「原発事業が債務不履行に陥る可能性は50%以上と推定」(米国予算局)米国輸出入銀行は5ヶ月間停止 東芝はどこに原発を輸出するの!?
米国予算局は、ずうっとこう言ってきたのである。
「原発事業が債務不履行に陥る可能性は50%以上と推定」
原発に投資した人の半数以上が破産するということだ。
東芝は、今まさに「半数以上」の領域へと足を踏み入れようとしているのに……。
<【Czech】4基>(東芝の記者会見資料 2015年11月27日)
チェコに4基の原発建設計画がある!?
2基がドタキャンされ、<深く失望>したばかりなのに、さらに2基の受注を目指す!?
真っ赤なウソ。これこそが「風説の流布」である。
テメリン原発 チェコ
<AP1000 グローバルな受注活動>
<400基以上の建設計画において64基の受注を目指す>
最初に出てくるのは「英国 13基」。
<東芝傘下WHに改善要請 英原子力規制機関 計画の加圧水型軽水炉 「認証の進展に遅れ」>(日本経済新聞 2016年4月4日)
AP1000は、英国では認証すらされていなのだから、お話にならない。
「ポーランド 2基」。
<ポーランドが導入計画を改定 初号機の完成含め数年先送り>(原子力産業新聞 2014年2月6日)
原発建設が4~5年延期された。しかし、「延期し2024年に完成」という計画もウソだった。
環境保護団体「グリーンピース」が入手した資料。
「原発の完成は2031年以降になる」
「ブルガリア 1基」
ブルガリアでは今、ロシアと米国が激烈な「原子力戦争」を展開している。それについては項を改めるが、「政権交代が起きればWECはアウト」という現実はチェコと同様だ。
「スロバキア 2基」
スロバキアで建設中の原発2基はロシア製VVER。2012年に完成予定だったが、いまだ建設中。「そのさらに先の2基をロシアに勝って受注する」というのは寝言以外の何ものでもない。
東芝さん! ヨーロッパのどこに原発を建てるの!?
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