東電「三悪人」強制起訴は安倍独裁の終わり?http://www.mag2.com/m/0001577514.html
「独裁は終わった」
思わず、そう口走っていた。拡声器まで使って。
1015年7月31日。東京電力の元トップ3名が強制起訴された。
4年4カ月以上、この国は「いやあな空気」に包まれていた。その発生源のひとつが、
「原子力災害が発生し、国土が失われ、しかし、誰ひとり責任を問われない」
という現実。
ひとりの逮捕者も出ないまま、捜査すら行われず、東京電力ビルは「何も起きなかったかのように」新橋にある。
毎週金曜日、国会に集まる人々は、
「知ってる? 東電の勝俣が」
あいさつ代わりに「強制起訴」を口にした。
「いやあな空気」≒「独裁」。
不正選挙が行われ、ねつ造された「数の力」を得た安倍晋三政権は、「閣議決定」→「強制採決」をくり返した。
なんのために?
「資本=ネイション=ステート」――この国の支配層が、さらに強大な力を得るためである。
捨てられようとしているのは「人を殺してはいけない」というごくごく当たり前の共通認識である。
<今、あの、3号の原子炉格納容器圧力異常上昇ということで、15条のプレス文を用意しておりますが、国から、あの、マスコミを止めている、ということで、プレス発表を行わず、待っている状態でございます。>(東電テレビ会議 2011年3月14日午前7時頃)
独裁とは、情報官制である。それは東電福島第一原発3号機から始まった。
<先ほどのプレスに関する情報です。今、窓口のほうで保安院、NISAの方に確認していただきましたら、『絶対にダメだ』というのがNISAの見解で、『このプレスは行うな』という強い要請、指示だそうです。>
原子力安全・保安院のトップ、寺坂信昭は「悪役」としては迫力を欠く男だったが、「東大→通産省→経産省」という「資本=ネイション=ステート」のど真ん中を歩いてきた男である。
2011年3月28日。深夜の記者会見で東電は「福島第一原発敷地内でプルトニウムを検出」と発表した。
ネットで会見を見ていた私は、テレビをつけた。
NHKは報道しない。風景と音楽を2時間以上、流し続けた。
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