54億ドル「詐取」の次は37億ドル「脅迫」 ウラン採掘のためカナダの広大な山林を買ったアンソニー・ロスチャイルドの投資銀行が、東芝と大ゲンカ中の米電力会社「サザン」の助言者となった理由は?
<1952年にはイギリス首相ウィンストン・チャーチルの要請を受けて、カナダ・ニューファンドランドに1800万平方キロメートルという広大な土地を購入し、ブリティッシュ・ニューファンドランド(BRINCO)を創設して同地の資源開発を進めた。>(ウィキペディア「アンソニー・グスタフ・ド・ロスチャイルド」)
これは横山三四郎『ロスチャイルド家 ユダヤ国際財閥の興亡』(講談社)からの引用。
これが事実なら、なんと、日本の面積の47倍超だ。
この土地取引の最大の目的はウラン採掘。
<この事業は「今世紀この大陸における最大の不動産取引」と評された。帝国主義者であるチャーチルも大いに喜び、この事業に「偉大なる帝国の受胎」という名前をつけている。>
いったい、いくらのカネがロスチャイルド家の金庫から出て行ったのか?
このときのアンソニー・ロスチャイルドの肩書は、投資銀行「N・M・ロスチャイルド・アンド・サンズ」頭取。
65年後の今、東芝の前に突如、現れた投資銀行だ。ジョージア州ボーグル原発を所有する米電力会社「サザン」のアドバイザーとして。
ロスチャイルドと契約したサザンのトーマス・ファニング会長は、突如として、こう言い出した。
「東芝よ! 今すぐ37億ドル出せ!」
日本では「ロスチャイルド」と書いただけで陰謀論あつかいされるし、私自身も奇々怪々な話だと思うよ。
でも、カネの流れを見れば、すっきりと収まってしまう。
1998年。ウェスチングハウスをわずか12億ドルで手に入れたのは、英国核燃料会社だった。株の100%英国政府が持つ国営企業であり、この取引で損した企業はどこにもなかった。
2006年。英国核燃料会社はウェスチングハウスを東芝に転売して、54億ドルのカネを手に入れた。
このカネはどこに消えたのか、誰も知らない。
ウェスチングハウス売却のわずか3年後に英国核燃料会社はすべての資産を売り払い、今は影も形もないからだ。
すべてはロスチャイルド家の「債権回収」だった。
そう考えれば、つじつまが合ってしまう。
2011年3月14日。東電福島第一原発「東芝製」3号機が爆発。
ウラン価格暴落。
米国のウラン濃縮会社USEC破産。
現在までに世界で70基近い原発の閉鎖が決まった。
原子力にはもう明日はないが……。
支配層のささやき声が聞こえないか?
「さて、もう一度、東京浜松町に取り立てに行きますか」
「東芝をハメろ! 東芝の資産をすべて奪え!」
「ハメろってなあ、言葉が悪いなあ。東芝に責任を取ってもらいましょう」
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