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2016年10月 8日 (土)

「福島第一原発C排水路に水は流れていなかった」18日にわたる犯行についての東電のふざけた釈明

 2016年10月5日。東電福島第一原発C排水路。汚染水の全ベータが400Bq/Lを記録した。

 法定濃度超えの犯罪が18日目に入ったとき、東京電力は突如、報道配布資料を公開した。

<福島第一原子力発電所C排水路のモニタリング状況について>(10月7日)

 事故から5年半。なぜ、C排水路は突如、暴走を開始したのか?

 東電の説明は世にも奇妙なものだ。

 2016年4月。C排水路を流れていた水は、名前のない<新設排水路>に流れ込むようになった(らしい)。

 一体、何人の日本人がこの事実を知っているだろうか?

 9月上旬。発電所西側エリアより上流の水はすべて新設排水路へ流れるように切り替えが行われた。

 なぜ?

<C排水路の負担緩和のため>

 負担が大きすぎたから?

 違う。放射線連続モニターが設置されているのはC排水路のみ。24時間監視されているのはC排水路だけ、というずさんな体制が放置されたままなのだ。

「他の排水路にも連続モニターを設置しろ」

 原子力規制委員会のメンバーが何度も指摘してきたが、東電は頑として拒否してきた。当然、新設排水路に連続モニターはない。

 つまり、「連続モニターの警報が鳴ったら困るから」東電はC排水路の水を干上がらせようと画策したのだ。連続モニターが邪魔、ということ。

 結果、どうなった?

<切り替え以降、C排水路では事前の予想以上に流量が減少し、降雨が少ないと排水路内の水の流れがなく、降雨時に流入した水が滞留していることが分かった。>

 C排水路は水が流れていない!?

<側溝放射線モニタでは、滞留した水を繰り返し測定している状態となっている>

 東電は排水路に溜まった「同じ水」を測定し続けた!?

<そのため、定例サンプリングの至近の分析結果が約200~400Bq/Lで推移していたと考えられる。>

 真っ赤なウソ!! 究極のヨタ話だ。

「同じ水の測定結果」なぜ、激しい上下動を繰り返してきたのか?

 9月30日 95Bq/L

 10月1日 250Bq/L

Photo

 東京電力は、タンクから漏れた強烈な汚染水が海に流れ出したことを隠している。

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