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2016年6月 8日 (水)

戒厳下のサッカー欧州選手権 10都市に「ファンゾーン」(パリ会場は9万人収容)米英両政府が警告「テロの標的になる」

 2015年11月のパリ。2016年3月のブリュッセル。両方のテロ事件に関わったとみられている男のパソコンには、次のメッセージが録音されていたという。

<サッカー欧州選手権の前に事件を起こし、この大会自体を中止させてやろう。>

 5月31日。米国務省は異例の警告を発した。

<サッカー欧州選手権(EURO2016)が武装勢力の標的にされる危険性がある。>

 6月6日。ウクライナでフランスの農民が逮捕された。

 男は、対戦車砲3丁、自動小銃5丁、銃弾5000発以上、TNT火薬125キロ、目出し帽20個などを所持していた。

<男はサッカー欧州選手権に合わせてテロを計画していた。>(ウクライナ保安庁)

 6月7日。米国に続き英国外務省もフランスへの渡航者に警告を発した。

<サッカー欧州選手権が行われるスタジアム、ファンゾーン、試合中継施設、交通機関がテロの標的となる恐れがある。>

 これだけの兆候、警告がありながら、パリには、なんと9万人収容(!)の「ファンゾーン」(パブリックビューイング会場)が作られ、エッフェル塔にはサッカーボールがぶら下げられた。

Photo_4

 ファンゾーン予想図 パリ

 ファンゾーンは、試合が行われる10都市すべてに設置される。

「サッカー欧州選手権期間中はテロのリスクが常に存在する」(フランソワ・オランド大統領)

 ならば、なぜ、非常事態宣言が3度も延長されたフランスで大会が開催されるのか?

「しかし、フランス政府は安全確保のために、すべての手段を講じている。テロを怖がる必要はない」

 正気の沙汰とはとても思えない。

「ファンゾーンには、公・民両方の警備スタッフを動員する。完全にコントロール下に置かれた安全な催しとなる」(マニュエル・ヴァルス首相)

 警察官と兵士77000人、民間の警備スタッフ13000人の計9万人が動員されるというが……。

 エクスプレス紙の取材に対し、小学生の子どもを持つ母親はこう応えている。

「いつもとは状況が違う。こんな催し(パリのファンゾーン)をするなんて、自らの顔をライオンの口に突っ込むようなもの」

 民間の警備員自身がこう語っている。

<リヨン会場の警備を任されている警備会社の責任者からして「自分の子供は絶対に会場には近づけない」と話している。>(BIGLOBEニュース 6月7日)

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