検査書偽造部品、コピー部品1万点以上が納品、設置された韓国原発 1400人が逮捕、起訴 「韓国原発マフィア事件」の全貌3http://www.mag2.com/m/0001577514.html
ハンビッ(旧名・霊光)原発
「原発部品供給会社が品質保証書を偽造して部品を供給してきたことが確認された」
不正部品は237品目、7682製品!
供給期間は2003年から現在までの10年間!
韓水原が「部品納入会社の数がいくつあるのかも知らなかった」事実が暴露された。調達業務がいくつもの部署に分かれていて、部品を製造しない仲介業者「エージェンシー」が暗躍しているためだが、韓水原には統合管理する部署すらなかった。
13の部品納入会社に韓水原の退職者が天下りしていた。こうした「癒着企業」は、1年9ヶ月で1兆6000億ウォン(約1462億円)の契約を獲得し荒稼ぎをしていた。
12月6日。古里原発3・4号機にも品質保証書を偽造した部品が納入されていたことが発覚した。
その数1555製品!
そのなかには、冷却海水ポンプの部品(8品目・17製品)も含まれていた。冷却水が止まれば、原子炉はメルトダウンを起こす。
古里原発停電事故で作動しなかった非常用ディーゼル発電機のインペラー・バルブ・ウェアリングの品質保証書も偽造されていた。この部品が機能しなければ、発電機は加熱して止まる。
この時点で摘発された部品は、計370品目・1万100製品!
同時に韓水原古里原発の職員が部品納入会社と組んで、16億ウォン(約1億4600万円)を横領していたことが暴露された。
「原子力安全委員会が稼動中断ではなく、部品を交換すればよい、と判断しているため、偽造書類で納品された部品を使用している原発の稼動を追加で中断することはないだろう」(チェ・テヒョン知識経済部原発産業政務官)
それでも、韓国政府は原発を動かし続けた。
古里原発1号機の問題はそれだけではない。
「2月の停電は発電機二重化補完措置を怠ったために起きた」(韓国監査院)
人災だったのだ。
1980年代後半。ニューヨーク州ショーラム原発訴訟で明らかになったのは、「三重化」された非常用ディーゼル発電機の欠陥である。
原告団が原発建設会社にテストをさせると「パチン、パチン、パチン」と3つの発電機のクランク軸が壊れて止まった。
ウェスチングハウス社製原発の非常用ディーゼル発電機は「二重化」すらされていなかった。
3台のうち2台は「お飾り」にすぎず、外部電源喪失時に非常用ディーゼル発電機が起動したとしても、1台目が「パチン」とはじけてそれで終わり。
<こういう原発を海外に輸出するとは、恥ずかしくて頭を上げることができない。>(中央日報社説 12月6日)
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