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2016年6月 9日 (木)

「東芝インドへ原発輸出」報道の虚妄 3万人のデモ隊 5百隻の船による海上封鎖 5年近く続くハンスト インド「地上最強の脱原発運動」

「東芝が原発をインドに輸出する」というウソが新聞各紙を賑わしている。

<原発 巨大市場争奪へ 米WHがインドに建設><WHの親会社 東芝再建に光明>(日本経済新聞 2016年6月9日)

 新聞報道を鵜呑みにした人たちにより、東芝の株価は5%も急騰した。

 しかし、東芝はプレスリリースを出していない。ウェスチングハウスからもアナウンスは何もない。

 この「ヨタ話」の発端は朝日新聞の誤報だった。

<東芝傘下の米WH、インドで原発受注の見通し 年明けに>(朝日新聞デジタル 2015年11月20日)

<(WHのダニエル・ロデリックCEOは)新原発の受注については「来年にはインドで6~12基の契約を結べるだろう」と述べ、来年1~3月には実現しそうな契約があると明言した。>

「原子力ムラのネズミ男」ロデリックのホラ話を書き写しただけのこの記事について、

「年明けはもう終わっている」

 私は何度も指摘してきた。

 なぜ、こんなに時間がかかったのか?

 そもそも、「原発の受注」はできたのか?

 正確な報道をしたのは原子力産業新聞だけだ。

<米国のB・オバマ大統領とインドのN・モディ首相は両国の6月7日付けの共同声明の中で、「民生用原子力分野における両国の10年もの連携が実を結び、インド国内で6基のウェスチングハウス(WH)社製AP1000の建設に向けたサイトの準備作業が始まったことを歓迎する」と発表した。>(6月8日)

 共同声明はまず、「ここまでたどり着くのに10年もかかった」と詠嘆。インド原子力発電公社とウェスチングハウスが話し合いを開始したことを「歓迎」しているだけなのだ。

<2017年6月までに契約協定の最終決定を目指して協力していく>

「受注」が実現するのは、すべてがうまく運んで来年6月だ。

 インドに「地上最強の脱原発運動」が存在することに触れているのも原子力産業新聞だけ。

<2009年にはインド内閣が、西海岸グジャラート州のミティビルディをWH社製の100万kw級PWR×6基用に><暫定指定した。>

<WH社製AP1000の建設サイトについては、現地の反対運動を受けてアンドラ・ブラデシュ州に変更されたとの報道もある。>

 2013年3月。ミティビルディ原発建設計画に関する公聴会が開かれた。

<ただ一人、住民たちを代弁して発言できることになっていた地元ジャスバラ村のサルパンチ(村長)であるシャクティシン・ゴヒルが、この公聴会の非正当性について発言しようとしたが、遮られた。>(ノーニュークス・アジアフォーラム通信№121より)

 そんなもの「公聴会」でもなんでもない!

<彼は、環境影響評価をまとめたエンジニアズ・インディア社(EIL)は、環境森林省の許可を得ていない会社なので、環境影響評価自体に正当性がないことを指摘した。>

 このインチキ環境影響調査について原子力産業新聞(2013年2月14日)は<目に見える前進>と恥ずかしげもなく書いている。

<そして、正統性のない環境影響評価に基づいて開かれるこの公聴会も無効であると主張し、ごく限られた住民にしか発言の機会を与えず、反対する人々の意見を無視するやり方は、公聴会の進め方に関する判例に違反する違法なやり方だと指摘した。

 違法な公聴会に加担したくないとして、4500人が途中で退席した。住民たちが席を立ち始めたことに驚いて、役人たちは環境影響評価の説明を中断して、人々に席に戻るよう説得したが、彼らは戻らなかった。>

 東芝の原発輸出を阻む壁は、激怒した4500人の住民だけではない。

 原発建設を強行したどうなるか?

 

 3万人のデモ隊。

 500隻の船による海上封鎖。

 道路封鎖。

 4年10ヶ月続く無期限ハンガーストライキ。

 死者2名。

 東芝の株を買おうとしている人は、クダンクラム原発反対運動を調べてから決断を下したほうがいい。

 インドはマハトマ・ガンディーの祖国だ。

 

 束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。

 悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。

 逆境があるからこそ、私は走れるのだ。

 涙があるからこそ、私は前に進めるのだ。

 

 マハトマ・ガンディー

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警察の銃撃にもひるまず

海に入って原発に抗議する人々

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