福島第一原発C排水路の汚染水濃度急上昇は「流量が減少したから」という東電の説明は大ウソだ!! 流れる水の量は増えている! 数値を公表しない「新設排水路」は東京五輪強行のための「非栄光への架け橋」か!?
次のグラフで一目瞭然!↓
東電福島第一原発C排水路を流れる水の量は増えている。
なのに東電は次のように説明する。
「9月上旬に新しい排水路ができたので、C排水路の水の流れなくなった。滞留した水を繰り返し測っていたから数値が上昇した」
大ウソ。究極のヨタ話だ。
<新設排水路については、構内排水路全体の排水能力向上・排水路の負担分散を目的として設置。>(東電資料 2016年10月7日)
そもそも、「排水路を増やせ」という声を私は一度も聞いたことがない。規制当局、周辺の関係者は一度もそんなことは要求していない。
一貫して東電に要求していたのはこれだ。
「すべての排水路に放射線連続モニターを設置せよ」
<本年4月および6月に一部通水を開始し、状況を確認していた。>
状況を確認!?
新設排水路の汚染水データは、ただの一度も公表されていない!
<新設排水路の通水状況が確認できたことから、C排水路の負担緩和のため、9月上旬に発電所西側エリアより上流の水は全て新設排水路に流れるように、切り替えを実施した。>
C排水路の負担緩和!?
度重なる「タンクからの汚染水漏れ」事故を思い返せば誰にだってわかる。
東京電力とこの国が最も恐れている事態。
「汚染水タンクはいつか必ずぶっ壊れる」
C排水路は強烈な汚染水を溜めたタンク群のすぐそばを通っている。
タンクからの大量流出が起きたら、「C排水路にだけ設置された連続モニター」の警報が鳴る。汚染水の海への流出が全世界で報道される。
そんな国に来てくれるアスリートがどこにいる!?
「そうなったら困るので、タンクのそばに誰も監視しない新しい排水路を作れ!」
これこそが国家の意思なのだ。
まさに暗渠!
新設排水路は東京オリンピック強行のための「非栄光への架け橋」に他ならない。
| 固定リンク
« 10・16(日曜)新宿ソウルキッチンでソロライブをやります 一杯やりに来てくださいませ 出番は21時頃を予定 | トップページ | 万歳!ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞!!ムラカミ?ノー!!人生は騒ぎだよ! »
コメント