資金で汚職問題を起こすのは濾過が不十分だからです」

 1945年8月15日。玉音放送が流れたが、満州での虐殺は激しさを増していた。東条英機内閣商工大臣を辞職した岸信介は帰郷していた山口市でGHQに逮捕された。

 それでもなお、岸信介は「戦争は正しかった」と言い張った。

「侵略戦争という者もいるだろうけれど、われわれとしては追い詰められて戦わざるを得なかった、という考え方をはっきり後世に残しておく必要がある」

「終戦後、各方面に起こりつつある『戦争を起こした事が怪しからぬ事である』との考え方に対して、あくまで聖戦の意義を明確ならしめねばならぬと信じた」

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岸信介 この写真は東条英機ら7名のA級戦犯が処刑された翌日に撮影された 隣は実弟の佐藤栄作 1948年12月24日

 私たちは何に支配されているのか?

 やつらは8万人を見殺しにして、「札束と戦争の記録」を満州から持ち帰った。その金は今も安倍晋三家と自民党の金庫にある。

 自衛隊が海外派兵されると、「戦争の記録」である日報が闇に葬られた。

 1960年6月15日。岸信介首相を33万人のデモ隊が包囲した。デモ隊は門を叩き壊して国会内に侵入し、樺美智子さんが亡くなった。

 その5年後に刊行された『あゝ、満州 国つくり産業開発者の手記』(満州回顧集刊行会)で岸信介はこう書いている。

<民族協和、王道楽土の理想が輝き、科学的にも、良心的にも、果敢な実践が行われた。それは正しくユニークな近代国家つくりであった。直接これに参加した人々が、大きな希望のもとに、至純な情熱を傾注しただけはなく、日満両国民は強くそれを支持し、インドの聖雄ガンヂーも遥かに声援を送った。当時、満州国は東亜のホープであった。>

 孫の安倍晋三は、国会を包囲した数万人の怒号の下、戦争法案を強行採決した。

 デモ隊の最前列に元自衛官の故・泥憲和さんがいた。

「突然、飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

 いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。

 いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。

 なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。 縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、 安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。 君たち自衛官も殺されて来い、というのです。 冗談ではありません。 自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。 なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。 自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。 見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか」

「安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしい、といいました。皆さん、これ、まったくのデタラメですからね。 日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。 そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。 アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助する、と書いてますよ。

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安倍晋三の集団的自衛権「うそっぱち」解説

 ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。 米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。 自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。 そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。 どうしたと思いますか。 軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。 そういうものなんですよ、戦争というのは」

「みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、 この国の主人公は内閣と違いますよ。 国民ですよ。 みなさんですよ。 憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか」

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