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2016年2月13日 (土)

清原和博の野球は「自殺未遂の連続」となった3

「思い切って、僕の胸に飛び込んできてほしい」(長嶋監督)

 1997年。春季キャンプ。
 
 屋内打撃練習場か甲高い声が漏れてきた。
 
「清原! 合わせに行くんじゃない。一気に抜くんだ」
 
「今まで、その打ち方ができなかったんだ?」
 
 長嶋監督の声。
 
「初めてだ。そう! それでホームラン!」
 
 長嶋は天才かもしれないが……。
 
「常勝・西武」の4番打者に対して、失礼すぎる!
 
「10年間、お前はなーんにもわかっていなかった」と言っているんだから。
 
 さらに奇妙な声が漏れてくる。
 
「そう、そのヘッドの使い方なら頭の上でも打てる。デッドボールでも打てる」
 
「クソボールでも、そう、ホームランだ! 清原、打てるぞ」
 
 なんと、長嶋は体に向かってくる球、頭の上の通過する球をホームランにする技術を清原に伝授していた。
 
「あれを打ったら、バッテリーが悩むぞ!」
 
 悩む前にあきれるよ!
 
 見逃せばいいだけの話じゃん!!
 
「初めてだったんだ?」
 
「できないわけじゃない。知らなかったんだ? 今まで」
 
 しつこく「お前は俺様の足元にも及ばない」論を「パの4番」に畳み掛けるミスター。
 
 これ以降、このふたりがバッティングゲージで交わした言葉を私は知らない。
 
Photo_3

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