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2016年7月13日 (水)

増田寛也と原発「原発を動かしていくほかにない」「電力会社の体力もぎりぎりにきている」「再稼働はここでやらなければならない」

<考論>川内再稼働――私はこう見る 柳田邦男さん・村上達也さん・増田寛也さん国民の信頼感、醸成する努力を 元総務相・増田寛也さん
2015年8月12日05時00分 朝日新聞デジタル
< いまの選択肢では、原発を動かしていくほかにない。エネルギー状況を冷静に見ると、事故から4年がたって、電気料金が家庭用で25%、産業用で40%近く上昇した。温室効果ガスの排出量も著しく増えている。これをずっと続けていくのは難しい。
 省エネが進んで、電力に余裕があるじゃないかという意見はあると思う。私は電力会社の体力もぎりぎりにきているし、この先電気料金を下げなければ、じわじわと企業活動に影響が出てくるのではないかと懸念している。データをみるとやはり、再稼働はここでやらなければならない。
 再稼働に反対する意見は多い。「トイレなきマンション」と言われるように、高レベル放射性廃棄物の最終処分地が決まっていない。東京電力福島第一原発の汚染水対応や廃炉が確実に進んでいないことなども気になるだろう。
 こうした意見の全体に通ずるのは、原子力に関わる行政や事業者、学者もそうだが、国民との信頼感が欠如し、信頼の醸成までいっていないことがある。
 誰の責任で動かすのか、きちんとした姿が見えないというのはあるが、いまは事故から4年半。原子力に関わる人すべてで、そうした体制を整えていく途上なのだと思う。原発を動かす以上、信頼が醸成されるまできちんとした体制づくりに努力する必要があるし、終わりはない。それは、原発の安全性にも言えることだ。
 高レベル放射性廃棄物は地中深くに埋めるという技術は確立されているが、国民との信頼関係がないなかで、最終処分地を決めるのは難しい。でも、次世代に先送りするのではなく、いまから政府の「国が前面に立つ」方針を丁寧に説明して、信頼感が醸成されるよう誠実に進めるべきだ。(聞き手・大津智義)>
 
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