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2016年5月 6日 (金)

ボーグル原発1989 史上最悪の原発犯罪 建設期間12年 建設費10倍 電力会社での殺人事件 東芝は今すぐ原子力から手を引け!

 1989年4月10日。

 米電力会社サザン・カンパニー子会社、ガルフ・パワー・ユニット副社長のジェイク・ホートンが爆死した。

 その日、ホートンは社が所有する専用機に乗り込んだ。

 目的は大きくふたつあった。ジョージア州アトランタのサザン本社に乗り込み、役員と対決すること。そして、米連邦検事と面会し、サザンの不正経理、電気料金の不正請求、政治家への不正な献金などをぶちまける。

 離陸の数分後、専用機は爆発する。

 同じ日、警察に匿名の電話が入った。

「ガルフ・パワー・ユニット社への捜査をやめるのなら今のうちだぞ」

 

 そのころ、東芝は「地上最強の天才技術者集団」だった。

 世界初のノートパソコンを開発。シェアNo1への道を全速力で駆け上がっていた。東芝のDRAM、フラッシュメモリは、世界の誰も真似のできない「異次元の発明品」だった。

 電車の車両から洗濯機、掃除機、電球まで。東芝は常に世界最高の製品を提供していた。

 17年の歳月が流れた。サザン・カンパニーと東芝は、ジョージア州の浜辺で原子力発電所を建設している。

 サザンのプレゼンテーションでは、ボーグル原発3号機は2012年に発電を開始するはずだったが……今も建設中。工事は遅れに遅れ、コスト超過は2015年3月時点で14億ドル(約1579億円)に膨れ上がっている。

 

 東芝が市場の予想の3倍近い54億ドル(約6146億円)で買収したウェスチングハウスとはどんな会社なのか?

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 ウォールストリート・ジャーナルは、米国の原発建設についてこう書いている。

<1966年から1986年に建造された75の原子力発電施設は、計画当時の3倍のコストがかかった。>(2008年3月12日)

 最悪の「コスト超過」はどこだったのか?

<ボーグル原発は、10倍以上のコストがかかった。>

 ボーグル原発を建設したのは、東芝の子会社ウェスチングハウスだ。

 ウィキペディアによれば、1976年8月1日に着工したボーグル原発2号機が、商業運転を開始したのは1989年5月20日。建設には、なんと、12年9ヶ月もかかっている。ボーグル原発の建設費は、1・2号機合計で88億7000万ドル。

 1976年。WECは、「8億ドルで原発2基を建設する」と言っていた?

 できるわけがない!

「3・11」以降、私は、おびただしい数の「原発のウソ」に出会ってきたが、これこそ究極のウソだ。

 ボーグル原発2号機運転開始の約一ヶ月前。ボーグル原発を所有するサザン・カンパニーの子会社副社長、ジェイク・ホートンが殺された。ホートンは、ボーグル原発の不正会計を連邦検事に話そうとした直前に死亡した。

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