米民主党議員「広島に原子力発電所を」法案提出の狂気 なぜ、原発再稼働なのか? 犯人の名は、シドニー・イエーツ
「これはドラマチックなキリスト教的隣人愛のジェスチャーだ」(トマス・マレー 米原子力委員会委員 1954年)
「我々は皆、大量虐殺の記憶を乗り越えることができる」
水爆実験。「ブラボー」。
第五福竜丸被ばく。
主婦たちが中心となって始められた核実験反対の署名運動。3200万人、日本の全人口の3分の1が署名した。
「ラッキー・ドラゴン5はソ連のスパイ船だ」(ルイス・ストロース 米原子力委員会委員長)
<多くのアメリカ人は今では、日本への原爆投下は必要なかったと気づいている。原子力の平和利用の手段を日本に提供すること以上に、良い償いの方法があるだろうか? アジアに広まっている、「アメリカは東洋を砲弾の餌食としか見ていない」という印象を払拭するのに、これほど良い方法があるだろうか?>(ワシントン・ポスト)
1955年。イリノイ州選出のシドニー・イエーツ「民主党」下院議員が、日本初の原子力発電所を広島に、世界で初めて原子爆弾を投下されてから10年足らずの都市に建設する法案を議会に提出した。
シドニー・イエーツとケネディ
(『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』ハヤカワ文庫より)
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