誰も報道しない福島第一原発A排水路の汚染 東電は小雨の「静穏」な朝、「悪天候のため」港湾外の海水採取を中止した!http://www.mag2.com/m/0001577514.html
セシウムは「港湾外」に流れ出した。
<北防波堤北側>
セシウム137 0・8ベクレル/L
過去最高値。
その他の「港湾外」サンプリングポイントはすべて「ND」(検出限界値未満)。
これは何を意味しているのか?
<北防波堤北側>はA排水路に近いサンプリングポイントなのだ。
原子力規制委員会でも問題視されず、まったく報道されていないA排水路からは、泥を止める堰もシルトフェンスも何もなく、雨水はそのまま「港湾外」に流れ出している。
実はA排水路排水口に最も近いサンプリングポイントは<5・6号機放水口北側>。
ここからが大問題。
海の汚染「過去最高値」が記録された8月28日。東京電力は<5・6号機放水口北側>の数値を公表していないのだ。
翌29日は、なんと<悪天候のため採取できず>。
悪天候?
東京電力が他のサンプリングポイントで海水を採取したのは、午前6時15分から午前8時21分までの間だ。
8月29日。福島県浪江の天気。
6時 降水量3・5ミリ 風速0・5メートル
7時 降水量2ミリ 風速0・5メートル
8時 降水量1・5ミリ 風速0・6メートル
どこが「悪天候」なのか!?
気象庁の「やや強い風」の定義は風速10メートル以上。「やや強い雨」の定義は1時間に降水量10ミリ以上。
つまり、東京電力は「静穏」な天気の朝、「港湾外」の海水の採取を「悪天候のため」中止したのである。
データをさかのぼると、<5・6号機放水口北側>の海水データを公表したのは8月10日が最後。なんと20日間、一度も公表していない。
A排水路の泥の汚染。2013年12月3日東電採取。
セシウム137 420000ベクレル/Kg(≒L)
ストロンチウム90 推定245000ベクレル/Kg(≒L)
A排水路の汚染が隠されたのだ。
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