勝利宣言! 私たちの脱原発闘争6年 米スリーマイル島原発1号機永久閉鎖! オバマ政権は2034年までの運転を認めていたが、電力オークション3連敗!
米国パリ協定離脱がビッグニュース!?
当然のこと。想定内。
なぜ、日本のテレビ、新聞は報道しないのか?
5月29日。米国最大の原子力企業「エクセロン」が、スリーマイル島原発1号機の永久閉鎖を表明した。
<連邦政府、州政府が原子力発電の利点に相応の補償を与えるエネルギー政策を取らないかぎり、2019年9月末ごろに永久閉鎖する。>
6日前の23日。
<ペンシルベニア州など米北東部を管轄する独立系統運用機関「PJMインターコネクション」が2020~2021年の設備容量確保のために実施したオークションでスリーマイル島原発は設備容量支払を受け取れなかった。>
電力オークション3連敗。
同日、トランプ政権は予算教書を議会に提出した。
<原子力予算を28・7%削減する。>
エクセロンは、ペンシルベニア州政府にも不満を表明した。
<州内の原発は同州における無炭素発電量の93%を賄い、3700万トンのCO2削減に貢献している。にもかかわらず、州政府が「代替エネルギー・ポートフォリオ基準」のなかで支援する16のクリーン・エネルギー源に原子力が含まれていない。>
スリーマイル島原発事故は、人類への最初の警告だった。
そもそも、メルトダウンを起こした原発が今も動いていることが異常だ。
2014年。バラク・オバマ政権は、スリーマイル島原発の運転期間20年延長を認めた。
なぜ?
投資銀行員だったバラク・オバマが政治家への道をためらっていたとき、
「今こそチャンスだ! 出馬しろ!」
そう言ったのが、当時の米国最大の原子力企業「コモンウェルズ・エジソン」の黒人経営者、フランク・クラークだった。
「オバマの右腕」ラーム・エマニュエル(現シカゴ市長)は、コモンウェルズ・エジソン、ユニコム、フィラデルフィア電力を合併し、エクセロンを誕生させた企業弁護士だった。
オバマの大統領選出馬時に選挙資金を担当したのは、エクセロン副会長のジョン・ロジャーズだった。
選挙参謀のジョン・アクセルロッドは、エクセロンのコンサルタントとして働いていた。
原発企業エンタジーの顧問弁護士だったヒラリー・クリントンは、エクセロンに対し、原発補助金を出すことを約束していた。
気候学など学んだことがないアル・ゴア元副大統領がなぜ、地球温暖化の伝道師となったのか?
私たちの脱原発闘争6年が、米国民主党「原発マフィア」をぶっ飛ばした。
スリーマイル島原発事故を予言した映画『チャイナ・シンドローム』より
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