東芝「被害者ゼロ」のパソコンのリコールに5億円 甲状腺がんで苦しむ子どもたちにはゼロ円http://www.mag2.com/m/0001577514.html
2016年1月28日。東芝は自社製ノートパソコンのリコールを発表した。バッテリーパックに「発火の恐れ」があり、9万5811台(150機種)について「交換プログラム」が開始される。
バッテリーはパナソニック社製で同社HPによれば、希望小売価格1万~1万5千円。原価でも「5千円を超える」といわれている。
東芝は「被害者がひとりも出ていない」欠陥PCのリコール(現状回復)のために5億円ほどのお金をつかうことになる。
福島県の避難者数 10万5286人(2015年10月)
東電福島第一原発3号機は、東芝が初めて「発電設備一式」を納入した原発である。
東芝は「家を失った10万人」への「リコール」については、一言も触れていない。5年間近く、コメントひとつ出していない。
福島県の子どもの甲状腺がん 悪性または悪性疑い 153人(2015年9月)
誰も被害を受けていない製品リコールにつかうお金で、300万円以上をがんに苦しむ福島の子どもたちに届けることができる。
5年前の出来事は、まさに「東芝の自爆」だった。
ウェスチングハウス(WEC)を買収した2006年、東芝はなんと言っていたのか?
「2020年までに世界で130基の原発が建設される」
「東芝の原子力事業は現在の1500億円から2020年には9000億円規模になる」
なんと「6倍になる」と言っていたのだ。
3年後の2009年。
「「2015年度までに世界で39基の受注を見込んでいる」「売上高1兆円を目指す」(佐々木則夫・東芝社長)
さらに2年が過ぎ……。
「3・11」時点で、WECが新規受注した原発は12基にすぎない。「3・11」以降はもちろんゼロ。それでも、WECは2011年度に2億3700万ドルの黒字だったという(東芝発表)。
東芝製欠陥原発が爆発した。
2012年度 WECの赤字額は8億6600万ドルに。
11億0300万ドル、約1338億6614万円を「東芝自身が」吹っ飛ばしたのだ!!
これを「自爆」と呼ばないで、何が「自爆」か!?
2013年度 WECの赤字額5億7300万ドル。2年間の累積赤字14億3900万ドル。約1746億5862万円。
買収時、WECの企業価値は19億ドル程度とみなされていたので……。
20階建ての自社ビルの5階から上(4分の3以上)が破壊され、煙を上げている状態だ。
東芝は、この惨状を投資家、株主、国民に一切伝えなかった。ひた隠しにしてきた。
日本人は「法人」になめられたままだが、米国人はそうはいなかない。
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