中国・三門「ゲゲゲの原発」動かしたらポンプの羽根車が取れた!?工事は3年の遅延!ああ、ウェスチングハウス新喜劇
もー、笑うしかない。
これが「ウェスチングハウス今月のニュース」なのだ。
<ウェスチングハウスは、AP1000のRCP(冷却材ポンプ)設置の確実性を37%向上しました>(プレスリリース 2016年5月5日)
ダニーくん(ダニエル・ロデリックCEO)、何を自慢しているの?
「今年1月。中国・三門原発1号機への冷却材ポンプの設置には30日かかりました」
えー!? まだそんな基礎的な工事をやっていたの!?
「その経験を活かし、最後の8台目は19日で設置したぞ。37%の工期短縮だ。ウェスチングハウスは偉いだろ?」
あなた、ウスラ馬鹿なんでしょうか?
<AP1000初号機となる三門1号機は、2009年4月に><本体工事を開始><商業運転開始は2013年11月>(『東芝レビュー』2010)
三門原発は2年半も前に電気を生み出してなきゃいけなかった!!
工事遅延=コスト超過!
ウェスチングハウスは、いったい、どのくらいの損害を中国企業に与えたのか!?
決算書を見ても、中国の原発については何も書かれていない。
中国の原発4基は、東芝を破産に導く爆弾だ!!
この冷却材ポンプ。実は2012年までにすべて設置されていたのだ。
<しかし、同様にAP1000を採用した海陽原子力発電所向けのRCP最終検査で2013年1月に羽根車の脱落といった不具合が見つかったため、米国に返品された>(原子力産業新聞 2015年11月2日)
ポンプの羽根車が取れた!?
バスター・キートンのドタバタ喜劇みたいな初歩的な欠陥!!
AP1000冷却材ポンプを製造したカーチス・ライトのお馬鹿な飛行機VZ7
<AP1000用原子炉冷却材ポンプが性能検査をパス>(原子力産業新聞 2015年11月2日)
検査に2年10ヶ月もかかった!!
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは東芝の格付けを「B」に格下げした。
<B:債務者は現時点では当該債務を履行する能力を有しているが、当該債務の履行にかかる不確実性は「BB」に格付けされた債務よりも高い。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には、当該債務を履行する能力や意思が損なわれ易い。>
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