「放射性物質フリーパス」の米国の植民地、日本http://www.mag2.com/m/0001577514.html
2015年8月24日午前0時45分。神奈川県相模原市の米軍施設「相模原総合補給廟」の倉庫で爆発が起きた。
報道を時系列でまとめてみよう。
爆発とほぼ同時に警察は現場に向かったが、その後の警察の動きはまったく報道されていない。
ネットでは「テロか?」という書き込みが飛び交ったが、報道から「テロ」の2文字はきれいに消されている。
市消防局は消防車14台を派遣。現場でボンベのものとみられる金属片を確認したが、消火活動を始められなかった。
「倉庫に何があったのか?」米軍が説明をしないからだ。
午前6時ごろ。施設の関係者が現場に現れ、「倉庫にあったのは酸素など数百本のボンベだ」と告げた。
午前6時56分。放水開始。
倉庫の内部が判明するまでの5時間45分こそ、「植民地の時間」である。
そこからは「異例の展開」となる。
午前9時過ぎ。ウイリアム・ジョンソン・在日米軍基地管理本部司令官が加山俊夫市長に直接電話をかけ、謝罪。
在日米軍司令部は次のコメント出した。
「貯蔵庫は危険物保管施設として指定されておらず、保管されていたものの特定を進めている。相模総合補給廠で弾薬や放射性物質は保管していない」
ウイリアム・ジョンソンはなぜ、市長に謝罪したのか?
そこに放射性物質がなかったからだ。
政府の対応も素早かった。
「周辺の住民に不安を与えるもので、極めて遺憾だ。情報提供や原因究明、再発防止など、国内の米軍関係施設の安全対策を強く求めていく」(菅官房長官 24日午前の記者会見)
なぜ、「極めて」遺憾とし、「強く」求めていくのか?
そこに放射性物質がなかったからだ。
米軍機墜落→現場封鎖→日本国憲法停止
隠されてきたのは放射性物質だった
11年前。沖縄国際大学ヘリ墜落事件とは真逆の展開だった。
2004年8月13日午後2時15分ごろ。米軍普天間基地所属の大型輸送ヘリCH-53Dが訓練中にコントロールを失い、沖縄国際大学1号館に接触、墜落、炎上した。
ヘリの破片はマンションの窓ガラスを割り、眠っていた赤ん坊をかすめ、ふすまに突き刺さった。
消防隊が消火準備をしていると、2列縦隊の米兵が号令とともにやってきた。米兵は消防隊、警察を現場から締め出した。
理由を聞いても米兵はただ「アウト!」と叫ぶだけ。
突如、出現した「日本国憲法が停止した日本の領土」で何が行われていたのか?
ガイガーカウンターによる線量調査。防護服を着た部隊が投入され、現場に飛散防止剤が散布された。現場の土は普天間基地に運ばれていった。
ヘリの6枚のローターブレード(羽根)には破損を検知するためにストロンチウム90が仕込まれていた。
沖縄国際大学で起きたのは「原子力災害」だった。
領空を自由に飛べない日本の旅客機
相模原での爆発は、「米国の言いなりではない」という自民党政権のパフォーマンスに利用された。ガス抜きだ。
菅官房長官が異例の強い表現で非難しても、日米地位協定が動くわけではない。
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