中国「脱原発」大規模デモ 画像集 私たちは無力でも微力でもなく 怪力だ!!
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中国の東芝製原発4基、工事が遅れた原因が判明!!
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東芝はこう言った。
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事業譲渡に関してこんな条件を付けた会社が、未だかつてあっただろうか!?
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原子力墓碑銘
Atomic Epitaph 2011-2016
原発60基よ! 永久に眠れ!!
★さようなら原発★
2016年3月6日 フランス フェッセンハイム原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2016年2月22日 アメリカ フィッツパトリック原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2016年2月18日 スウェーデン オスカーシャム原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2015年12月30日 イギリス ウィルファ原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2015年10月14日 アメリカ ピルグリム原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2015年9月7日 スウェーデン リングハウス原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2015年6月15日 韓国 古里原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2015年 4月30日 日本 島根原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2015年4月27日 日本 美浜原発1・2号機 永久閉鎖
★さようなら原発★
2015年4月27日 日本 玄海原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2015年3月17日 日本 敦賀原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2015年1月15日 アメリカ バーモントヤンキー原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2013年12月18日 日本 福島第一原発5・6号機 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2013年7月5日 スペイン ガローニャ原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2013年6月12日 アメリカ サンオノフレ原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2013年5月7日 アメリカ キウォーニ原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2013年2月5日 アメリカ クリスタルリバー原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2012年12月28日 カナダ ジェンティリー原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2012年2月29日 イギリス オールドベリー原発 永久閉鎖
★さようなら原発★
2011年10月31日 ベルギー ドール原発1~4号機 永久閉鎖決定
2011年10月31日 ベルギー チアンジュ原発1~3号機 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年6月14日 イタリア ラティーナ原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年6月14日 イタリア ガリリアーノ原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年6月14日 イタリア トリノ・ベルチェレッセ原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年6月14日 イタリア カオルソ原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年5月25日 スイス ベツナウ原発1・2号機 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年5月25日 スイス ゲスゲン原発 永久閉鎖決定
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2011年5月25日 スイス ライブシュタット原発 永久停止決定
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2011年5月25日 スイス ミューレベルグ原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ ビブリス原発AB 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ ブロックドルフ原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ ブルンスビュッテル原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ エムスランド原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ グラーフェンラインフェルト原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ グローンデ原発 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ グンドレミルゲン原発BC 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ イザール原発1・2号機 永久閉鎖決定
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2011年3月18日 ドイツ グリュンメル原発 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年3月18日 ドイツ ネッカー原発1・2号機 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年3月18日 ドイツ フィリップスブルク原発1・2号機 永久閉鎖決定
★さようなら原発★
2011年3月18日 ドイツ ウンターベーサー原発 永久閉鎖決定
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ウェスチングハウス社製原発で事故、重大な欠陥での損害賠償要求が起これば、東芝は破産する!
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7基の原発が運転中。
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<同時テロ対応の一環で原子力発電所の非要職スタッフが退出>(原子力産業新聞 2016年3月23日)
<3月22日にベルギーのブリュッセルで同時テロが発生したのを受け、同国内の原子炉全7基を操業するエレクトラベル社は当局のセキュリティ強化要請に従って、チアンジュ原子力発電所の非要職スタッフを帰宅させたとネット上のSNS「ツイッター」で発表した。>
原発から作業員が逃げた。
そう思われたくないから、国際原子力マフィアとそのプロパガンダ機関はこうつけ加える。
<発電所の運転継続に必要なスタッフは残留しており、この措置が「避難ではない」点を強調している。>
<周辺ゲートを封鎖してすべての入出車両をチェックしているほか、両サイト(チアンジュ、ドール原発)が軍隊の強力な防護下にあることを明らかにした。>
警備する軍、警察の数はまったく不明だ。
スウェーデンのケースでは、グリーンピースの活動家数十人が、白昼堂々、フェンスにはしごをかけて原発に侵入し、32時間も敷地内に居座った。
イスラム国(IS)の犯行声明。
<今後はさらに悪く、激しい事態となる。>
想像したくはないが、もし、私が絶望した自爆テロリストだとしたら、次にどこを襲おうとするだろうか?
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世界一危険な原発はスイスの美しい森の中にある。
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今週末、「原発のない未来へ! 3・26全国大集会」が代々木公園で開催される。友人は「10万人集会」と呼んでいたが、今回、主催者は「10万人」という言葉を消した。
「10万人も集まらないよ。無理」と私も思う。
でもね。私たちはやめなかった。
「再稼動反対!」
どんなに寒くても、激しい雨が降っていても、毎週金曜日、路上から声を上げ続けた。
「子供を守ろう!」
理不尽きわまりない裁判に負けても「脱原発テント」は動かなかった。
はるか彼方、北欧の地へ声は届いている。
「自信に満ちた表情」とはほど遠いが、鉄面皮でウソを並べたてる室町正志東芝社長の姿を見ていて、映画『日本の黒幕(フィクサー)』を思い出した。
国会に押し寄せる大群衆。内閣総理大臣を演じた佐分利信は言い放つ。
「あれが民の声だと言うのか? あれが1億人の声だと言うのか?」
「俺が間違っているのではない! 1億人が間違っておるのだ!」
室町社長は佐分利信にはなれない。だから、「かわいそうに」という言葉しか浮かんでこない。
1億ではない。私たちは10億の民である。
さようなら原発
2016年3月6日 フランス フェッセンハイム原発 永久閉鎖決定
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2016年3月2日 スイス ミューレベルグ原発 永久閉鎖決定
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2016年2月22日 アメリカ フィッツパトリック原発 永久閉鎖決定
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2016年2月18日 スウェーデン オスカーシャム原発 永久閉鎖決定
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2015年12月30日 イギリス ウィルファ原発 永久閉鎖
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2015年10月14日 アメリカ ピルグリム原発 永久閉鎖決定
さようなら原発
2015年9月7日 スウェーデン リングハウス原発1・2号機 永久閉鎖決定
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2015年6月15日 韓国 古里原発 永久閉鎖決定
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2015年1月15日 アメリカ バーモントヤンキー原発 永久閉鎖
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2013年7月5日 スペイン ガローニャ原発 永久閉鎖
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2013年6月12日 アメリカ サンオノフレ原発 永久閉鎖
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2013年5月7日 アメリカ キウォーニ原発 永久閉鎖
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2013年2月5日 アメリカ クリスタルリバー原発 永久閉鎖
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2012年12月28日 カナダ ジェンティリー原発 永久閉鎖
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2012年2月29日 イギリス オールドベリー原発 永久閉鎖
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東芝の「とてもこの世のものとは思えない」事業計画。
「収益の柱である原子力事業では、15年度、約300億円の営業利益を出しており、16年度以降も、燃料、メンテナンス事業を中心に堅調に推移する見通しでございます」(室町正志東芝社長)
堅実に推移?
2014年。ウラン燃料を買い、東芝を救ったのはスウェーデンの原発だった。
原発計6基の燃料に関する契約を締結。
しかし、2014年9月のスウェーデン総選挙で政権が交代。
社会民主労働党を中心の中道左派連合が8年ぶりに政権に返り咲いた。
連立政権には「緑の党」も参加。
ステファン・ロベーン首相は「原発全廃」を宣言。
2015年。ウェスチングハウス社製リングハルス原発2号機を含む、
4基の原発の廃炉が決定した。
リングハルス原発
稼働中の原発10基のうち4基が消える。
「収益の柱である原子力事業では、15年度、約300億円の営業利益を出しており、16年度以降も、燃料、メンテナンス事業を中心に堅調に推移する見通しでございます」(室町正志東芝社長)
????????????????
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2016年3月18日。
東芝は「とてもこの世のものとは思えない」事業計画を発表した。
赤字総額7100億円。自己資本が1500億円しかなくなった会社が、これからどうやって儲けるの?
<原子力へ最注力>
いきなりこれだ。
<基盤事業の燃料・メンテナンスで世界№1の地位を確保>
<革新的安全炉AP1000の建設完遂、新規受注を成長エンジンに>
<注力成長領域><原子力>
子会社ウェスチングハウス(WEC)は、約束をぜんぜん守れず、巨額の赤字を出した。
2012年度 8億6600万ドル
2013年度 5億7300万ドル
合計 14億3900万ドル 約1605億2405万円
東芝原子力事業の赤字。
2013年度 358億円
2014年度 29億円
合計 387億円
日本を代表するメーカー、東芝にギャンブルの鉄則を贈りたい。
「損を取り戻そうとして賭けると必ず負ける」
しかし、東芝のエネルギー事業について、室町正志は説明会でこう言い張る。
「2015年度については、送電、変電、配電事業での減損およびロス案件の引当、また、不採算事業のコスト精査により、一時的に悪化いたしましたけれども……」
一時的に?
しかも、損失を出したのは原発ではない?
「収益の柱である原子力事業では、15年度、約300億円の営業利益を出しており、16年度以降も、燃料、メンテナンス事業を中心に堅調に推移する見通しでございます」
子会社が1600億円以上の大損をしたのにV字回復?
室町社長の説明が真実なら、原子力事業の営業利益は「-29億円」から「300億円」へ。なんと、329億円も改善されたことになる。
マジ!?
これからも儲け続けられるの?
『日経ビジネス』が入手したWEC内部で交わされたメール(2013年夏)。
<Q2(第2四半期)での資金不足は深刻な状況。通期ではウランの売上未達と新規建設の遅延による回収減が、収支に大きなインパクトを与える。>
このメールは、「原発建設工事の遅延」よりも先に「ウランの売上未達」を経営危機の原因として挙げている。
「3・11」後、ウラン価格は3分の1になった。
WECの燃料売上。
2012年度 1353億円
2013年度 1261億円
燃料の営業利益。
2012年度 83億円
2013年度 34億円
儲けは半分以下になった。
「ウランを買う人がいなくなったんだから、当然、そうなる」
私はそう考えていたのだが……。
翌2014年に「奇跡」が起きた。
2014年度 売上 1368億円 史上最高額
2014年度 営業利益 129億円 史上最高額
なぜ!?
腑に落ちないニュースがあったら、金の流れを追え。
「3・11」以降、東芝HPの「ニュース&トピックス」に「原子燃料」という言葉はまったくなかったが……。
<ウェスチングハウス社によるスウェーデン 原子力発電プラント向け燃料供給等に関する受注について>(2014年5月28日)
北欧の福祉国家、スウェーデン?
<ウェスチングハウス社によるスウェーデン・オスカーシャム原子力発電プラント向け取替燃料供給に関する受注について>(2014年8月28日)
またしてもスウェーデン?
WECは、今から48年も前の1968年にスウェーデンに侵攻し、リングハルス2~4号機を建設した。
1979年。2号機運転開始の4年後にスリーマイル島原発事故が起きた。
史上初の炉心溶融事故を受け、スウェーデン政府は、原発の是非を問う国民投票を行った。結果……。
「原発建設を禁止する」
「2010年までに原発を段階的に廃止する」
原発10基(総電力の4割以上)が稼動するスウェーデンほど原子力に揺れた国はない。
2012年10月。スウェーデンのフォルスマルク原発に、白昼堂々、侵入するグリンピース活動家。うちふたりは32時間も敷地内に居座った!
1986年にチェルノブイリ原発事故が起きると、原発廃止の約束を守らない政府に対する批判が噴出。脱原発の世論はさらに高まった。
WECら「国際原子力マフィア」は粘りに粘ったが……。
1999年12月。バーセベック1号機強制閉鎖。
2005年5月。バーセベック2号機強制閉鎖。
ところが、2006年9月の総選挙で福祉国家建設を推進してきた社会民主労働党が歴史的敗北を喫した。穏健党を中心とする連立政府は「原発の新設も廃止も行わない」決定を下してしまう。
スウェーデンの「原子力マフィア」の中核企業はアセアトム社という。50%政府出資の半官半民企業である。アセアトム社は沸騰水型原子炉を独自開発し、70年代までに9基の原発を建設した。
1988年。アセアトム社の親会社アセア社がスイスのブラウン・ボベリ社と合併。アセア・ブラウン・ボベリ(ABB)社の誕生を機に、アセアトム社はABBアトム社に改称する。
2000年5月。ABBアトム社とWECは合体する。英国原子燃料会社(BNFL)がABBアトム社を買収。BNFLは前年に買収したWECとABBアトム社を統合してしまうのだ。
ABBアトム社は消滅し、2006年10月、WECは東芝に買収された。
……って……どういうこと?
WEC・東芝は、スウェーデンの原発を独占している。「スウェーデンからの燃料受注」とは、極端な言い方をすれば「東芝の内部取引」なのだ。
「2016年度以降も、燃料、メンテナンス事業を中心に堅調に推移する見通しでございます」(室町社長)
室町さんに問いたい。
「原発燃料事業がV字回復した2014年は、スウェーデン国民にとってどんな年だった?」
2014年9月。スウェーデン総選挙で社会民主労働党が中心の中道左派連合が勝利し、8年ぶりに政権に返り咲いた。
脱原発政策を推し進めてきたスウェーデンの現政権が「原発はやめる」と言っただけで、東芝の事業計画は崩壊する。
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東芝は米国司法省から調査が入っていることを認めた。
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2011年3月16日。
東電福島第一原発から放出された最大の放射能雲が、飯館村の方角に流れていった。日本の最も美しい国土が奪われた。戦争が起きたわけでもないのに。
そんなさなか、海の向こうの狂った男が狂ったことを言い出した。
「ジョージア州の原発2基の建設について、約7500億円の融資保障を行う」(バラク・オバマ大統領)
私が見た「生涯で最も解せないニュース」である。理解不能。想像を絶している。納得できるわけがない。
「原発に投資をしてください。あなたがお金を貸して、たとえ、原発が動かなくても、貸したお金の7~8割は税金でお返しします」
14万人以上が家を失い、ふるさとを追われ、逃げ惑い、寒さに震えるなか、日本の同盟国のリーダーがそう言っているのだ。
「ジョージア州の原発2基」とは、サザン・カンパニー、WEC、S&Wが建設するボーグル原発である。
70年だ半ばから90年代の終わりまで、当初の計画の10倍のコスト超過を起こした極悪企業3社に巨額の税金投入?
オバマは、アホなのだろうか?
米国史上最大の税金泥棒に、被害額と同等の税金をくれてやる?
社内で殺人事件を起こした会社に?
「今こそチャンスだ。出馬しろ」
2002年秋。42歳になったばかりのバラク・オバマの背中を押したのは、地元シカゴの黒人経営者だったといわれている。
男の名は、フランク・クラーク。イリノイ州の電力会社コモンウェルズ・エジソンのCEOである。
コモンウェルズ・エジソンの親会社は、エクセロン。全米で最も多くの原発を抱える企業として有名だが、合併前はコモンウェルズ・エジソンが全米最大の原発所有企業だった。エクセロンが所有する原発11ヶ所のうち、6ヶ所がイリノイ州に立地している。原子炉は計12基。
2012年1月 トリチウム流出事故を起こしたバイロン原発
ウェスチングハウス社製
オバマは上院議員当選後、わずか4年で大統領の座にまで駆け上がる。
そのパワーの源はなんだったのか?
<(エクセロンは)2008年の大統領選では社員の個人献金だけで20万3663ドル(約1700万円)をオバマ陣営に献金(OpenSecrets.org調べ)。共和党の対抗馬ジョン・マケイン氏には3万6600ドル(約300万円)と差をつけた。>(水野博泰『日経ビジネス』2011年4月11日号)
エクセロンのジョン・ロジャース副会長が、オバマの選挙資金調達担当だったんだから……当然、金は集まるよ。
オバマの「集金係」で大統領補佐官を経てシカゴ市長にまで上り詰めたラーム・エマニュエルが投資銀行にいた4年間(1998~2002年)。彼がやった最大の仕事は、コモンウェルズ・エジソン、ユニコム、フェラデルフィア電力の合併――全米最大の原発所有企業エクセロンの誕生だった。
オバマの悪名高い選挙参謀、デイビッド・アクセルロッド。彼がかつて経営していたコンサルティング会社の最大の顧客がエクセロンだった。
「シカゴ原発マフィア」と呼びたくなるような人脈をバックに、バラク・オバマは「原子力の翼」を手に入れたのだ。
大統領となったオバマは、サウス・テキサス・プロジェクト原発を所有する電力会社NRGエナジーの最大株主、ウォーレン・バフェットを経済顧問としてホワイトハウスに招き入れた。
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2011年3月16日。
東電福島第一原発から放出された最大の放射能雲が、飯館村の方角に流れていった。日本の最も美しい国土が奪われた。戦争が起きたわけでもないのに。
そんなさなか、海の向こうの狂った男が狂ったことを言い出した。
「ジョージア州の原発2基の建設について、約7500億円の融資保障を行う」(バラク・オバマ大統領)
私が見た「生涯で最も解せないニュース」である。理解不能。想像を絶している。納得できるわけがない。
「原発に投資をしてください。あなたがお金を貸して、たとえ、原発が動かなくても、貸したお金の7~8割は税金でお返しします」
14万人以上が家を失い、ふるさとを追われ、逃げ惑い、寒さに震えるなか、日本の同盟国のリーダーがそう言っているのだ。
「ジョージア州の原発2基」とは、サザン・カンパニー、WEC、S&Wが建設するボーグル原発である。
70年だ半ばから90年代の終わりまで、当初の計画の10倍のコスト超過を起こした極悪企業3社に巨額の税金投入?
オバマは、アホなのだろうか?
米国史上最大の税金泥棒に、被害額と同等の税金をくれてやる?
社内で殺人事件を起こした会社に?
国の補助金+早期コスト回収+政府の融資保証。
これだけ手厚い資金援助があるんだから、原発は儲かる?
ボーグル原発の新設が確定的になった2011年。サザン・カンパニーの子会社ジョージア・パワーは格下げされた。
格付け会社ムーディーズ A2→A3
2009年5月。政府の融資保証の最終候補に選ばれた電力会社スキャナは格下げされた。
ムーディーズ A3→Baa1→Baa2→Baa3
東芝、WEC、S&WとともにVCサマー原発を建設しているスキャナは、あと一段階格下げされると「投資不適格」となる。
政府の融資保証の最終候補に選ばれたコンステレーション・エナジーは格下げされた。
ムーディーズ Baa1→Baa2→Baa3
2010年10月。カルバートクリフス原発を所有するコンステレーションは融資保証を拒否した。
「事前に支払う保証金(約8億8000万ドル)が高すぎる」
「税金はいらない」と言ったとたんにコンステレーションは格上げされた。
ムーディーズ Baa3→Baa2
一目瞭然。米格付け会社は一貫してこうアナウンスしてきた。
「原発は投資不適格」
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東芝が市場の予想の3倍近い54億ドル(約6146億円)で買収したウェスチングハウス(WEC)とはどんな会社なのか?
ウォールストリート・ジャーナルは、米国の原発建設についてこう書いている。
<1966年から1986年に建造された75の原子力発電施設は、計画当時の3倍のコストがかかった。>(2008年3月12日)
最悪の「コスト超過」はどこだったのか?
<ボーグル原発は、10倍以上のコストがかかった。>
ボーグル原発を建設したのは、WECだ。
ウィキペディアによれば、1976年8月1日に着工したボーグル原発2号機が、商業運転を開始したのは1989年5月20日。建設には、なんと、12年9ヶ月もかかっている。ボーグル原発の建設費は、1・2号機合計で88億7000万ドル。
1976年。WECは、「8億ドルで原発2基を建設する」と言っていた?
できるわけがない!
「3・11」以降、私は、おびただしい数の「原発のウソ」に出会ってきたが、これこそ究極のウソだ。
ボーグル原発2号機運転開始の約一ヶ月前。ボーグル原発を所有するサザン・カンパニーの子会社副社長、ジェイク・ホートンが殺された。ホートンは、ボーグル原発の不正会計を連邦検事に話そうとした直前に死亡した。
私は一年以上、運転中のボーグル原発1・2号機の「コスト超過」を探ってきたが、資料はどこにもない。「なんで?」と思い続けてきたが、マサチューセッツ工科大学が2003年に出したレポート『原子力の未来』を見て、腰が抜けそうになった。
<原子力発電に関する財務情報は政府機密扱い>
米国の原発についての「お金の流れ」は、ずうっと「国家機密」だというのである。
なぜ?
米国民の血税が、際限もなく注ぎ込まれてきたからだ。
「米国原発の金の流れ」が暴露された数少ないケースが、ニューヨーク州ショーラム原発訴訟である。
「企業犯罪探偵」だったグレッグ・パラストが、ショーラム原発を所有するロングアイランド電力会社と建設会社ストーン・アンド・ウェブスター(S&W)とのやり取りを記録した文書を入手した。
<一九七三年、同社の会長と社長は、原発はあと「一年」ほどで完成する、と明言した。完成が間近なら、というので、政府は一年あたり五億ドルを使うことを許可した。><機密文書から、完成予定が一年先だったことはないという事実が分かった。彼らの証言は、何十億ドルも税金をかすめ取るための大ウソだった。>(グレッグ・パラスト『告発!』早川書房)
1975年10月。S&W発の文書。
「ショーラム原発の燃料装荷は1979年2月、許容範囲はプラス5ヶ月」
同年12月。ロングアイランド電力会社幹部は宣誓証言した。
「1977年末までにショーラム原発は完成し、燃料装荷ができる」
7年以上の歳月が流れたがショーラム原発は完成しなかった!
1983年6月。S&W会長が政府に出向いて説明した。
「ショーラム原発は完成した。2ヶ月以内に燃料を装荷する」
会長は部下から「ショーラム原発が1年以内に完成すればラッキー」という報告書を受け取っていた。
それからさらに32年の歳月が流れた。
S&Wは今、WEC、東芝とともに、同じ詐欺……いや、もっとひどい詐欺を現在進行形でやっている。
建設中のボーグル原発3・4号機は、工事遅延によるコスト超過が、2015年3月時点で14億ドルにも達している。コスト超過分をWECから請求されたサザン・カンパニーは、S&W、ウェスチングハウス、東芝を提訴し裁判が始まった。
S&Wは、損害引当金計上により債務超過に陥り……。
そこからの物語は、原子力の世界でしか起こりえない「おとぎ話」だ。
S&WはWEC(実際は東芝)に買収され、極悪企業3社は一体化した。
裁判は終わった。東芝がS&Wを買ったことで、なぜか、「和解」が成立した。
「腐り切っている」という言葉でも足らない。
東芝の赤字は7100億円!
WECの減損は1600億円!
原発建設会社S&Wは破産!
ダニエル・ロデリックWEC社長(左)と室町正志東芝社長(右)
「原発64基を新規受注して大儲けをするから大丈夫」
東芝の説明を鵜呑みにする人類がどこにいる?
原発を建設したら損をするだけだ!
それでも、東芝はこう言い張る。
<S&W社が、WECの子会社になることにより><年間、2000億円程度の売上増が見込まれております。>(東芝プレスリリース 2016年1月5日)
これは「風説の流布」どころの話じゃない!
室町正志東芝社長を逮捕せよ!
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1989年4月10日。
米電力会社サザン・カンパニー子会社、ガルフ・パワー・ユニット副社長のジェイク・ホートンが爆死した。
その日、ホートンは社が所有する専用機に乗り込んだ。
目的は大きくふたつあった。ジョージア州アトランタのサザン本社に乗り込み、役員と対決すること。そして、米連邦検事と面会し、サザンの不正経理、電気料金の不正請求、政治家への不正な献金などをぶちまける。
離陸の数分後、専用機は爆発する。
同じ日、警察に匿名の電話が入った。
「ガルフ・パワー・ユニット社への捜査をやめるのなら今のうちだぞ」
そのころ、東芝は「地上最強の天才技術者集団」だった。
世界初のノートパソコンを開発。シェアNo1への道を全速力で駆け上がっていた。東芝のDRAM、フラッシュメモリは、世界の誰も真似のできない「異次元の発明品」だった。
T-1000 1985年
電車の車両から洗濯機、掃除機、電球まで。東芝は常に世界最高の製品を提供していた。
27年の歳月が流れた。サザン・カンパニーと東芝は、ジョージア州の浜辺で原子力発電所を建設している。
サザンのプレゼンテーションでは、ボーグル原発3号機は2012年に発電を開始するはずだったが……今も建設中。工事は遅れに遅れ、コスト超過は2015年3月時点で14億ドル(約1579億円)に膨れ上がっている。
「東芝粉飾決算の原因は原発だ」
誰もがそう思ったが、東芝幹部は否定し続けた。2006年に東芝が買収したウェスチングハウス(WEC)は非上場企業。決算の開示義務がないから「隠し通せる」とでも思っていたのだろうか?
<東芝 米原発赤字も隠蔽 内部資料で判明した米ウェスチングハウスの減損>(『日経ビジネス』2015年11月12日)
週刊誌がボーグル原発のコスト超過とウェスチングハウスの減損(2年で1600億円)を暴露した。
地上最強の技術者集団が……なぜ?
東芝製品のファンである私も情けない思いを抱いた。
一週間遅れの記者会見で東芝とWEC幹部は、少なくとも「深い反省を演出」するものと思っていたのだが……。
「原発64基の新規受注を目指す」
なんと、東芝は「原発をどんどん造って、これから大儲けするからノープロブレム」と言い張った。
私は、つい最近買い換えた東芝の蛍光灯の下でこれを書いている。
東芝の赤字は7100億円(2016年度3月期業績予想)。自己資本は債務超過ぎりぎりの1500億円。だから、白物家電もPC部門も儲かっているメディカル部門も売り払ってしまうらしい。
東芝は、140年の歴史が培った技術を捨て、世界最強の技術者集団のほとんどをクビにするということだ。
私の真上にある、実によくできた照明器具を東芝はもう作らない。
日本の天才たちを追い出し、「社内殺人事件」を起こした極悪米国人と原発を造る?
東芝は「原子力破産」する。
「日本を代表するメーカー」7兆円企業の東芝がつぶれるわけがない?
いいえ。その根拠は、ジョージア州ウィンズボロの浜辺にくっきりと刻まれている。
殺されたサザン・カンパニーの子会社副社長、ジェイク・ホートンが暴露しようとしたもののひとつが「電気代の不正請求」だった。
同じころ、「企業犯罪探偵」だったグレッグ・パラストが、消費者団体からの依頼でサザンの調査に入っていた。
1988年。パラストは、会計士のゲイリー・ギルマンが隠しマイクで録音したテープを入手した。「使われていない発電所の部品代を顧客に請求する」手口を語る会計士仲間との会話である。
パラストはスベア部品に関する電子データも入手した。プラント別の4つの列に同じ数字がふたつ並ぶ奇妙な資料である。
「使われていないスペア部品」と「154へコンバートされた」数字が同じだった。倉庫に眠っているスペア部品は会社の「資産」として計上しなければならないのに、そっくり「支出」に計上されていたのだ。
サザン・カンパニーは、ジョージア州、アラバマ州、ミシシッピー州、フロリダ州で手広く電力を売っている。
パラストと消費者団体はサザン・カンパニーを訴えた。
大陪審が開かれる直前に、ジェイク・ホートンが殺された。
どこからどう見ても「一大スキャンダル」だが……。
ジョージア州の検察官は突如として起訴を取り下げた。
理由がすごいぞ。
「世界4大監査法人であるアーサー・アンダーセンが承認したのだから不正はなかった」
歴史とは15分間の漫才のようなものかもしれない。
ご存知のとおり、アーサー・アンダーセンは「史上最大の粉飾決算」エンロン事件とともにこの地上から消えた。
おっと。書き間違えた。歴史の漫才はまた始まっている。
東芝の粉飾決算で書き換えられた金額は、エンロン事件の3倍近い。
決算書き換えのあと、エンロンの余命は一週間しかなかったが、東芝の40階建ての自社ビルは今も浜松町にそびえ立っている。
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2009年12月6日。CPSはNINAを訴える裁判を起こした。
CPSエナジーはサンアントニオ市の市営電力会社。サウス・テキサス・プロジェクト(STP)原発を所有。
NINAは、米電力会社NRGエナジー(88%)と東芝(12%)が、STP原発3・4号機建設のために設立した合弁会社である。
CPSの訴状。
「CPSが原発増設プロジェクトから撤退した場合、CPSが負うべき法的義務と責任を明確にするように」
「裁判長、私たちはどうしたらいいの?」という(公務員らしい?)ずいぶんおとなしい訴状だったのだが……。
恥知らずのNRGと東芝は、なんと、カウンター訴訟で応えた。
「ニーナ」ちゃんの逆ギレは記憶されていい。
「CPSが投資した3億ドルを放棄してプロジェクトから撤退するか、出資を継続するか、どっちかに決めろ!」
「日本を代表するメーカー」東芝は発狂した。
NINAの態度に激怒したCPSは、争点を変えた。
「NINA社の詐欺的契約に誘い込まれた」
訴状には「詐欺」「不正行為」「共謀」という言葉が並んだ。
損害賠償金の額はなんと……。
320億ドル!!
当時のレートで約2兆8688億円!!
裁判に負けたら、東芝は破産していた。
助け舟を出したのは、またしても、バラク・オバマ大統領、ウォーレン・バフェット経済顧問のコンビだった。
裁判に負けたら、最大株主「NRGの事実上のオーナー」であるバフェットも破産していた。
2010年2月1日。オバマ大統領は突如、「原発新設に対する融資保障枠の大幅拡大」を議会に提案した。
その額545億ドル(当時のレートで約4兆8859億円)!
前年度予算の約3倍。
あっという間の出来事だった。
わずか16日後の2月17日。泥沼化していたSTP原発裁判は終わった。
和解の経緯を「原発プロパガンダ機関」原子力産業新聞は次のように伝えている。
<オバマ大統領が融資保障枠の大幅拡大を議会に提案したことから、機を逃さず両社が協力して融資保証適用を確実なものとし、これまでの投資額を無駄にせずに2016年以降の完成を目指していく方針と見られている。>
「裁判をやめなければ、融資保証の対象からはずすぞ!」
これ、どこからどう見ても「政治的圧力」だ。
「東芝サンアントニオ詐欺事件」を時系列で整理しよう。
2009年6月。
NINA「100億ドルで原発2基を建設します」
2009年10月末。
サンアントニオ市議会「東芝の建設費見積は、40億ドルも高い140億ドルだという情報を得た。4億ドルの債券発行をキャンセルする。これまでに投資した3億ドルも取り戻さなければならない」
2009年12月6日。
訴訟合戦がスタート。ほぼ同時にテキサス州公共事業委員会が、話し合いのテーブルを準備した。
東芝「6月の見積もりどおり100億ドルで原発2基を建設します」
2010年2月上旬。
奇妙だが、結果的に裁判を終わらせた提案。
NINA「政府の融資保証が適用されたら、サンアントニオ市に8000万ドルをお返しします」
CPS「出資比率を50%(50億ドル)から7・6%(3億8000万ドル)に引き下げる」
計算上はぴったり合うが……。
STPに融資保証は適用されていない。6年以上が過ぎた今も。
東芝が最初にNINAに出資したのはわずか3億ドル(現レートで約339億円)。この投資により東芝は140億ドル(約1兆5813億円)を手に入れるはずだった。
STPによる東芝の損失。
2013年度 310億円
2014年度 410億円
合計720億円。
今年、運転を開始するはずだったSTP3・4号機は、影も形もない。
STP原発3・4号機完成予想図
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2010年5月10日。東電のプレスリリース。
<日本の電力会社として初めて海外の原子力発電事業に出資参画>
東電によれば、NRGが「助けてくれ」と言い出したのは2006年8月。
<2007年3月からABWRの建設・運転経験などの知見を活かし、本プロジェクトに対する技術コンサルティングを行ってまいりました>
東電の知見?
<ますますニーズが高まる原子力事業に資する人材の育成>
東電の教育?
<低炭素社会の実現に向けての積極的な国際貢献>
東電が地球環境を守る?
東電を引き入れた「ニーナ」ちゃんはこう言っている。
「NINAは分別があって有能な組織の管理下にある」(米国エネルギー省への報告書)
原発を爆発させた地上最兇タッグチーム「東芝・東電」組が!?
……これぞ極限のヨタ話……てゆーか、東電の「信用」などアメリカ南部のどこにある!?
東電プレスリリースには、プロジェクトの破綻とNRGのさらなる偽装が記されている。
NRGはNINAという仮面をかぶったが、国家予算は1セントも入らず、ただ赤字を垂れ流しすだけ。そこで……。
<米国エネルギー省が本プロジェクトに対して条件付債務保証を付し、それを承諾することを条件に、NINA社が本プロジェクトの権益を保持することを目的に設立したNINAインベストメンツホールディングス社>
これは破綻したエンロンの手口にそっくりだ。NINAの損失を隠すために新たな投資ビークルを作り、そこに赤字を「飛ばす」。飛ばした先に東電からの資金2億5000万ドルを入れる。東電もまた、赤字を隠すために米国子会社を新たに設立する。
いずれにせよ、政府保証が出なければそれでおしまい。プロジェクト崩壊。
どうすんのよ? 「ニーナ」ちゃん。
東芝は民主党政権に泣きついた。
2010年3月。日米原子力運営委員会。資源エネルギー庁の石田徹長官は米国代表に詰め寄った。
「サウス・テキサスを政府保証の対象として、できるだけ早く進めてほしい」
米側は「審査の問題だ」などと言っただけでお茶を濁した。
2011年1月。石田徹は東京電力顧問に天下りした。
2011年3月14日。東京電力が運営する東芝製原発が爆発した。
東京電力は即撤退。
「わたくしどもは日本の国土を奪いましたが、テキサスの原発を造るために100億円を送ってよろしいでしょうか?」
なんてことを東電が言ったらどうなる?
驚いたのは、NRGエナジーの逃げ足の速さだった。
4月14日。東芝の佐々木則夫社長は、事故後初めて公の場でこう語った。
「当社が(原発プラント)受注を目指していた国で(計画を)撤回すると言った国はない」
そのわずか5日後の4月19日。
<日本で起きた悲劇的な原発事故は、米国の新規原子力開発においてさまざまな不確実性をもたらし、STPの3・4号機建設が計画通り進む可能性を著しく低下させた。>(NRCのデービッド・グレーンCEO)
NRGエナジーは投資中止を表明した。
東芝が手に入れるはずだった142億ドル(約1兆6128億円)は、これで完全に吹き飛んだ。
NRGは同時に評価損計上額も公表した。
4億8100万ドル(約546億2717万円)。
これが「おとぎ話」ならば、「悪党どもは大損しました」で終わりなのだが……。
東芝は、サンアントニオ市民から4500億円もの金を巻き上げようとして失敗したが……。
本当の「カモ」は誰だったのか?
東芝のNINAへの出資比率はわずか12%にすぎない。
<NRGは2011年1月~3月期決算で、4・81ドル(当時約400億円)の特別損失の計上を決定、うち1・5億ドル(当時約120億円)が東芝の負担だ。>(『東洋経済オンライン』2015年12月5日)
この記事が正確なら、東芝はプロジェクトの損失の31%超を押しつけられている。しかも、すたこらさっさと逃げ出した裏切り者からの請求だ。
この時点で、東芝も損失を計上すべきだったが……。
「まだあきらめたわけじゃない。新たな米国のパートナーが見つかれば儲かる」
そう言い張ってうやむやにしてきた。これは投資家に対する裏切りであり、「風説(ウソ)の流布」にあたる犯罪だ。
2013年度決算になってやっと東芝はプロジェクトによる310億円の損失を計上した。
「まだあきらめたわけじゃない」
2014年度決算では410億円の損失を計上した。
東芝が「がんばるぞ!」「まだまだやれるぞ!」と言うと、1年間で100億円ずつ損をしていく計算だ。
現在、東芝が持っている金(自己資本)はわずか1500億円。
原発にビジネスモデルなどない。
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これは「仮面をかぶって金を借りる」ゲームだ。
市営企業CPSは地方自治体の「信用」を背景に、すでに3億ドルを借りていた。さらに4億ドルを借りようとしていたときに、東芝のウソがばれた。
<だれもNRGにはビタ一文、払いたがらないよ。><NRGは破産の縁から這い上がってきたばかりで、したがって投資対象としては最低ランクだ。政府の予算を獲得することなど、あり得ない。>(『告発!』)
そんな会社が、どうやってお金を借りるのか?
「NRGは明日の朝には破産しているかもしれない。しかし、100万都市、サンアントニオが消滅することはない。市はお金を返してくれる」
サンアントニオを舞台にした映画「アラモ」
悪党が金を借りるためには仮面が必要だった。しかし、NINA誕生からわずか20ヶ月で仮面は剥ぎ取られた。
CPSとNRGの訴訟合戦は「和解」した、とされているが……。
CPSの出資比率 50%→7・6%
わずか7・6%になったんだからこれは「完全撤退」に近い。サンアントニオ市は逃げ出した。東芝は負けた。原発建設プロジェクトは破綻した。
東芝は142億ドルを手に入れるはずだった。サンアントニオ市民を騙し「儲かるはずの金」60億ドル(約6824億円)が消えた。東芝にとって、この数字はどんな意味を持つのか?
東芝は「一度破産した会社」NRGに余裕で援助の手を差し伸べたのではない。
リーマン・ショックが東芝を直撃した。
2009年。東芝自身が破産寸前だった。資金繰りはぎりぎり。まさに綱渡りだったのだ。
東芝の2009年3月決算では短期借入金が5000億円近く増えていた。銀行から借りられるだけの金は借りた、ということだ。
さらに、2009年5月の取締役会では公募増資と劣後債発行を決めている。
公募増資 3174億円
株券を印刷しまくって、投資家から取れるだけの金を取ったが……それでも足りなかった。
劣後債発行 1800億円
金利はなんと7・5%。超高金利の社債発行=「東芝は真っ青な顔をして金策に走り回っていた」ということだ。
これだけの金を借りるためには「会社は儲かっています」と胸を張って言う必要がある。
東芝粉飾決算の根っこ、動機はここにあった。
原発プロジェクトの破綻で公募増資分の倍の金が吹っ飛んだ。
リーマン・ショック。破産の危機。原発プロジェクトの破綻……。
東芝を襲った衝撃はそれだけはなかった。
原発新設への動き「原子力ルネサンス」の前提であり基盤でもある「米国政府保証」が揺らいでいた。
2009年1月。バラク・オバマ大統領、ウォーレン・バフェット経済顧問が誕生。ふたりはすぐさま「国民の血税を盗みNRGエナジーに流す」というミッションを開始した。偽装が何重にも施された妖計だった。
全体の予算を示す名前は「景気対策法案」。そのなかに「低炭素エネルギー支援」予算500億ドルを紛れ込ませた。
表向きの説明は「太陽光など再生可能エネルギー開発につかわれる」。
大ウソだった!
500億ドルはそのまんま「発電所新設への政府保証」だったのだ。
全米200団体以上が反対運動を展開した。上下両院議員に送られたメールは1万通ともいわれている。
「政治的攻撃により今回の企ては失敗した」(「仕掛け人」である共和党のボブ・ベネット議員 ソルトレイク・トリビューン 2009年2月12日)
政府保証は景気対策法案から削除された。
さあ、どうする? 「ニーナ」ちゃん。
どうすることもできなかったのだろう。ここからのお話は、詐欺と言うより「お笑い」である。
NINAは、「新たな信用の創造」のために、なんと、東京電力を仲間に引き入れた!
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そんなさなか、海の向こうの狂った男が狂ったことを言い出した。
「原発の新設に約7500億円の融資保証を行う」(バラク・オバマ大統領)
私が見た「生涯で最も解せないニュース」である。理解不能。想像を絶している。納得できるわけがない。
「原発に投資をしてください。あなたがお金を貸して、たとえ、原発が動かなくても、貸したお金の7~8割は税金でお支払いします」
14万人以上が家を失い、ふるさとを追われ、逃げ惑い、寒さに震えるなか、日本の同盟国のリーダーがそう言っているのだ。
米国人の血税をばら撒く相手は決まっていた。
ユニスター、スキャン、NRGエナジー、サザン・カンパニー。
米国の原発関係者、ジャーナリストは絶句した。
「なんで、NRGエナジーがここに入っているの!?」
<慈悲深い神は、どうしてこのようなことをお許しになったのだろう。私は手に負えない皮肉屋だが、これは極限のヨタ話だ。>(グレッグ・パラスト『告発!』早川書房)
テキサス州の電力会社、NRGエナジーは、東芝の子会社、ウェスチングハウスによってひどい目に合わされていた。投資したサウス・テキサス・プロジェクト原発1・2号機の建設は大幅に遅れた。当初の予定の5倍の建設費を支払わざるを得なかった。
「安全基準が守られていない」という内部告発が次から次へと出てきたが、NRGの対応はひとつだけだった。
「社に歯向かったやつは全員、クビ」
NRGは現場の建設会社をつかい、原発のロッカールームの天井に3インチの小型カメラを取り付けた。
「誰が歯向かっているのか見つけ出せ! 全員、クビだ」
NRGに罰金を命じ続けた米国政府は、「NRGエナジーは、原発の運営には“倫理的に”不適当」という烙印を押した。
原発投資で破産寸前。ふらふらになったNRGは、起死回生を狙った英国電力会社買収にも失敗し……。
2003年。破産申告。
つぶれた会社じゃん!?
いいえ。国家権力と表裏一体、政府という名のコインの裏の顔である原発企業はつぶれない。
投資家のウォーレン・バフェットが「ホワイト・ナイト」として登場し、株を買いまくってNRGエナジーを救済した。現在も最大株主はバフェットなのだ。
バフェットは「株の神様」と呼ばれているが、とんでもない話だ。こいつ、NRG株を「最高値買い」し、株価は下落を続け大損をした。
バラク・オバマが大統領になると、バフェットは経済顧問としてホワイトハウスに入った。
なぜ、「極悪企業」NRGが、政府保証を受けたのか?
「裏のストーリー」がわかりやすすぎて、この「税金泥棒物語」は、プロレスにもなっていない。
これだけでも唾棄すべきお話だが……。
NRGに輪をかけた悪党が、ニヤニヤ笑いながら太平洋を越えてやってきた。
悪党の名は、東芝。東芝の社風はしばしば「お公家集団」と呼ばれる。
2008年3月。東芝のプレスリリース。
<米国でのABWR型原子力発電所の事業開発会社への出資について>
出資額は3億ドル。
悪党どもは表に出てこない。かくして、「覆面企業」ニュークリア・イノベーション・ノース・アメリカ(NINA)が誕生する。
出資比率 NRG 88% 東芝 12%
極悪企業NRGは、「倫理的に不適当」だった過去を捨て、いたいけな少女を連想させる「ニーナ」ちゃんに変身した。
ここからは、完全な詐欺だ。
カモにされたのは、アラモ砦で名高いテキサス州サンアントニオの市民だった。
サンアントニオ市にあるサウス・テキサス・プロジェクト原発の所有者は、サンアントニオ電力公社(CPSエナジー)。その名のとおり市営企業だ。CPSも1・2号機建設で大損害を受けたが、NRGは、「今度の話はまったく違う」と言って再び擦り寄ってきた。
「オバマ大統領と話はついている。トラブルが起きても投資金の7~8割は政府が税金で穴埋めしてくれる。折半、フィフティー・フィフティーで原発を新設しましょう」
折半の意味は、CPSが50%出資、「覆面企業」NINAも50%出資。
実際は違う。
市営企業CPS 50% NRG 44% 東芝 6%
「所有者はあくまでサンアントニオ市であり、NRGは少数株主」
NRGは、「ニーナ」ちゃんの少女仮面をかぶり、その上に「私たちは市民に仕える公僕です」という鉢巻を巻いた。
偽装が施された。
NINAが政府に提出した入札額は、偽装ではなく「偽証罪」にあたる。
建設費は一基あたり57億ドル。
誰がどう見たって安すぎる!
同じく政府保証を獲得したジョージア州ボーグル原発(ウェスチングハウス社製)の入札額は70億ドルである。ウェスチングハウスは東芝グループ。グループ内で13億ドルもの差が出るのは、どう考えてもおかしい。東芝製原発が、子会社であるウェスチングハウス社製原発より13億ドルも安いのなら、ウェスチングハウスの原発を買う人間は誰もいない。
2009年2月。東芝はサウス・テキサス・プロジェクト(STP)原発3・4号機の設計・調達・建設を一括で受注した。
長年、NRGと闘ってきたジャーナリスト、グレッグ・パラストの元に差出人の名前のない小包が送られてきた。資料の袋には「STP」と大書されていた。
<東京発の資料のなかに手書きのメモの数字があり、私には原子炉建屋の建設費に関する個人的な試算に思えた。これは、実際の請求額になるものだ。メモは内密の企業情報として書き加えられた数字があり、足し算すると71億ドルに達していた。>(『告発!』)
やはり、原発一基の本当の値段は70億ドル超だったのだ。
おそらく、パラストに届いたものと同じ内部告発資料が、市営企業CPSエナジー、サンアントニオの市議会議員にも届けられた。
2009年10月。CPSエナジー幹部は、東京に飛び、東芝本社に乗り込み直談判した。
「経費の増大は受け入れられない」
パラストが受け取った別の資料には、次のような記載があった。
<57億900万ドル→142億7200万ドル÷2=71億ドル 一基につき(秘密)>
解読はむずかしくはない。
表向きの入札額は一基57億900万ドルだが、本当の建設費は2基で142億7200万円。2で割って一基あたり71億ドル(でもこれは秘密だよ)ってことだ。
「秘密」を東芝が正直に話したのなら、CPSがわざわざ東京まで行って抗議することはありえない。水面下で話し合い、CPSが損害金をもらって手を引けばそれで終わりだ。
ところが、政治の表舞台で大問題となった。
「プロジェクトの総額が入札時より40億ドルも高いという情報を入手した。この情報はサンアントニオ市議会にはまったく知らされていない」
東芝の「秘密」は、サンアントニオ市議会で暴露されたのだ。
11月。CPSのゼネラルマネージャーと理事会会長が辞任した。議会に対し、CPSが「秘密」を正直に話していたら、同社幹部が辞任に追い込まれることはありえない。
内部告発がなかったら、NRG、東芝、CPSは、ウソをつき続けていたに違いない。
東芝は、サンアントニオの100万人を超える市民から約4552億円を詐取しようとしていたのだ。
当然、CPSは東芝を訴える裁判を起こした、恥知らずの東芝は、なんと、カウンター訴訟で応えた。
「ニーナ」ちゃんの逆ギレは記憶されていい。
「CPSが投資した3億ドルを放棄してプロジェクトから撤退するか、出資を継続するか、どっちかに決めろ!」
「日本を代表するメーカー」東芝は発狂した。
サンアントニオはアメリカの中心「ハートランド」の大都市だ。市民は、古くからある市営電力会社CPSを信用し、請求書のとおりの電気代を支払ってきた。
ある日、「NINA」という聞いたことのない名前の会社から請求書が届き、先月より電気代が高かったら、誰が金を払う? 東芝は「顧客」というものをどんな風に考えているのか?
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パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)社。
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東電福島第一原発事故から5年がたちます。
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ハンビッ(旧名・霊光)原発
「原発部品供給会社が品質保証書を偽造して部品を供給してきたことが確認された」
不正部品は237品目、7682製品!
供給期間は2003年から現在までの10年間!
韓水原が「部品納入会社の数がいくつあるのかも知らなかった」事実が暴露された。調達業務がいくつもの部署に分かれていて、部品を製造しない仲介業者「エージェンシー」が暗躍しているためだが、韓水原には統合管理する部署すらなかった。
13の部品納入会社に韓水原の退職者が天下りしていた。こうした「癒着企業」は、1年9ヶ月で1兆6000億ウォン(約1462億円)の契約を獲得し荒稼ぎをしていた。
12月6日。古里原発3・4号機にも品質保証書を偽造した部品が納入されていたことが発覚した。
その数1555製品!
そのなかには、冷却海水ポンプの部品(8品目・17製品)も含まれていた。冷却水が止まれば、原子炉はメルトダウンを起こす。
古里原発停電事故で作動しなかった非常用ディーゼル発電機のインペラー・バルブ・ウェアリングの品質保証書も偽造されていた。この部品が機能しなければ、発電機は加熱して止まる。
この時点で摘発された部品は、計370品目・1万100製品!
同時に韓水原古里原発の職員が部品納入会社と組んで、16億ウォン(約1億4600万円)を横領していたことが暴露された。
「原子力安全委員会が稼動中断ではなく、部品を交換すればよい、と判断しているため、偽造書類で納品された部品を使用している原発の稼動を追加で中断することはないだろう」(チェ・テヒョン知識経済部原発産業政務官)
それでも、韓国政府は原発を動かし続けた。
古里原発1号機の問題はそれだけではない。
「2月の停電は発電機二重化補完措置を怠ったために起きた」(韓国監査院)
人災だったのだ。
1980年代後半。ニューヨーク州ショーラム原発訴訟で明らかになったのは、「三重化」された非常用ディーゼル発電機の欠陥である。
原告団が原発建設会社にテストをさせると「パチン、パチン、パチン」と3つの発電機のクランク軸が壊れて止まった。
ウェスチングハウス社製原発の非常用ディーゼル発電機は「二重化」すらされていなかった。
3台のうち2台は「お飾り」にすぎず、外部電源喪失時に非常用ディーゼル発電機が起動したとしても、1台目が「パチン」とはじけてそれで終わり。
<こういう原発を海外に輸出するとは、恥ずかしくて頭を上げることができない。>(中央日報社説 12月6日)
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収賄事件とともに「原発事故隠蔽」の捜査も進められた。
5月30日。事件当時の古里原発所長、ムン・ビョンウィ(55)ら5人が在宅起訴された。
原発所長の逮捕。日本でたとえるなら、東電福島第一原発の吉田昌郎所長が逮捕されたような事件。普通、この時点で、韓国民は「原発を止めろ」と声を上げるはずだが……。
「原発の運営を韓国人にまかせていては危険だ」
IAEAは調査団を古里原発に派遣した。
6月11日。IAEA調査団が記者会見を開いた。
「2月9日に発生した停電事故の原因だった非常用ディーゼル発電機を含む発電所の状態が良好であると確認した」
記者「原子炉圧力容器が安全だ、ということを確認したのか?」
IAEA「そのような点検はしなかった」
IAEA「原発の安全だけではなく、中古部品などその他の事故まで検査しろ、という声があるが極端だ」
国際原子力マフィアに「外部監視機関」も「第三者」も存在しない。
6月19日。告発者、キム・スグン釜山市市議会議員に対し「なんの話?」ととぼけていたキム・ギボン古里原発経営支援処長が逮捕された。
キム処長はなんと、原発事故を隠蔽しただけではなく、コピー部品納入事件でも賄賂を受け取っていた容疑で逮捕された。
キム処長は、韓水原本社の元監査室長。1級幹部の逮捕だった。
プロパガンダが発動された。
国営電力会社の準公務員が次々逮捕され、原発が次々に停止するなか、
「真夏の猛暑の日、大停電が起きる」
韓国マスコミは国民を脅した。
韓国国会の冷房は切られた。上着を脱いで質問する国会議員、暑さにうめきながら働く公務員の姿が連日、報道された。
7月4日。原子力安全委員会は古里原発1号機の再稼動を承認した。
「レベル2」の重大事故隠蔽、原子炉監視の中枢部品の偽造……。それでも、
「遅くとも8月3日には古里原発1号機を稼動せざるを得ない」
「古里原発1号機を稼動すれば、需要調整をしなくてすむ。需要調整の費用は一日30億ウォン(約2億7400万円)だ」(ホン・ソクウ韓国知識経済部長官)
官僚は国民を脅し続けた。
<この蒸し暑さで懸念される電力大乱>(中央日報社説 7月25日)
原発事故隠蔽、収賄事件を厳しく追及していた韓国マスコミが、同じ口でこう言う。
<昨年の最大供給能力より低い理由は、古里(コリ)原発1号機、蔚珍(ウルジン)原発3・4号機が稼動を中断したからだ。>
古里原発1号機のフル稼働は8月10日にまでずれ込んだが、大停電など起きなかった。
すっかり秋の日和となった9月26日。古里原発災難安全チームの職員2人が、覚せい剤使用で逮捕された。
2人は、原子力災害が起きれば、24時間体制で現場に駆けつける消防士。ひとりは原発の事務室で覚せい剤を使用したとされている。
米国破産企業のコピー原子炉APR-1400
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