GWが終わり暗黒の月曜日?「原発詐欺師の頭目」「史上最大の粉飾決算の元凶」志賀重範が東芝会長に就任 東芝は破産する
2016年5月6日。ゴールデンウィークの谷間の日に東芝は新社長のお披露目会見を行った。
なぜ、この日に?
月―木曜日に会見したら、翌日、東芝株が下落し、日経平均株価、さらには日本経済全体に影響を与えるからだ。
問題は、綱川智新社長ではなく、「原発詐欺団の頭目」志賀重範が会長に昇格したことだ。
なぜ、志賀が会長に!?
「(新社長・新会長とも)基本的にホワイトである」(指名委員会の小林善光社外取締役)
潔白? どこが? 360度どこから見ても、志賀重範は真っ黒だ。
「相対的に最もきれいである、という第三者委員会の結論を踏襲した」
小林が「基本的」「相対的」という言葉を使ったのは、記者からの次のような質問が出ると予期していたからだ。
「志賀氏はウェスチングハウス会長時代にウェスチングハウスの減損を開示しなった人物だが」
小林はしどろもどろになった。
「基本的には過去の解釈というよりも、新生東芝になくてはならない人物である、ということを全面的に評価した」
直前に「第三者委員会報告書によると志賀は潔白」と明言していたのに……。舌の根も乾かぬうちに……。
ウソをつくから、記者の質問も厳しくなるんだよ。
「志賀氏は不正会計に関与した疑いのある14人の1人だ」
鉄面皮の志賀は釈明にまったくなっていない釈明をした。
「当時の役割の中ではきちんと対処した」
小林も必死でかばうが……。
「若干のグレーと思う人がいるならば、本人が(シロであることを)明確にしていくのも必要だと思う」
あーあ。「グレー」って言っちゃった。
「今後、強い東芝になるには、これだけグローバルな実績があり、原子力という国策的な事業をやるには余人を持って代えがたい」
あーあ。「国策」とも言っちゃった。「原発は儲からないけど国策だからやらなしゃーない」ということだ。「東芝社内でも原発をやりたい人がいない。志賀しかいない」ということでもある。
記者は納得しない。納得するわけがない。
「2012年、2013年のウェスチングハウス社単体の減損について、当時会長だった志賀氏には開示義務があった。なぜ、東芝の取締役会に付議しなかったのか?」
記者から「アウト!」を宣告された志賀は、それでも……。
「開示義務についての認識が十分でなかった。ただ、ウェスチングハウスのすべての財務報告書は東芝に提出している」
子会社ウェスチングハウスの財務報告書を本体の東芝で握り潰した張本人が志賀重範だ。
史上最大の粉飾決算の元凶、「損失隠し」の犯人である志賀が本体の会長の椅子に座る。
東芝は全世界の投資家に向かってこう宣言した。
「東芝は今後もウソをつき続けます」
(つづく)
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