!!大拡散希望!!安倍晋三の公金横領「ボーイング事件」日本→米国「底なし沼送金装置」E―767の深い闇
1991年。ボーイング社は新型早期警戒機E―767を米軍に提案した。
米空軍の回答はおそらくこうだ。
「これ、ジャンボジェットにレーダーを載っけただけじゃん」
「残念な自衛隊機」E―767
「でかすぎる! レーダーを乗っけた軍用機が敵のレーダーに丸映りして、どうすんの?」
「でかすぎて、空母に着陸することができない」
「いや、その前に、でかすぎて、ほとんどの米軍基地に着陸できない」
「早期警戒機ならノースロップ・グラマン社のE―2ホークアイがあれば充分に任務を遂行できる」
残念な軍用機の典型。米軍だけではなく、どの国に売り込んでも同じ反応だったはずだ。
さて、どうしましょう?
1992年9月。日本の防衛庁は防衛費の概算要求ができなかった。
「ボーイング社から早期警戒機を購入する」ことは決定事項だったが、ボーイング社が提示した値段を聞いて日本人は腰を抜かした。
1機625億円。
ありえない値段である。
ボーイング767の「現在価格」は約157億円。窓をなくし、レーダーを乗っけ、アンテナ、通信機器などを積んだだけなのに625億円!?
日本側の見積もり。
1機350億円。
折り合うはずがない。
当時の世界情勢は?
冷戦が終わり、ソ連という敵が消えた。米国内では「巨額になりすぎた軍事費を民間への投資に回せ」という声が渦巻いていた。
「米国が抱える最大の脅威は日本の経済成長だ。戦争を放棄した日本は、税金をがんがん民間へ流すことができる」
「米国が現在の軍事費を維持するなら、ローマ帝国のように崩壊するだろう」
ソ連という敵がいなくなったのだから、沖縄に米軍が駐留する意味もほぼなくなった。
1991年。湾岸戦争時。今となっては信じがたいことだが、公明党が宮澤喜一内閣に以下の要求を出した。
「防衛費を1千億円削減せよ」
1992年6月。PKO法案の審議は大もめとなった。
社会党、共産党が徹底的な牛歩戦術をとる。
社会党と社民連の議員が全員、辞職願を議長に提出。議長が受理すれば、解散総選挙となっていた。
「護憲」「生活大国」を掲げた宮澤喜一は自民党ハト派を代表する人物である。
そんな時代に、1機625億円もする軍用機を米国から買う!?
ボーイング社の「自国」米軍が「買わない」といったダメ航空機を!?
なぜ、反対運動が起きなかったのだろう?
1992年9月。さすがに「ヤバい」と思ったのか、ボーイング社は突如、こう言い出した。
<「100億円引き525億円でいかが」>(朝日新聞 1992年9月15日の見出し)
……それでも高すぎだよ!!
1992年11月28日。これまた「今となっては信じがたい」見出しが朝日新聞1面に掲載された。
<中期防減額、6000億―9000億円>
<来年度防衛費 伸び、1%台に圧縮>
宮澤喜一は「日本の軍縮」に取り組んでいたのだ。
声を大にして言いたい。
自由民主党がヤバいわけではない。
安倍晋三個人がヤバいのだ。
さらに、数週間もめにもめた末……。
<中期防、5800億円を減額 F15や戦車など削減 政府決定>(朝日新聞の1面見出し 1992年12月18日)
ところが……。
<「AWACS(E―767)4機で2280億円」>
<買う必要あるの?>
<増税分、軽く突破>(毎日新聞 1992年12月18日)
なぜだ!? なぜ、使い物にならないダメ軍用機だけが生き残ったのか?
記事によると、ボーイング社の要求はむちゃくちゃだった。
「ボーイング707が売れなくなったんで、生産ラインを閉鎖しました」
ん? 707? E―767とは無関係じゃん!
「E―767は707の生産ラインを復活させて作りますので、割増しになります」
<「筋違いの要求。殿様商売だ、ふざけるな」と、防衛庁が威勢よくけとばしたのは昨年の話。>
2012年1月。現場が「いらない」と言うと、「父」ブッシュ大統領が飛んできた。
<ブッシュ大統領が来日した際の東京宣言(アクション・プラン)に、AWACS購入が明記された。>
どんな「脅し」があったのか?
宮澤喜一と「父」ブッシュ
E―7671機の値段569億8000万円があれば、ベトナム戦争でその能力が証明されたE―2C(86億円)を6機買うことができたのだ。
米軍の主力早期警戒機E―2
田中角栄は「米航空機購入」スキャンダルで総理の椅子から引きずり降ろされ、自伝も書けない体となった。
宮澤喜一は87歳の天寿を全うした。
そして、「2012不正選挙」。
安倍晋三の「公金横領」が開始された。
2016年。日本の防衛予算。
<早期警戒管制機E―767 能力向上 61億円>
どこをどう改良して能力を向上させたのか!?
いや待て。改良したって使い物にならないことに変わりはない!
さらに、信じがたい記述がある。
<早期警戒機E―2D 1機 260億円>
究極のヨタ話だ。
E―2Dがあれば、E―767はいらない!!
即刻、お払い箱だ!!
2017年。日本の防衛予算。
<グローバルホーク 1機 168億円>
無人機グローバルホークがあれば、E―2Dもいらない!!
強烈な放射線のなか、東電福島第一原発上空を数百回も飛行したといわれているグローバルホーク
米国では、有人早期警戒機は次々に廃止され、グローバルホークに置き換えられている。
なのに……。
<E―767 能力向上 2機 220億円>
……(腰が抜けた)。
北朝鮮のミサイルの脅威が急速に高まる中、「E―767が働いた」という話があるのなら、是非、教えてほしい。
福本信行のマンガ『カイジ』に「沼」という名のパチンコ台が出てくるが、あれといっしょだ。
世界に4基だけのダメ軍用機が、私たちの財布からお金を盗み、シカゴのボーイング社に送金を続けている。
日本→米国「底なし沼送金装置」E―767は、静岡県浜松市西区西山町無番地にある格納庫で眠っている。
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