東芝の粉飾決算「ウェスチングハウス社ではない」室町社長 ウソつけ!!
東芝株はとっくの昔に上場廃止になっている!
それが資本主義のルール。
市場の掟。
しかし、金融庁は7日間の提出延期をやすやすと認めてしまいました。
こんなチャート、見たことありますか?
東芝はなぜ、「宿題」を提出できなかったのでしょうか?
「米国子会社」の事案が発覚。しかし、
「ウェスチングハウス社ではない」(室町社長)
ウソつけ!!
東芝は資産価値19億ドル程度とみられていたウェスチングハウス社を、
なんと!! 54億ドル!! で買収。
世界中の企業家、投資家をひっくり返らせた。
このときすでに35億ドル、4200億円の「損失」が出たわけです。
東芝はなぜ、むちゃな買い物をしたのでしょうか?
ウェスチングハウス社の新型原発「AP1000」の「事業計画」、
「とらぬ狸の皮算用」を見ていきましょう。
「3・11」前「原子力ルネサンス」と言われた時代。
AP1000の建設申請は、
米国14基。
中国12基。
計26基の建設が「見込まれる」とされていたのです。
一基60億ドル、7200億円として計算します。
東芝は18兆7200億円のビジネスをやるはずだった!!
ところが……。
三門原発1号機(中国)は2014年中に運転開始されるはずだったが、
トラブル続きで少なくとも3年の遅延!!
「遅延なく建設できるAP1000」
これがウェスチングハウスの宣伝文句だったのです。
ボーグル原発2号機(米国)。
14億ドル、1680億円の建設費超過!!
VCサマー原発2号機(米国)。
トラブル続きで少なくとも3年の遅延!!
18兆円ビジネスが2兆円ビジネスになっただけではありません。
建設中の3基すべてで裁判沙汰のトラブル発生。
さようなら原子力!!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント