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2015年12月31日 (木)

中国は東芝の原発を買わない! AP1000を建設させてコピーしたら終わり 中国製「華竜1号」の写真入手

 中国のコピー商品に注意せよ!

 
 中国製原発「華竜1号」
 
またの名を「ACP1000」(笑)。
 
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 オリジナル「AP1000」はこちら↓
 
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 屋上は1900トンの巨大水槽。
 
 50メートル・プール2個に相当。
 
 地震が起きたらイチコロだ!!

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2015年12月30日 (水)

「経営危機→公的資金投入」の仏アレバ社と同じ道へ?東芝子会社ウェスチングハウスの惨状 売上の46%を超える損失!

 東芝の記者会見で明らかになった事実。

 
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 ウェスチングハウス(WH)の減損を
 
 米国監査法人は「マーケットアプローチ」で計上。
 
「原子力産業の現状を見よ」ということだ。
 
 そこで参考にされたのが仏アレバ社の現状だ。
 
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 5年間で株価は7分の1に!
 
 2014年決算。
 
 純損失48億ユーロ!
 
 売上の半分を超えた!!
 
 この数字は世界に衝撃を与えたが……。
 
 WHの減損総額9億3000万ドル!(2012年度)
 
 これと比べてどうなのか?
 
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 アレバ 2014年 WH 2012年度 単位 億円
 
 WHの売上はアレバの約4分の1の規模。
 
 損失をパーセンテージで表すとこうなる。
 
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 WHの損失は売上の46・49%!
 
 WHはアレバと同じ道をたどっている!!
 
 数年間、新規受注がないのもまったく同じ!!
 
 アレバは再処理、核燃料サイクル事業、ウラン鉱山経営なども行っている。
 
 業務内容からみれば、WHは「原発の建設とメインテナンス」を担う会社「アレバNP」に相当する。
 
 売上の半分超の損失を出したアレバは、「アレバNP」を真っ先に売却した。
 
 買ったのは仏国営電力会社EDF。
 
 公的資金、フランス国民の血税で買い取られているのである。
 
 つまり……WHは終わっている。
 
 WHを救済するには、公的資金注入しかない。
 
 しかし、WHは「東芝傘下の米国企業」なのだ。
 
 どこの国民の血税をつかうの?
 
 米国民が「日本に奪われた名門企業」WHを救う?
 
 米国民が納得するわけがない。
 
 当然、米国監査法人は断言する。
 
「WHに54億ドルの企業価値はない」
 
 この主張の正しさは次のグラフが証明している。
 
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 単位 億円
 
 米国監査法人の「正しい主張」に
 
 東芝幹部は狼狽し激怒した。
 
「アレバを参考にするな!」
 
「米国監査法人をクビにしろ!」
 
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「減損はマーケットアプローチではなく、インカムアプローチのみで行え!」
 
 つまり、東芝は、原子力産業の現実を無視し、
 
「損をしたけどこれから儲かるから問題なし」
 
 そう言いくるめてこの問題を終わらせようとし……。
 
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 謝罪会見で発狂した。
 
「原発64基を新設する」
 
 できるわけがない!!

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2015年12月28日 (月)

ロシアの原発は「コアキャッチャー」付きでAP1000の2割安! 東芝原発連戦連敗! 債務超過「原子力破産」の現実性は?

 ロシアの最新型原発「VVER」には、コアキャッチャーがついている。

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 東芝の「AP1000」は?

<シビアアクシデント(過酷事故)時に原子炉容器キャビティに注水して原子炉容器外側から冷却することで原子炉容器内に溶融炉心を保持し、コアキャッチャーを不要とした>(東芝レビュー「AP1000のグローバル展開」2010年)

 笑止千万!

 コアキャッチャーの特許を持たないWHは、苦し紛れに「コアキャッチャーがない」ことを「売り」にしているのだ。しかし……。

「これで安全だ」という声を私は聞いたことがないし、そもそも、コアキャッチャー設置を「義務」としているフランス、ロシア、スウェーデンなどではAP1000は建設できない。

「注水してコアを冷却する? それじゃあ、福島での事故と同じじゃないか?」

 この疑問に誰か答えていただきたい。

 さらに「そもそも」な疑問がある。AP1000が「世界一安全な原発」なら、なぜ、東芝はこう言わなかったのか?

「日本に建設する」と。

「3・11」以前、日本を代表するメーカーの新製品、AP1000の建設計画は、なぜか「日本だけ」ない。計画がささやかれたこともない。

 この疑問に元原発技術者、アーニー・ガンダーセンが明確に答えている。

「アメリカが最近発行いたしました認可というのは、AP1000と呼ばれるシステムなんですけれども、これは非常に面白いポイントがありまして、日本では絶対に使えないという種類の設計だと思います。AP1000というのは、巨大な水槽、水のタンクを屋上に置くという、そういう設計になっております」(日本記者クラブでの会見 2012年2月)

 AP1000の格納容器内燃料取替用水タンクの容量は1900立方メートル。満杯の水の重さは約1900トン!

 屋上に50メートル・プールが二つ並んでいる家を想像してほしい。

「日本のように地震のある国ではこんなデザインというのはあり得ないことだと思います。アメリカでもこの認可が発行されましたのは地震活動の低いジョージアというところに対して発給されたんですが、カリフォルニアなんかでは、けしてこれは認可されることはなかったでしょうし、また日本ではちょっとあり得ないシステムであろうと思っております」

 炉心を冷やす以前のお話。大地震が起きると屋上の重さにより原発建屋自体が倒壊する。

 なのにWHは「屋上に巨大なタンクがあるから安全だ」と言い張っているのである。

 2015年だけでも、インドは、マグニチュード7を超える地震に3度も襲われている。

 ロシア製VVERの建設費は一基あたり約50億ドル(トルコでの契約)。

 AP1000は約70億ドル(米国ボーグル原発)。

 つまり……東芝に勝ち目はない。

 東芝「原子力破産」の現実性は、その「戦歴」にはっきりと示されている。

 たとえば、ハンガリーのパクシュ原発増設計画。2009年の段階でAP1000は有力候補だったのだが……。

つづきはメルマガで

http://www.mag2.com/m/0001577514.html

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2015年12月27日 (日)

その他の競馬予想

中山9レース

 
⑬単
 
⑬-④①⑦
 
8レース
 
⑮単
 
⑮-⑬②⑨⑥
 
阪神10レース
 
①単
 
①-⑦⑬⑧⑥⑨
 
阪神9レース
 
①単
 
①-⑤⑥⑨

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2015年12月26日 (土)

さあさあさあさあ! 有馬記念ですよ!!

 このレースを当てれば半年は気分がいい!

 
 当てましょう!!
 
 有馬記念とは、簡単に言えば、ブエナビスタが負けて、ドリームジャーニーが勝つレース。
 
 道中、ペースがガンガン変わり、ギアチェンジが必要。
 
 さらに早めに動く馬が続出。
 
 おしくらまんじゅう状態が待っている。
 
 一瞬の狂気のキレで勝負する最強馬は勝てないんですね。
 
 穴を出すのは外国人騎手のみ。
 
 地方出身騎手が強い。
 
 注目種牡馬は、ステイゴールド、キングカメハメハってところですか。
 
 大一番です! 内からいきましょう。
 
②ヒットザターゲットですが、強いっすよ! 目黒記念のラップは出色。騎手よし。血統よし。馬単の対抗に押します!
 
④ラブリーディですが、買います! 京都大賞典は強い勝ち方。キンカメの最高傑作。馬単のヒモ。
 
⑥アルバートですが、バカにしちゃだめでしょう! 本栖湖特別はペースの乱高下を乗り切って勝ち切っている。ヒモ大穴。
 
⑨サウンズオブアースですが、買いますよ! 好ラップのレースを立て続けに体験。しぶとい!
 
⑬ルージュバックですが、オークスのラップを取ります。タフなレースに強い。鞍上もいいね。ヒモ穴。
 
 そして、わしの本命は……。
 
有馬記念のテーマは復活!!
 
今度こそ!
 
⑤アドマイヤデウスの復活じゃ!!
 
日経賞は超絶ラップ!
 
最後のお願い!
 
頼むで! 岩田先生!!
 
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2015年12月25日 (金)

「さようなら」の連鎖 安倍晋三しか友達がいなくなった東芝

 友達がひとりもいなくなった東芝。

 調べれば調べるほど「日本を代表する巨大メーカー」の孤独が浮き彫りになってくる。

 まず、東芝は「原子力ルネサンス」から村八分にされた。

 2001年。ジョージ・W・ブッシュ政権は、原発推進を柱とする「国家エネルギー計画」を発表したが、米国が新設する原発に「東芝製ABWR」は選ばれなかった。選ばれたのは、ウェスチングハウス(WH)の「AP1000」と東芝の最大のライバルである日立製作所の「ESBWR」だった。

「あせった東芝」こそ、巨大粉飾決算へと至るボタンの掛け違いの始まりだ。

 2006年。東芝は、企業価値19億ドル程度の「忘れられた名門企業」WHをなんと54億ドルで買収した。

 差額は東芝の資産「のれん」に計上された。

 堅実な「ものづくり」の会社に「のれん」など、そもそも必要なものではない。

 買収前、1157億円程度だった東芝の「のれん及びその他の無形資産」は10倍に膨れ上がった。1兆円を超える「のれん」を抱えるメーカーが他にあるなら教えてほしい。

「東芝格下げの歴史」はここから始まっている。

 1980年代から一貫して「原発は投資不適格」とアナウンスし続けてきた格付け会社「ムーディーズ」の審判。

「東芝は子会社WHの巨額の損失を隠していた」

 この事実が発覚した2015年11月22日。ムーディーズは東芝の格付けを一気に2段階下げた。

 Baa3Ba2

Ba2」は「投資」ではなく「投機」的水準。

「原発と同様に東芝は投資不適格」

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 東芝は原発といっしょに堕ちていったのだ。

 

 2014年3月の米国ウラン濃縮会社「USEC」の破産劇は、東芝の孤独の象徴している。

 USECの前身は米国エネルギー省合衆国濃縮公社。日本に原爆を落としたやつらの末裔だ。

 国営の原子力産業を民営化したのは「原発擁護弁護士」だったヒラリー・クリントンである。クリントン夫妻は「核兵器削減」の美名の下、ロシアから核弾頭をただ同然で仕入れ、原発燃料として高価で日本に売りつけ大儲けをした。

 USECの輸出先は100%日本であり、USECを破産に追い込んだのは「原発ゼロ」を実現した私たちの路上の声である。

 USECは劣化ウラン製造工場でもあった。イラクで原子力災害を引き起こした犯人をぶっ潰したのも「再稼動反対!」の声だった。

 2000年代半ば、ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの資源を強奪しようとする米国と本気で闘う腹を固めた。

「米ロ新冷戦」が始まり、当然、核弾頭の輸出も止まった。

 USECの濡れ手に粟のビジネスモデルがぶっ壊れたとき、救いの手を差し伸べたのが東芝と米国重電大手「バブコック&ウィルコックス(B&W)」だった。

 2010年5月。東芝1億ドル、B&W1億ドルの計2億ドルがヒラリー・クリントン(=USEC)の元に届けられた。

 USEC破産で「東芝の123億円が紙切れになった」事実も報道されていない。

 東芝とB&Wは、「原子力の盟友」だったはずなのだが……。

 USECに123億円を貢いで1年もたたないうちに「東芝製」原発が爆発した。

 すぐさま、東芝と「サウス・テキサス原発」を増設しようとしていた米国電力大手「NRGエナジー」が東芝に「さようなら」をした。原発計画白紙撤回。

 B&Wの「さようなら」はさらに劇的で冷酷だった。

 2012年3月。数日後の4月1日付でWHの社長に就任するはずだったジム・ファーランド米州地域総責任者をヘッドハンティングしてB&WのCEOとして招き入れたのである。

 こんな裏切りがあるか!?

「WHはすでに死んでいる」事実を盟友によって暴かれて「ショックではなかった」と言う東芝幹部がいたら、そいつはウソをついている。

「さようなら」は連鎖する。WH「AP1000」建設申請14件のうち10件がキャンセルされた。

 アラバマ州ベルフォンテ原発所有の「テネシー峡谷開発公社」がさようなら。

 フロリダ州ターキーポイント原発所有の「フロリダ・パワー・アンド・ライト」社がさようなら。

 フロリダ州レビー郡原発を計画していた「プログレス・エナジー」社がさようなら。

 ノースカロライナ州クリスタルリバー原発所有の「デューク・エナジー」社がさようなら。 

 ノースカロライナ州シャロン・ハリス原発所有の「カロライナ・パワー・アンド・ライト」社がさようなら。

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 ジョージア州ボーグル原発増設でWHと裁判沙汰になった「サザン・カンパニー」社、サウスカロライナ州VCサマー原発「運転開始が3年遅れる」と州規制当局に報告した「スキャナ電力」社が、「東芝とずうっとお友達」でいられるはずがない。

 友達が一人もいなくなった東芝は突如、吠えた。

「世界で原発64基を新設する」

 まともにとる人間がどこにいる?

 

 いや待て。もうひとりの「狂人」はまだ東芝の友達なのかもしれない。

 11月19日。WHのダニエル・ロデリック社長の仰天発言。

「来年にはインドで6~12基の契約を結べるだろう」

 12月12日。インドを訪問した安倍晋三は、「核拡散防止」の観点からは「ありえない」日印原子力協定締結に合意した。

 11月27日。ダニエル・ロデリックの発言。

「2週間ほど前、ホワイトハウスのスタッフ会議に私も参加しましたが、『気候変動の問題に立ち向かっていくには原子力がどうしても必要だ』『これまで以上の規模で原子力が必要だ』と言う声が多く聞かれたことをご報告したい」

 12月23日。『日本経済新聞』の1面見出し。

<全電力に温暖化対策義務>

<ガス排出量 毎年開示>

<パリ協定受け 政府、来年度にも>

 こんなおかしなニュースはない。

 パリ「協定」は、パリ「議定書」ではない。気候変動に関する国際会議「COP21」が、もめにもめた末、各国に温室効果ガス排出量を義務付ける「議定書」は見送らざるを得なくなった。

「地球温暖化」が詐欺であることが世界の常識となり、国際的に「義務付けは無理」となったのに……。

 安倍政権は「電力会社にだけ」ガス排出量を義務付ける?

 これは、明らかに東芝と原子力産業のための政策だ。

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2015年12月23日 (水)

「光る東芝」のクリスマスプレゼント 株価223円 時価総額1兆円は吹っ飛んだ!

 クリスマスの惨劇!

 
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 室町正志社長がしゃべる=投資家が株を売る。

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日本の経済記者に人間はひとりもいない!東芝「原発を選択し集中」「だから1万人の仲間は出て行け!」

 どの新聞を見ても論調は同じ。

 
「東芝のリストラは甘い」
 
 経済記者は工場のハードワーキング・ピープルをどう心得る?
 
 現場でものを作らず、でっかい椅子に座りっぱなしの経営陣は、
 
「粉飾決算をしました」
 
「結果、1万人には出て行ってもらいます」
 
 そう言っているんだぞ!
 
 犯罪者が無辜の人たちから職場、給料、パン、ねぐらを奪う。
 
 働く現場の視点から記事を書くべきなのに、
 
 日本の経済記者は経営者、株主の視点を読者、庶民に強要している。
 
 ふ・ざ・け・る・な!!

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2015年12月21日 (月)

「エンロン事件」の3倍近い損益!東芝事件は世界史上最大の粉飾だ!

 日本のジャーナリストがまったく触れない事実がある。

 東芝事件は、世界史上最大の粉飾決算だという事実だ。

 2001年。米国エネルギー企業「エンロン」の崩壊は、「史上最大の粉飾」「史上最大の倒産劇」と呼ばれた。

 まず、エンロンと東芝の売上を比較してみよう。

 エンロン 売上1000億ドル(2000年 当時のレートで12兆円)

 東芝 売上6兆6559億円(2014年度)

 東芝はエンロンの約半分の企業規模なのだ。

 エンロンは、どれほどの額を粉飾し、決算書を書いたのか?

<株主資本を約12億ドル減らします>(エンロンの広報資料 2001年10月16日)

 12億ドル(当時のレートで約1440億円)?

 エンロンが修正を重ね、最終的に発表した損益は6億6400万ドル(約796億6800万円)。

 東芝が書き直した損益は、前年比2284億円に上る(2015年度上期)。

 つまり……どういうこと?

 エンロンの約半分の企業規模である東芝が、エンロンの3倍近い損失を出した!

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 東芝の子会社、ウェスチングハウス(WH)に注目すると……注目すればするほど目を覆いたくなる現実だが……。

 エンロンの減損 12億ドル(約1440億円)

 WHの減損 13億2600万ドル(約1630億9800万円)

「世界第7位」「7兆円企業」と呼ばれたエンロンの減損額よりも「忘れられた名門企業」WHの減損額のほうがでかいのだ。

 両社の企業規模を比べると……。

 エンロン 売上1000億ドル(約12兆円)

 WH 売上20億ドル(約2460億円)

 WHの企業規模はエンロンの50分の1で……。

 50階建ての自社ビルと平屋のお店が並んでいる風景を想像してみて。

 WHは、エンロンより1億2600万ドル(約154億9800万円)もでかい大損をこいた。

 

 2001年11月19日。エンロンは修正決算を米国証券取引所に提出。

 12月1日。エンロンが破産を申請。

「7兆円企業」と呼ばれたエンロンは、粉飾を認めてから余命10日しかなかった。

 2012年1月26日。エンロンの副社長、クリフ・バクスターがピストルで頭を打ち抜いて自殺した。

<かつては偉大な自尊心の源だったことが、今は無になってしまった。>(遺書より)

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2015年12月18日 (金)

最新動画「東芝事件 原子力破産へのカウントダウン」建設中の原発8基すべてで工事が遅延 大損しているのに「原発64基を新設」!?東芝は発狂した!!

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2015年12月14日 (月)

「原発64基を新設」東芝発狂の発端「トキオ・テキサス」物語

 日本を代表するメーカーである東芝は、企業価値19億ドル程度のウェスチングハウス(WH)を54億ドルで買収した。

「64基の原発を造る」

 10年近い歳月が流れ、東芝は発狂した。

 発端は南テキサスにあるボロボロの原発だった。

<グローバル化を進める以前はヒューストン・パワー・アンド・ライト社と称していたこの会社は南テキサス原子力発電所の建設を管理した。いや正確には管理を怠った。会社にとって不利なことが書かれた安全報告書の数を減らすために、安全規則違反を報告した職員は解雇された。>

<アメリカ政府は1980年代に、この会社が原子力発電所の運営には倫理的に不適当だとの結論を下している。>(グレッグ・パラスト『金で買えるアメリカ民主主義』角川書店)

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「技術的に」ではない。「倫理的に不適当」だと「米国政府が」断じているのだ。

<安全監査報告書の捏造を告発したジョン・レックス、安全規則の無視を公表しようとしたトーマス・サボリト、インチキの溶接記録に警告を発したロン・ゴードンシュタインなど。>

 内部告発。東芝もまたインサイダーの反乱によって崩壊の危機を迎えている。内部告発者は、極秘の社内メールを『日経ビジネス』に提供した。

<ヒューストン・パワーの不届きな職員が誰なのか探し当てるため、この発電所の建設会社、現在のハリバートン社であるケロッグ・ブラウン・アンド・ルート社は、従業員のロッカールームの天井に小さな穴を空けてスパイもどきの三インチカメラを設置し、連邦検査官に密告した者を特定しようとした。>

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「倫理的に不適当」な会社のボスの名は、ディック・チェイニー(ハリバートンCEO)。

 ホワイトハウスのでっかい椅子に座ったチェイニーは、電力会社の重役との会合を重ね「国家エネルギー計画」を発表した(2001年5月)。

 その計画を聞いて耳を疑わぬ市場関係者はいなかった。

「原子力発電の推進」が、イの一番に取り上げられていたからだ。

 1980年代から今まで、米国格付け会社は「原発は投資不適格」という見解を変えていない。米国では1978年を最後に原発の新規発注は途絶えたままだ。

 どうやって原発を造るのか?

「原発建設に投資した者に福音」

「その原発が動かなかった場合、投資金の8割を米国民の血税からお支払いいたします」

 大盤振る舞い……てゆーか完全な詐欺だが……この条件でも手を上げる銀行、投資家はいなかった。皆無。

 この事実こそ「原子力の死」を何よりも強く証明している。

 大金ばら撒きはそれだけではない。

「原発新設には規制当局の厳しい審査がありますが、審査による建設遅延コストは米国民の血税からお支払いいたします」

 原子力規制委員に支払われている給料も米国民の血税なのだから、こんなむちゃくちゃな話はない。

「原子力ルネサンス」という名の巨大な詐欺が始まった。

 

 このとき、東芝はどうしていたのか?

 血税に群がった企業集団はふたつあった。

 ひとつは全米最大の原発所有企業「エクセロン」が中核の「NuStartエナジー」。直訳すれば「原子力を始めるぞ」連合だ。

 エクセロン。コンステレーション・エナジー。エンタジー。サザン・カンパニー。EDF。デューク・エナジー。TVA。ウェスチングハウス。ゼネラル・エレクトリック。

 極悪企業大集合の観だが……問題は米国エネルギー省が認定した「炉型」である。

<ESBWR、AP1000のいずれか>

 AP1000はWHの新型原子炉。ESBWRは東芝の最大のライバルである日立製作所が設計した原子炉なのだ。

 その日立はもうひとつの企業集団に名を連ねていた。

 ドミニオン・リソーシズ。日立アメリカ。ベクテル。カナダ原子力公社の子会社AECLテクノロジー。

<(炉型)ACR―700>

 日立はESBWRの採用に成功し、さらにカナダと手を組んでいた。

 3つの炉型を並べてみると、AP1000の優位性は誰の目にも明らかだった。

 東芝は?

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2015年12月13日 (日)

阪神JF予想でございます

⑥単

⑥-⑰⑬⑨②⑫

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2015年12月10日 (木)

東芝事件の共犯者たち ディック・チェイニー元副大統領

 東芝はなぜ、資産価値19億ドル程度のウェスチングハウス社(WH)を54億ドルで買ったのか?
 
「選択と集中」を推し進めてきた東芝はなぜ、原子力を中核事業として選んだのか?
 
 東芝、東電と組みサウス・テキサス原発を増設しようとしてきたNRGエナジー社に「東芝事件」の本質が凝縮されている。
 
 ゲームのホイッスルを鳴らしたのは、ブッシュ政権のディック・チェイニー副大統領だった。
 
Photo
 
 息子ブッシュがインチキの選挙で大統領になると、すぐさま「新エネルギー計画」を発表した。
 
 書いたのはチェイニーである。
 
「イの一番」に取り上げられたのが、原発の推進だった。
 
「原発に投資した者に福音」
 
「その原発が動かなくても、投資金は米国民の血税で穴埋めする」
 
「原子力ルネサンス」という名の詐欺の始まりだった。
 
 東芝はこの詐欺システムに飛びついた。
 
 チェイニーの計画で一番儲かる企業はどこ?
 
 東芝、三菱、仏アレバ社などがWH買収に乗り出した。
 
 チェイニーのテーブルでポーカーゲームが始まった。
 
「レイズ」また「レイズ」で買収金額はつり上がった。
 
 このゲームはポーカーではなく、実は「ババ抜き」だったことに東芝は気づかなかったのだろうか?
 
 プレーヤーの中で加圧水型原子炉の技術を持たない企業は東芝だけだった。
 
「福島第一原発のような沸騰水型原発に未来はない」
 
 ということを東芝は自覚していたのだ。
 
 自社製原発が引き起こす惨事を予見していたからこそ、東芝は最後までゲームから降りなかった。
 
「ありえない金額」54億ドルのチップが、チェイニーのテーブルに積み上がっていた。
 
 ディック・チェイニーはハリバートン社の社長だった。
 
 ハリバートンほど謎に満ちた企業はないが……。
 
 要は「戦争に投資する会社」。
 
「大量虐殺が起きれば大儲けする会社」である。
 
 ハリバートンの子会社、ケロッグ・ブラウン&ルート社は原発建設会社、原子力機器メーカーであり、「米軍基地と原発」のサポート・サービスを請け負う、いわば、「危険地帯の何でも屋」でもある。
 
 このケロッグ・ブラウン&ルート社が、NRGエナジー社のサウス・テキサス原発を建設した。
 
 原発の内部告発者を監視するロッカールームの小型カメラを実際に設置したのはケロッグ・ブラウン&ルート社だった。
 
 日本を代表するメーカー、東芝はどんなやつらと手を組んでしまったのか?

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2015年12月 9日 (水)

東芝事件の共犯者たち「原発運営には倫理的に不適当」(米政府)なNRGエナジー

 東芝、東電とともにサウス・テキサス原発増設を計画し、

 
「3・11」直後に逃げ出したNRGエナジー。
 
Photo
 
 クレインCEO
 
 この男、オバマ政権の原発建設政府保証だけではなく、
 
 軍事予算も持ち逃げしたと疑われている。
 
 ブラック企業のなかのブラック企業だ!
 
<カリフォルニア州のグレン・デービス知事はリライアント社(現NRG)を便乗値上げのナンバーワンだと名指しした。またアメリカ政府は一九八〇年代に、この会社が原子力発電所の運営には倫理的に不適当だとの結論を下している。>(グレッグ・パラスト『金で買えるアメリカ民主主義』角川書店)
 
「政府補償付き」の犯罪企業!
 
<会社にとって不利なことが書かれた安全報告書の数を減らすために、安全規則違反を報告した職員は解雇された。>
 
<不行き届きな職員が誰なのか探し当てるため><従業員のロッカールームの天井に小さな穴を空けてスパイもどきの三インチカメラを設置し、連邦検査官に密告した者を特定しようとした。>
 
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 カメラが設置されたサウス・テキサス原発

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2015年12月 8日 (火)

WHのために働いていた「ミセス・アトミック」ヒラリー・クリントン大統領は東芝を救えるか!?

 ビル・クリントンが、アーカンソー州知事になったは1978年。32歳の若さだった。

 妻のヒラリー・クリントンは翌年、ローズ法律事務所の女性初のパートナーになっている。

 ヒラリー・クリントン弁護士の最大の顧客は、地元の電力会社「エンタジー・インターナショナル」社だった。エンタジーは出来の悪い原発を抱え、破産寸前だった。

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 1979年3月28日。スリーマイル島原発事故。

 エンタジーが所有するニューヨーク州のインディアン・ポイント原発は、マンハッタンからわずか65キロの地点にあるウェスチングハウス社製加圧水型。

 ヒラリーはウェスチングハウスのために働いていた。

 住民による激しい反原発運動が起きたバーモント・ヤンキー原発の原子炉はゼネラル・エレクトリック(GE)の退職技術者から「欠陥原発」と議会で告発されていた「マーク1」である。

 ヒラリーの仕事は当然、

「原発は安全です」

 ウソをつき続けることだった。

 1993年1月。夫のビルが大統領に就任すると、エンタジーは全米有数の電力会社になった。

 なぜか?

 米国の電力会社は厳しく規制されていた。

 電気料金の上限は国が決める。

 他州の電力会社の買収を禁止する。

 子会社を持つことを禁止する。

 株、債権の発行には政府の認可が必要。

 1930年代にフランクリン・ルーズベルト大統領が定めたルールは、「公益企業が原発を持つと破産する」ことを意味していた。

 1980年代以降、格付け会社により、米国ではずうっと「原発は投資不適格」とされてきた。

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 インディアン・ポイント原発で起きた火災

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2015年12月 7日 (月)

東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち ジム・ファーランド米州地域総責任者

 今後、世界的に原子炉がどんどん建っていくという状況に変わってきております。 

 志賀重範東芝副社長

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 この男、何を根拠に御託を並べているのか?

 2012年3月末。ウェスチングハウス(WH)に激震が走った。

 4月1日付で社長に就任するはずだったジム・ファーランド米州地域総責任者が辞表を叩きつけたのだ。社長就任の数日前に、突如、逃げ出した。

 4月4日。ファーランドは、東芝のライバル企業、バブコック&ウイルコックス(B&W)のCEOに就任した(B&Wはスリーマイル島原発2号機を建設した会社で東芝とは「原子力災害仲間」でもある)。

 ファーランドの逃走劇は「WHは終わっている」ことを全世界に示した。

 大混乱のさなか、「暫定的に」社長に就任したのが志賀重範東芝常務だった。

 志賀重範は、原発建設で東芝を大損させた張本人なのである。

 ちょうどその頃。米国ジョージア州のボーグル原発では、最初の基礎工事「ベースマット」設置に米国原子力規制委員会(NRC)から「待った」がかかった。規制基準違反。

 工事を開始したとたんに遅延とコスト超過が起きた。原発所有者であるサザン・カンパニーに8000万ドルの追加請求書を送ったのも志賀重範その人である。その後、ボーグル原発のコスト超過は14億ドルに膨れ上がった。

 11月27日の記者会見で室町正志東芝社長はこう語っている。

「米国の4基につきましては、NRCの基準が変わって、非常にコストがオーバーランしたという話と納期が伸びたことにつきましては、電力会社様と一括の和解ができたということでございます」

 和解ができた?

 ということはWHとサザン・カンパニーの間で「訴訟が起きていた」ということだ。

「追加請求に激怒したサザン・カンパニーがWHを訴えた」

 10人の読者のうち10人ともそう思うはずだが……実は違う。間逆。

 2014年3月。「WHが」顧客都合による工事中止に関して費用請求訴訟を起こした!

 法(原子力規制基準)を破って工事を遅らせた犯罪人が、

「工事遅延はサザン・カンパニーの都合で起きた」

「請求に従わないサザン・カンパニーが悪い」

 ……盗人猛々しいの1万乗だ!

 さらに激怒したサザン・カンパニーと「和解ができた」ということは巨額の金が日本からジョージア州に送金された、ということだ。

 WHの減損処理総額13億2600万ドル。

 報道されたボーグル原発のコスト超過14億ドル。

 原発建設とは「国益の喪失」に他ならない。

 

 11月27日の東芝記者会見。それでも志賀重範は強弁する。

「日本からみますと、原子力について非常に否定的な見方になってくるわけですけれども、アメリカ、もしくは海外に出るとですね、原子力のニーズは高く評価されております」

 アメリカ?

 ダニエル・ロデリックWH社長はさらに踏み込む。

「2週間ほど前、ホワイトハウスのスタッフ会議に私も参加しましたが、『気候変動の問題に立ち向かっていくには原子力がどうしても必要だ』『これまで以上の規模で原子力が必要だ』と言う声が多く聞かれたことをご報告したい」

 ホワイトハウス?

 点と点が結ばれていく。

 福島で原子力災害が起きたとき、管直人の元に真っ先に電話をかけてきた米国人は誰だった?

 史上最悪の粉飾決算事件を引き起こした東芝を救うのは誰なのか?

 東芝は、ヒラリー・クリントン大統領を待っている。

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2015年12月 6日 (日)

東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち テネシー峡谷開発公社(アラバマ州)

 アラバマ州ベルフォンテ原発の建設が始まったのは

 なんと1974年!
 
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 米国の稼働中原発が一番多かった年です。
 
 スリーマイル島原発事故により建設中断。
 
 以後、40年以上、
 
「原子力災害のモニュメント」としてテネシー河畔にある。
 
「原子力ルネサンス」により、
 
 建設再開と東芝製AP1000原発新設が認可されたが……。
 
「スリーマイル&フクシマ」のモニュメントに。

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2015年12月 5日 (土)

東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち フロリダ・パワー・アンド・ライト社

 フロリダ・パワー・アンド・ライト社は

 
 ターキーポイント原発増設計画を撤回した。
 
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東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち プログレス・エナジー社(フロリダ州)

 プログレス・エナジー社は

 
 フロリダ州レビー郡の原発建設計画を撤回した。

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東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち デューク・エナジー社(ノースカロライナ州)

 デューク・エナジー社は

 
 ウィリアム・ステーツ・リー三世原発建設計画を撤回した。
 
 2013年2月。
 
 同社はクリスタルリバー原発の廃炉を決定した。
 
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東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち カロライナ・パワー・アンド・ライト社

 WHの新型原発「AP1000」には14基の建設申請があった。

 
 ノースカロライナ州シャロン・ハリス原発。
 
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 カロライナ・パワー・アンド・ライト社がキャンセル。
 
 14件中10件がキャンセルされた。

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東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち「世界最大の原発建設会社」ショー・グループ

 2012年10月。

 ウェスチングハウス(WH)買収のパートナー
 
「世界最大の原発建設会社」ショー・グループが逃げ出した。
 
 東芝は不利なプットオプション契約を結んでいた。
 
 ショー・グループが「出資はやめた」と言えば、
 
<90日以内にWH株20%分、1250億円を東芝が買え>
 
「仲間」でもなんでもなかった!
 
 WHが建設中の原発8基は
 
 すべて工事が遅れている。
 
 責任はショー・グループにもある!
 
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 中国・海陽原発は2014年5月に発電を始めるはずだった。

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東芝「原子力破産」へのカウントダウン 逃げ出した顧客、仲間たち NRGエナジー(テキサス州)

 すべての原因を作ったのは東芝自身。

 東芝は「自爆」した。
 
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 東芝が初めて「発電設備一式」を納入した
 
 東電福島第一原発が爆発した。
 
 16万人以上が避難。
 
 子どもの甲状腺がんは100人を超えた。
 
 東芝製原発が国土を奪った。
 
 プルトニウムはロッキー山脈まで飛散した。
 
「新しい原発を造ってください」と言ってくる人がいる?
 
 2011年4月。米国テキサス州。
 
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 サウステキサス原発。
 
 原発所有者「NRGエナジー」が追加の投資を中止した。
 
 3013年度。
 
 東芝は310億円の減損を計上した。
 
 端数の10億円に注目してほしい。
 
 新日本監査法人は「600億円の減損」を強く主張。
 
 もめにもめた結果
 
「半分より少し大きい」
 
 310億円という数字になった。
 
 2014年度。
 
 410億円の減損を計上。
 
 本当の損害は……。
 
1400億円をはるかに超える。
 
「塩漬け」になった原発2基は
 
年間200億円超の損失を出し続けている。
 
<当社が(原発プラント)受注を目指していた国で(計画を)撤回すると言った国はない。>(佐々木則夫社長『サンケイビズ』2011年4月14日)
 
 最初についた小さなウソ。
 
 それが史上最大の粉飾決算へとつながっていく。
 
(つづく)

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昨日の報道ステーション「温暖化と矛盾しない形で今年は雪が多い」古館伊知郎(笑)

「温暖化、エルニーニョ現象で暖冬なんですけど、それと矛盾しない形で雪が多い」(古館伊知郎)

 
 ……矛盾しない形?
 
 って、もうこれ日本語じゃありませんよ!
 
 たかがお天気の話でテレビは発狂しています。
 
「地球温暖化詐欺」で国民1人あたま10万円以上を盗んできたから、
 
「寒いですね」とすら言えなくなった祖国のテレビ(笑い)。
 

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2015年12月 2日 (水)

東芝「原発64基新設」の狂気!2014年5月に運転開始するはずだった中国・海陽原発の現状はまさに惨劇

 この写真を見て、誰が東芝に原発を注文しますか?

 
 2014年5月。運転開始予定だった中国・海陽原発。
 
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 2015年9月時点でこの状態。

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2015年12月 1日 (火)

「WHの減損を私はまったく知らなかった」室町正志現東芝社長は問題発覚時、監査法人に関する東芝の最高責任者だった!

 ウェスチングハウス(WH)の

 
 9億2600万ドル!
 
 1138億9800万円!!
 
 減損処理が東芝社内で大問題になったのが2013年7月末。
 
 WHのダニエル・ロデリックは米監査法人アーンスト・アンド・ヤング(EY)から
 
「過去数年間新規受注がない」と指摘されていた。
 
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 原発を造ろう、という客はひとりも来なかった、ということだ。
 
 親会社である東芝製「欠陥」原発が爆発したのだから、当然の報いだ。
 
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 ロデリックは監査報告書にサインし減損処理が確定した。
 
 その報を聞き、東芝の久保誠CFOが激怒。
 
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<この対応は監査法人として明らかに失格。ビット(競争入札)を行う>(『日経ビジネス』が入手した東芝の社内メール)
 
 EYをクビにし、監査法人を代える、ということだ。
 
 監査法人を選任する権限は誰にあったのか?
 
 当時、室町正志東芝社長は監査委員だった!
 
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 監査委員の仕事とは何か?
 
<株主総会に提出する会計監査人の選任・解任及び会計監査人を選任しないことに関する議案の内容を決定すること>(会社法404条2項2号)
 
 室町正志は監査法人変更に関する最高責任者だったのだ!
 
 EYをクビにする権限は室町にあった。
 
 当然、久保CFOは、真っ先に室町に相談している。
 
「(WHの減損を)私はまったく認識していなかった」
 
 このウソを報道しない日本のジャーナリストは、おそらく、別の惑星に住んでいる。
 
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