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2017年12月24日 (日)

すべての馬たちへメリークリスマス その他の競馬予想

中山10レース フェアウェルステークス

 
単勝⑮
 
馬単⑮ー⑧④⑥⑪⑬
 
9レース グッドラックハンディキャップ
 
単勝⑪
 
馬単⑪ー⑩④⑦⑫⑭
 
阪神10レース 江坂特別
 
単勝①
 
馬単①ー⑧⑩⑥
 
9レース 千両賞
 
単勝①
 
馬単①ー③⑥⑨
 
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さあ!さあ!さあ!有馬記念でメリークリスマス!!

 武豊騎手が1枠2番ゲートを引き当てた。

 神の手?
 
 いいや、「会の意向」だ(←本当か?)。
 
 群れの「ボス」キタサンブラックに圧力がかけられそうな馬はすべて外枠に。
 
 前日、23時40分現在、②キタサンブラックの単勝オッズは1・8倍!?
 
「最大多数の幸福な聖夜」というJRAの演出だ(←本当か?)。
 
 イブに「まつり」は似合わない。北島三郎師匠の「ホワイト・クリスマス」を聞いてみたい気はするけどね。
 
 ②が勝てば、「非社台」の場産地も盛り上がるし。
 
 Drコパさんのコパノリッキー、北島師匠のキタサンブラックが、ともに日高町のヤナガワ牧場生産馬というのも「会の演出」に思えてくるよね。
 
 で、展開はどうなるの?
 
 かつて、有馬記念はテンの3ハロン目でペースが下がらず、JCとはまったく違う競技となり、ディープインパクト、ブエナビスタなど「狂気のキレを持つ最強馬」が負けるレースだった。
 
 武騎手は身に染みているはず。
 
 ②キタサンブラックの逃げ。圧力はどこにもない。
 
 300メートル走ると、武騎手がペースを落とし、キタサンブラックにしっかり「息を入れて」あげる。
 
 有馬記念を「普通の競馬」へと修復する。
 
 そのまま1ハロン13秒台まで落としても「誰も仕掛けてこない」と武騎手は思っているはずだ。
 
 世界で一番馬券が売れるレースで「アクシデントの原因」を作りたいジョッキーなどいない。
 
 リードを広げる必要もない。ビシッと折り合って最短距離を走るのみ。
 
 今年は芝の内側の痛みも少なそう。
 
「演歌の花道」完成!?
 
 いえいえ、有馬記念はそんなに甘いもんじゃないと思う。
 
 同じ年に天皇賞(秋)と有馬記念を制した馬は、なんと13年前、2004年のゼンノロブロイ以来、一頭もいないのだ。
 
 じゃあ、天皇賞(秋)をパス、JCで強い勝ち方をした⑩シュヴァルグラン?
 
 JC、有馬記念を連勝した馬は、2006年のディープインパクト以来、一頭もいない。
 
「シュバルグランの強さはディープインパクト級」って言う人はあんまりいないと思うし、飲み屋のカウンターでうなずく人は皆無だろう。
 
 2017年。最も強い勝ち方をしたのは、宝塚記念の⑫サトノクラウンだ!(←本当か?)
 
 私はそう思う。いや、そんなような気がしないでもない。
 
 有馬記念はまず「一番好きな馬」を買う。
 
中山11レース 有馬記念
 
単勝⑫
 
馬単⑫ー⑭⑩⑬②⑥
 
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 これで筆をおけば気持ちいいのだが……。
 
 JCの夜。私は実に悩ましい体験をした。
 
「サトノクラウン!! なぜ惨敗!?」
 
 やけ酒あおって調べた結果。
「やや重以下の荒れた馬場で初GⅠ勝ちした馬は、その後、まったく勝てなくなる」
 
 いくらさかのぼっても「復活した馬」に出会えないのだ。
 
 枠順だけではない。堀亘行先生が追い切りの日、コースを変えるなど、伝わってくるニュースに「買いの要素」はほぼゼロ。
 
 馬単は「フレッシュな馬」からもう一本の網をかけることにした。
 
馬単⑭ー⑫⑩⑬②⑥
 
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2017年12月 3日 (日)

チャンピオンズカップで万馬券!!

中京11レース チャンピオンズカップ

 
単勝⑦
 
馬単⑦ー⑬⑨④⑫⑪
 
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秘密結社「頭蓋骨と骨(スカル・アンド・ボーンズ)」が生んだプロパガンダの怪物ヘンリー・ルースと雑誌『タイム』物語 日本人大量虐殺の真犯人は誰だ!?

 1920年。『タイム』『ライフ』『フォーチュン』を創刊した「雑誌王」ヘンリー・ルースがイェール大学を卒業した。

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「もっとも聡明な学生」

 という称号とともに、ルースは友愛組織「ファイ・ベータ・カッパ」と秘密結社「頭蓋骨と骨(スカル・アンド・ボーンズ)」に入会した。

 この大学秘密結社は、「息子」ブッシュ大統領が所属していたことで有名になったが、「頭蓋骨と骨」を犯罪組織のように語るのは不正確だ。「秘密」結社なんだから、その真実を知る外部の人間はほとんどいない。

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クリスティオークションに出品されたといわれる大学サークル「頭蓋骨と骨」の投票箱

 たどれるのは、ルースに流れた「カネ」だけだ。

 イェール大学を最高の成績で卒業したルースは、こう考えた。

「頭蓋骨と骨の人脈を当たれば、雑誌『タイム』を創刊する資金は簡単に集められる」

 甘い考えだった。

 ルースより成績が悪かった同級生、先輩たちはこう言ってルースを蔑んだ。

「ウォール街に来れば確実に稼げるのに、ルースは雑誌という客商売、ギャンブルをやるという。私たちはギャンブラーに投資しない」

 雑誌『タイム』への最初の投資者は、モルガン財閥系企業共同経営者の息子、ハリー・ダヴィソン。次にさらに多くの金を投じたのがモルガン財閥系の銀行家、ドワイト・モローだった。

 モルガン財閥はこのとき、全米トップのコングロマリットではなかった。

 1920年代末、世界大恐慌が起きると、ヘンリー・ルースは高級紙を使ったバカ高い値段の雑誌『フォーチュン』を創刊した。

「アメリカで最も優秀な人間は、ビジネス界の人間である」

 5人にひとりが失業者だった巷で、ルースの宣言を真に受ける人間は誰もいなかった。ルースは「ビジネス文芸を目指す」とも語っている。

 とんでもないよ!!

 世界大恐慌時、モルガン財閥は、紙切れと化した株券を買いまくり、大企業だけで444社を支配下に置いた。全米上位企業200社の半分近くをモルガン財閥が支配したのだ。

 雑誌『フォーチュン』の最大のウリは、世界企業ランキング「フォーチュン400」だ。

 雑誌『タイム』の株による集金システムを作ったのは、投資信託銀行家のジョン・ウェスリー・ヘインズ。この男、第二次大戦の戦時大統領ルーズベルトの元、財務長官に収まっている。

 日本人を大量虐殺して、最も多くの札束を得たのがモルガン財閥だ。

 窓のない部屋で週2回の会合を開く「大学サークル」を「頭蓋骨と骨」と名付けた大金持ちの息子の心根を想像してみてほしい。

 死体≒札束?

 ヘンリー・ルースの「雑誌王」への階段の1段目には、捨てられた株券が詰まっていた。2段目には焼き殺された日本人。3段目は札束だ。

<アメリカの覇権を拒むものなど誰もいない。><20世紀はアメリカの世紀だ。>(ヘンリー・ルース 1941年)

 こいつが「雑誌王」になる前、「活字の王」は誰だったのか?

 19世紀、米国で最も多くの人に読まれた本は、奴隷制度を糾弾するハリエット・ビーチャー・ストウの『アンクル・トムの小屋』だった。

 2番目のベストセラーは、エドワード・ベラミーの『かえりみれば』。紙幣も硬貨もなし。失業なし。45歳定年制。最も嫌われる仕事は1日数十分の勤務で頭脳労働者、芸術家と同賃金……などなど、社会主義ユートピアを描いたこの小説を、ゼネストに参加した労働者だけではなく、中産階級の人々もむさぼり読んだ。「こうすりゃいいんじゃねえの?」と誰もが思ったからだ。

 アーネスト・ヘミングウェイが「あらゆる現代アメリカ文学は、『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する」と称賛したマーク・トゥエインは、米軍のフィリピン、プエルトリコ侵攻に激怒し、「アメリカ反帝国主義連盟」に参加していた。

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ハックルベリー・フィンの冒険

 ありとあらゆる活字が、戦争と差別に反対していた。

 アンクル・トム、ハックルベリー・フィン殺害のため、プロパガンダは誕生したのだ。

 雑誌『タイム』は、黒人容疑者を「黒い低能児」と書いた。何度も何度も。

 キューバ危機からJ・F・ケネディ暗殺へと至る激動の時代に、ヘンリー・ルースはこんなメモを残している。

<私は期待している。南米に関する我々の政策と批判についての有意義な研究の力を発揮してもらいたい。ここで、私の言う“我々”とは、アメリカ合衆国とタイム社の両方を指す。>(1963年)

 帝国と雑誌ジャーナリズムは「双子の兄弟」として誕生した。

(つづく)

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