ウェスチングハウスは82ヶ月たっても原発を建設できなかった!「次は36ヶ月で原発を建設する」(ロデリック社長)誰が信用するのか!?
原子力災害を引き起こした日本とは状況がまったく違う。
フランスでは、政府と「国際原子力マフィア」が、真っ向から対立しているのである。
「脱原発の公約はウソだった」
批判を浴び続けたオランド大統領だが(2014年4月に愛想を尽かした「緑の党」が政権離脱)、2014年10月になってやっと「エネルギー移行法案」を成立させた。
<原子力設備容量の現状(6320万キロワット)凍結>
つまり、原発を新設するためには、同規模の原発を廃炉にしなければならない。
<プログリオの追放>(ウォールストリート・ジャーナルの大見出し 2014年10月15日)
闘いは「オランドの勝利」「原子力マフィアの追放」で終わったのだ。
「原発大国」フランスも「脱原発」に舵を切った。
にもかかわらず、WECのダニエル・ロデリック社長の「駄法螺」「寝言」は止まらない。
<200基の原子炉新設が計画されている中国では今後10年で30基、150億ドル規模の受注を目指す>(ブルームバーグ 2015年12月10日)
2014年6月に運転開始するはずだった中国の三門原発は、今も「建設中」。
<AP1000の初号機は、16年後半の運転を予定>
<初号機の事業で必要な資材の供給網ができた>
つまり、WECは「何が必要なのか」すらわからぬまま、原発建設を開始した、ということだ。
中国はAP1000を買ってくれるのか?
<英ブラッドウェル原発計画では中国独自設計の第三世代炉華龍1号が採用される>
中国はすでに「原発輸入国」ではない。「世界に原発を売りまくるぞ」と言っているのだ。
<AP1000を36ヶ月で完成できたら、中国の華龍1号の存在を無視できるようになる>
……それができなかったから、WECは13億ドル超の減損を余儀なくされたんじゃないのか!?
三門原発着工は2009年4月。82ヶ月が過ぎて、いまだ1ワットの電力も生み出していない!!
<AP1000型原子炉が「公正な入札においては、どの国のメーカーのどの炉型に対しても競争力がある>
根拠ゼロ!
WECを手放さなければ、東芝は「原子力破産」する。
WECは、5歳児のごとくこう言い張っているのだから。
「大損したからね、明日は大儲けできるんだよね」
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