東芝の子会社、ウェスチングハウスが破産させた企業リスト 工事遅延12年(!)、反対運動の逮捕者1900人のPG&E コスト超過500%のNRGエナジー
パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)社。
カリフォルニア州ディアブロ・キャニオン原発所有。
ウェスチングハウス社製加圧水型。
1号機。1985年運転開始。
2号機。1986年運転開始。
1号機は1973年に完成していた!!
大地震を引き起こす可能性のある活断層が発見され、計画は白紙に戻された。
工事遅延は、なんと、12年にも及んだ。
コスト超過額は44億ドルといわれている。
1981年の反対運動では、2週間で1900人が逮捕された!!
2000年。破産を申請。
カリフォルニア州が救済。州が6000億ドルの債券を発行。年間20億ドル、30年間の債務をカリフォルニア州が支払い続けている。
NRGエナジー社。
サウス・テキサス・プロジェクト原発所有。
ウェスチングハウ社製加圧水型。
1号機。1988年運転開始。
2号機。1989年運転開始。
建設は、遅れに遅れた。
ウェスチングハウスは、500%ものコスト超過をNRGにもたらした。
NRGは、予定されていた建設費の5倍をウェスチングハウスに支払うはめに。
2003年。破産申請。
投資家、ウォーレン・バフェットが株買収で救済。今も最大株主。
バフェットはオバマ政権の経済顧問に就任。
オバマは、原発への投資に対する「政府保証」を3倍に拡大。
「原発が動かなくても投資額の7割は国民の血税でお支払いします」
2011年。東芝製沸騰水型の3・4号機建設に「政府保証」をつける、とオバマが表明。
2011年3月14日。東芝製沸騰水型の東電福島第一原発3号機が爆発。
NRGは、3・4号機建設計画から逃げ出した。
NRGが「政府保証」を受け取ったのかどうかは調査中。
3・4号機建設計画が頓挫し、東芝は720億円の損失を計上。
東芝単独で米国に原発を建設することは法律で禁じられている。
東芝は、米国企業に打診を続けている模様だが、原発パートナー企業は未だ現れていない。
東芝が、ウェスチングハウスが破産させた企業「第3号」にならない、と思う人はコメントをください。
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