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2017年9月 9日 (土)

<ウェスチングハウスは合理的な原発建設計画を持っていない><商業的モチベーションがない>VCサマー原発 暴露された「ベクテル極秘報告書」の衝撃

 9月4日。サウスカロライナ州サマーヴィルのレストラン。
 国営電力会社「サンティ・クーパー」の法律顧問が書類を取り出した。
「機密」「弁護士・クライアント特権」と書かれた文書を受け取ったのは、ヘンリー・マクマスター知事の事務所スタッフだ。
 知事は警告していた。
「サンティ・クーパーは州が所有する会社だ。監査に応じなければ、理事全員をクビにする」
 
Photo
 
ヘンリー・マクマスター知事とトランプ大統領
「トランプ氏は時代が待ち望んでいた候補者だ」
この発言にマクマスター支持者の多くが腰を抜かした
 
 噂にすぎなかった「極秘レポート」が暴露された。
 レポートを書いたのは、米政府に数多くの閣僚を送り込んできた「世界最大の非公開企業」ベクテル。
 原発建設現場に入ったベクテル社員が目の当たりにしたのは……。
<ウェスチングハウスは合理的な建設スケジュールを持っていない。>
<原子炉の設計自体に建設的ではない部分が多々ある。>
<請負業者には、原発建設を完成させるために必要な商業的なモチベーションがない。>
<プロジェクトの成功に不可欠なプロジェクト管理の統合に欠けている。>
<共有されたビジョン、目標、説明責任が欠如している。>
<プロジェクトは重大な問題に直面している。>
 ベクテルが、原発を所有する企業「スキャナ」「サンティ・クーパー」に報告書を提出したのは2016年2月。ふたつの会社は、その3か月後に8億ドルの予算増額を規制当局に要請している。
 まったく仕事をしないウェスチングハウス、ストーン・アンド・ウェブスターを切ることもなく。
 ベーカリー・インディペンデント紙のコラムニスト、フィル・ノーブルの記事は怒りに満ちあふれている。
<スキャナ、サンティ・クーパー、「ベースロード・レビュー法」を作った政治家たちは、「責任はお前らにある」と互いにののしり合っているが、彼ら全員の手は汚れている。>
<きれいな手の人たちは、今後一切、お金を払う必要はない。>
<電気料金を2007年のレベルに下げるべきだ。>
<原発所有企業の取締役、上級管理職は全員が辞任し、2007年以降に受け取ったボーナス、ストックオプションをすべて返還すべきだ。>
<私たちは90億ドルのスキャンダルの「始まりの始まり」にいる。>
 VCサマー原発に関する訴訟は、少なくとも3件がすでに始まっている。巨大化は必至だ。
 突如「引退する」と言い出し、年間80万ドルの年金が非難の的となっているサンティ・クーパーのロニー・カーターCEOは議員に対し次のように証言している。
「プロジェクトに対し、最初の疑念を抱いたのは2013年」
 そのころ、東芝は、投資家に対し、どんな説明をしていたのか?
「東芝は逃げ切れる」と考える人はそうとうな楽天家だ。

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