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2017年9月18日 (月)

電力会社トップが「原発建設続行」を議会で強く主張!?「私たちは間違いを犯しましたか?」ケビン・マーシュ「スキャナ」CEO「ベクテル極秘報告書は、とても、とても、厄介だ」原発推進派弁護士

「私たちが結果を変える重大な間違いを犯したとは思わない」(VCサマー原発所有企業「スキャナ」CEO ケビン・マーシュ)
 狂っている、と言う他ない。
 9月15日。サウスカロライナ州議会聴聞会で電力会社トップが突如、「原発建設を続行する」と言い出した。
 7月29日午前11時。彼らは銃を持った警備員を使って、原発建設作業員を現場から追い払った。そのわずか1ヵ月半後……。
「公共事業体は何も間違っていない。誰ひとり、クビにすることはできない」
 むちゃくちゃだ。
「プロジェクトの失敗は、3月に破産したウェスチングハウスの責任だ」
 2016年7月1日、75・63ドルだったスキャナの株価は現在、59・84ドルに暴落。ところが、破産の淵にいるスキャナのケビン・マーシュCEOは、2016年に「成功報酬」約1億5000万円を受け取っている。
「私たちは間違いを犯しましたか? この大きなプロジェクトで。“あなたが”間違いを犯そうとしているのです」
 マーシュはすべてを「人のせい」にした。
「私たちは契約を変更し、コストを抑制した」
 あきれ果てて、言葉も出ないよ。
 この公聴会の議題、最大の問題が、その契約変更の時期と内容なのだ。
 2013年。サウスカロライナ州VCサマー原発のユーティリティー(公共事業体)は、原発建設の遅れについて、建設会社「ベクテル」に調査を依頼した。
<ウェスチングハウスは合理的な建設スケジュールを持っていない。>
<原子炉の設計自体に建設的ではない部分が多々ある。>
<請負業者には、原発建設を完成させるために必要な商業的なモチベーションがない。>
 スキャナが「ベクテル極秘報告書」を受け取ったのは2016年2月。そのわずか3ヵ月後の5月26日。ユーティリティーは東芝との新しい契約を公表し、新たに建設費5億500万ドルの上乗せを公共サービス委員会に申請した。「さらなる原発建設費を住民から徴収することを認めてくれ」ということだ。
<固定価格オプション契約を有効にし、プロジェクトの残りのコストが固定されるよう契約を変更する。>
 しかし、スキャナのプレスリリースには、ウェスチングハウスの問題点について一言も触れていない。
<「二つの新しい原子力発電所の建設は進歩を続けている」とスキャナのチェアマン兼CEOのケビン・マーシュは述べた。><「これらのプラントを完成させることは、サウスカロライナ州の長期的なエネルギー需要を満し、清潔で安全で信頼性の高い電力を供給するために不可欠です。固定価格オプションは、将来のコスト上昇のリスクを制限することにより、顧客、投資家、および当社に大きな価値を提供します」>
 大ウソ。マーシュの犯罪は「ベクテル極秘報告書」が証明していた。
「この報告書は、とても、とても、厄介だ」
 とても議会証言とは思えない言葉を吐いたのは弁護士のスコット・エリオットだ。
 
Photo
 
大企業のために「原発を建設しなければならない」立場の弁護士、スコット・エリオットが、原発を所有する電力会社と「対決」したサウスカロラナイ州議会聴聞会 茶番の極み
 
「報告書は少なくとも過去2年間の間にユーティリティーが行ったすべての決定について疑問を投げかけている」
 この発言を見てもわかるように、エリオット弁護士は「原発所有企業を追求するために」議会に呼び出された。ところが、エリオット弁護士は「もっと大きい電力が必要だ」と主張し、原発建設を推進してきた大企業連合「サウスカロライナ・エネルギー・ユーザー委員会」の代理人でもある。
 米国原子力マフィアの一員であるゆえ、エリオット弁護士は、とんでもないことを言い出した。
「これは決して白日の下に晒されることがないようにデザインされていた」
「ベクテル極秘報告書」は公表さるべきではなかった、ということだ。「文書を公表したヘンリー・マクマスター州知事は間違っている」と断じたのだ。
「司法」を味方につけたマーシュは、議会で「寝言のみ」を繰り返した。
「これはsecret(秘密 隠し事)ではなかった。これはconfidential(機密)だった」
 ……(腰が抜けた)。何をバカなことを!!
「この報告書は、ユーティリティーが知っていたことのみにハイライトを当てたものだ」
「この文書は、私たちが知らなかったことを私たちに知らせるためのものではなかった」
……「知っていることを知るために」ベクテルに大金を支払う必要は何もない!!
 議会には、「マーシュを黙らせようとした」議員もいるにはいたが……。
「あなたは意味のあることを何ひとつ言っていないと思いますよ」(カークマン・フィンリー議員)
「電気料金支払った人は、どの時点で何らかの救済を得ていますか?」
「彼らは身を引くことができない。唯一の救済の道は引っ越しです」
「この事態を受け入れられますか? 一週間に3000万ドルをつぎ込むことは思慮深いことですか?」
 しかし、どの記事を見ても、議会の追及は甘い。その代表が、民主党・トッド・ラザフォード議員の次の発言。
<"If you all sit here and say that nothing was wrong or that this project was going along just fine and we wish we could continue building it but we're here looking at the numbering saying I don't know that we can trust y'all to keep building it,">
 どう訳せばいいの?
「もし、あなたがここに座って『何も間違っていない』と言うのであれば、あるいは、『このプロジェクトがうまくいっていた』というのであれば、私たちは建設が続けられればいいと願っているが、順番に言わなければならないんだけど、あなたが建設を続けることを信じることができるのかどうか、私にはわからない」
 この男もまた、原子力マフィアの一員。「電力会社の金庫を抱いて大統領になった男」バラク・オバマ、「元原発企業顧問弁護士」ヒラリー・クリントンとともに、「ベースロード・レビュー法」という天下の悪法を作り、原発建設推進に突き進んでいたのだ。
 
Toddrutherford
電力会社を追求しようとして意味不明の発言をしてしまった「オバマの友人」トッド・ラザフォード議員
 
 地元紙のコラムニストが激怒するのは当然だ。
<スキャナ、サンティ・クーパー、「ベースロード・レビュー法」を作った政治家たちは、「責任はお前らにある」と互いにののしり合っているが、彼ら全員の手は汚れている。>
<きれいな手の人たちは、今後一切、お金を払う必要はない。>(フィル・ノーブル)

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