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2015年11月14日 (土)

「世界最大のブラック企業」東芝の深い闇 ボーグル原発一基で1720億円のコスト超過 東芝に金を出すのは社内で殺人を犯した会社だ

「日系ビジネス」が入手した東芝の内部資料より。

 
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/111100135/
 
 ウェスチングハウス(WH)社幹部。
 
「2012年度監査で合計9億2600万ドルと巨額の減損を認識することになり、まことに申し訳ありません。特にQ2(第2四半期)での資金不足は深刻な状況」
 
 2012年2月。
 
 ウェスチングハウスは米国で34年ぶりとなる原発建設に着手した。
 
Photo
 
 ボーグル原発 ジョージア州
 
 仕事が入ったのになぜ、資金不足に陥ったのか?
 金の出し手が、史上最悪のブラック企業だったからだ。
 
<一九八九年四月一〇日、電力会社のサザン・カンパニー社傘下のガルフ・パワー・ユニット社の上席副社長、ジェイコブ(ジェイク)・ホートンは、会社の経理上の策略と地元政治家への不正な献金について、役員会と対決するために、社用機に搭乗した。離陸の数分後、飛行機は爆発する。その日のうちに、警察に匿名の電話が入った。「ガルフ・パワー・ユニット社の捜査を止めるなら今のうちだぞ」>(グレッグ・パラスト『金で買えるアメリカ民主主義』角川書店)
 
 サザン・カンパニーは、粉飾決算を隠すために子会社幹部とパイロットを殺した。
 
「支出」と「資産」を入れ替えた決算書を提出して大問題になったこともある。
 
 仕組まれたカリフォルニア大停電の主犯でもある。
 
 最悪なのはWHがサザンに対する約束を守れなかったことだ。
 
 2015年3月。
 
 サザンはボーグル原発で14億ドルのコスト超過が発生した報告した。
 
 日本のマスコミは報道しなかった。
 
Photo_2
 
(つづく)

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