この1年、インド周辺では4回も大地震が起きている 東芝製原発は4年間大地震0の米国西部での建設を禁止されている 原発輸出はできない
2015年以降、インド周辺ではM(マグニチュード)6・5以上の大地震が4度も起きている。
2016年1月4日。インド北東部マニプール州インパールの西約30キロでM6・7の地震が発生。9人死亡、200人近くがけがをした。周辺では1950年にM8・6の大地震で約3000人が亡くなっている。
2015年12月7日。タジキスタンでM7・2。インドのニューデリーでも建物が揺れた。
2015年10月26日。アフガニスタンでM7・5。279人が死亡、1980人が負傷。インドでも多くの人が建物を飛び出し避難した。
2015年4月25日。ネパール地震。M7・8。8460人が死亡、2万人以上が負傷。インドでも倒壊した建物の下敷きになるなどして66人が死亡。
東芝がインドに原発を輸出する? 大地震で自社製原発を爆発させた東芝が?
東芝製原発建設候補地
このニュースは、インドに原子力規制当局が存在しないことを証明している。
東芝が以下のプレスリリースを公表したのは昨年12月22日なのだ。
<当社のグループ会社であるウェスチングハウス社は、今年の9月に耐震強化による変更内容をまとめたレポート(耐震オプションレポート)をNRCに申請しておりましたが、この度、アクセプタンスレビューが完了いたしました。これにより、NRCによる正式な調査が開始され、NRC承認後には、AP1000の適用地域の拡大が可能となります。>
地震の多いカリフォルニア州など米国西部での東芝製原発AP1000の建設は米国原子力規制委員会(NRC)によって禁止されている。
2012年5月以降、M6・5を超える地震はアラスカ州を除く米国周辺では一度も起きていない。
自国で禁止された原発を地震多発地帯に輸出する?
東芝に「企業の社会的責任」を尊重する気持ち、そのかけらでもあれば、インドに原発を輸出できるわけがない!
<東芝グループ経営理念
東芝グループは、人間尊重を基本として、豊かな価値を創造し、世界に人々の生活・文化に貢献する企業集団を目指します。
1.人を大切にします。
東芝グループは、健全な事業活動をつうじて、顧客、株主、従業員をはじめ、すべての人々を大切にします。
2.豊かな価値を創造します。
東芝グループは、エレクトロニクスとエネルギーの分野を中心に技術革新をすすめ、豊かな価値を創造します。
3.社会に貢献します。
東芝グループは、より良い地球環境の実現につとめ、良き企業市民として、社会の発展に貢献します。>
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