東電福島第一原発「海の汚染」全ベータの値は全部ウソだった!http://www.mag2.com/m/0001577514.html
東電福島第一原発。海の放射能濃度が最悪の値のまま下がらない。
10月10日。「4号機前スクリーン」全ベータ 1500Bq/L。
過去最高値。
10月14日。1700Bq/L。
過去最高値。
10月22日。1700Bq/L。
過去最高値。
これまで私は、「濃度上昇の原因はK排水路排水口の湾内引き込み」と考えてきた。「4号機スクリーン」が、新たに作られたK排水路排水口に最も近いサンプリングポイントだからだ。
ところが……。
東京電力公表の数値を信じるなら、サンプリングポイント「K排水路排水口」の数値は上昇していない。この間、雨も降っていない。
なぜだ!?
汚染水漏洩事故?
この間、大きく変わったことは、「海側遮水壁」の閉合。そして、「サブドレン」の運用開始である。
遮水壁の工事はただ隙間のある板を並べただけ。凍結もしていない。当然、汚染水はじゃんじゃん海に流れ出している。
問題はサブドレンからの地下水くみ上げだ。
そもそも、サブドレンはなんのために掘られた井戸なのか?
<サブドレンで地下水をくみ上げることにより、原子炉建屋およびタービン建屋へ流入する地下水が大幅に低減することが期待できます。>(東電資料)
期待できます?
弱気な説明の理由は、サブドレンの運用自体が「綱渡り」の状態にあるからだ。
「地下水が建屋で汚染水に変わらないよう、地下水をカラカラになるまでくみ上げてしまえばいい」
多くの人々はそんなイメージを抱いているかもしれないが……。
井戸から水をがんがんくみ上げる→地下水位が建屋内の強烈な汚染水の水位より低くなる→汚染水が地下に流出→破局。
そうならないよう、慎重に地下水位をコントロールしながら建屋の汚染水を回収しなければならないのだ。
「サブドレン運用開始」ということは、うまくいっているの?
全然……全然、うまくいっていないんだな、これが。
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