「クリスマスに原発を爆破する」日本ではまったく報道されなかった韓国原発ハッキング事件 内部犯行説が濃厚?
<クリスマスに原発を爆破する。>
2014年12月18日。「原発反対グループ韓国支部長」を名乗るブログが韓国を震撼させた。韓国電力公社の子会社「韓国水力原子力(韓水原)」の職員、1万799人の名前、役職、入社日、退社日、電子メールアドレス、携帯電話番号が添付されていたからだ。
韓水原のデータ流出は同年1月から始まっていたが、韓水原幹部は「機密データではない」「大丈夫」とくり返していた。
同じ日、「原発反対グループ会長ヘクミ」を名乗る何者かがツイッターに添付した資料はさらに衝撃的だった。
古里原発2号機の空調・冷却システム図面、月城原発のバルブ図面とともに、原発の運転者しか知りえないはずの原発稼動プログラム「NP5・BURNマニュアル」が公開された。
<君たちが「機密ではない」という主要設計図面10万枚あまりを追加公開する。>
<クリスマスまでに古里1・3号機、月城1号機の稼動を中断し、その後、ニューヨークかソウルで面談しよう。私の安全を保証し、お金も負担しなければならない。>
ツイートの末尾は「ハワイにて」。
12月22日。古里原発、月城原発の設計図、系統図、周辺住民の放射線量評価プログラムが、同じブログで公開された。
<このような形で出してくるのなら(流出文書は機密ではない、という韓水原の主張)、いまだ公開していない資料10万枚あまりもすべて世の中に公開してやる。しっかりと一度、被害を受けてみろ。>
<クリスマスまでに古里1・3号機、月城2号機について稼動中断の措置をとれ。>
古里原発1・3号機の原子炉はウェスチングハウス(WEC)社製。月城原発1・2号機はカナダからの輸入原発だ。
月城原発
韓国メディアは「北朝鮮の仕業だ」と何度も匂わせているが、証拠は何もない。
ブログのユーザーIDの持ち主であるA氏(古里原発があるテグ市在住)は、「文を載せたことはない。IDが盗まれた」と主張。
韓水原は緊急のサイバー攻撃対応訓練を行ったが……。
<韓国水力原子力の訓練はとてもよい。完璧だね。我々をたびたび刺激してどうする?><原発反対グループに謝罪する気があるのなら、我々が要求した原発から止めなさい。>(23日。「ヘクミ」のツイート)
このつぶやきとともに、外国人には知りえないはずの国産原発機密「原発安全解析コード(SPACE)」が公開され、原発近隣の住民を震え上がらせた。
「逃げるべきなのか?」
「韓水原の出す情報は信用できない」
同時に韓水原のずさんな情報管理が暴露された。
12月15日。最初の「原発反対グループ韓国支部長」のブログで「原発攻撃」が示唆されたときには通報もせず、3日間も情報を放置。
「個人ブロガーの確認できない行動にいちいち対応できない」
このコメントはすぐさま訂正された。
「ブログの存在自体、知らなかった」
ハンビッ原発では韓水原職員19人が、協力会社作業員に電算ステムのID、パスワードを渡していた。
理由がすごいぞ。
夜勤の韓水原職員は次のように証言している。
「協力会社の作業員を案内したりドアを開けたりするのが面倒だから」
これ、つまり「夜は眠らせてくれ」ってこと?
韓水原職員以外はアクセスできないはずの補助記憶装置(USB)に協力会社の作業員が業務資料を書き込んでいた。
原発運転のコンピュータ・システムは、一般業務のパソコンとは切り離された独立システムでなければならないのに、韓水原はいっしょくたに運用していた。これは「国家情報セキュリティー基本指針」違反である。
韓国の原発情報は筒抜けだったのだ。
幸いにも2014年のクリスマスは何事もなく過ぎていったが……。
クリスマス当日の25日。ソウル中央地検情報犯罪政府合同調査団が驚愕の捜査結果を発表した。
「韓水原の退職職員のアカウントが盗まれた」
「退職職員からのメールを開けたことで韓水原のパソコンがウイルスに感染した」
「メール爆弾」の総数は数千件。受け取った韓水原職員の総数は数百人。
韓国国会でキム・ドウブ議員は、ファン・ギュアン韓国公安法務部部長を追及した。
「北の犯行である可能性が濃厚なのか?」
「北の犯行の可能性があるとして捜査している」
北朝鮮の仕業?
これは明らかに韓国政府のプロパガンダである。
状況証拠の数々から、まず疑われるべきは韓水原の退職者である。
「内部告発者」ならぬ「内部脅迫者」。
IPアドレスの「足跡」は日本国内にも残っていたが、「クリスマス原発爆破予告」は我が国ではまったく報道されていない。
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