東電「海の汚染データ改ざん」の決定的証拠! ストロンチウムの数値が全ベータの数値より高い!?
全ベータには「イットリウム90」などが含まれるので、同じ試料のストロンチウムの数値が全ベータの数値を越えることはあり得ない。
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全ベータには「イットリウム90」などが含まれるので、同じ試料のストロンチウムの数値が全ベータの数値を越えることはあり得ない。
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東電「海はきれいになった」グラフのウソを紹介してきましたが……。
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少なくとも言えるのは「ソフトランディング」などなかった、ということ。
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2014年1月27日。原子力規制委員会「海洋サンプリングに関する検討会」。
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2013年9月公表の東電「海の汚染」グラフ。
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3年連続1番人気1着だから、「宝塚記念は常識的な競馬」?
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2013年9月26日。IAEAの天野之弥事務局長は、日本の取材陣を前に次のように述べている。
「国際的な基準に基づいた信頼性の高いモニタリングが必要だ」
日本の「海洋監視」はダメ、ということだ。
「モニタリングは日本がやって世界に知らせるだけでは不十分」
「計画段階から国際機関を含めて国際的な基準でいっしょに行い、情報発信もいっしょに行うことが大事だ」
「国際原子力マフィアの総本山」IAEAも「任しちゃおけない」と嘆く東電・規制委の「海洋」モニタリング。今回はその想像を絶する「ずさんさ」を暴く。
安倍晋三「アンダーコントロール」演説のわずか6日後。原子力規制委員会「第一回 海洋モニタリングに関する検討会」が開催された。
「そもそもな話」を切り出したのは「外部有識者」青山道夫・気象庁気象研究所主任研究官だった。
「離散的なサンプリングで、(データが)点々々と飛んでいますよね」「たとえば、NaIのディテクターの連続モニタリングの装置を、このT-1のポイントに放り込んでおけば、24時間365日、機械が壊れない限り、連続データがとれます」
提示されたのは「東電はなぜ、連続モニタを海に設置しないのか?」という根本的な疑問である。
「たとえば、ドイツとかフランスはすでにそういうことを海岸とか河川水でやっていて、彼らのデータを見ていると、1ベクレル/Lもしくは0・5ベクレル/Lのセシウム137だと、2時間ぐらいの計測で出ます」
技術は確立している。既存の装置もある。なのになぜ、東電は連続モニタを設置しないのか?
「だから、水を汲んで、検出下限値がコロコロ変わるような測定をしなくても、実は連続モニタリング装置を放り込むと、きちっとした時系列がとれます」
東電はなぜ「手で海水を採取」にこだわるのか?
「このグラフを見ると、なんで連続モニタを入れないんですか、というふうに言いたくなります」
直後に飛び出した金城慎司・原子力規制庁の言葉に私はわが耳を疑った。
「連続式のサンプル機器ですかね。これは、たとえば柏崎とか、他の発電所ではあったかと思うんですけど」
柏崎刈羽原発では「連続モニタ」が動いている!?
菅井研自・東電はあっさりと回答。
「柏崎にしても、今までの福島第一、第二にしても、必ず一定の水深があるところで、水遮蔽を十分かませながら、その値を測っていた、ということでございます」
柏崎刈羽原発、福島第二原発にも「連続モニタ」がある。
なぜ、史上最悪の事故を起こした福島第一原発にだけ「連続モニタ」がないのか!?
第一回の「海洋モニタリングに関する検討会」で菅井研自・東電は、「連続モニタをなんとか設置したい」と明言した。
10月21日の「第2回」で「連続モニタをつけろ」と強く主張したのは、日本原子力研究開発機構の乙坂重嘉だった。
<連続モニタの話ですけれども、これはぜひ表面をブイか何かで計測をすることを強くお勧めします>
「もんじゅ」の事故隠しで悪名高い原発推進派の巣窟からも「これだけはやれ!」という声が上がった。
「これは大変、重要であります」
「これまでに報告しているモニタリングデータを確実に評価していくということと、それから、今後起こり得る放出をどのように連続的にモニタしていくか、ということが大事になります。特に潮汐もそうですけれども、大きな波浪があるときなんかに、港湾のものが交換をする可能性があると思います。残念ながら、そういうときには船を出してモニタリングをすることがむずかしいわけですから、こういう機械による連続モニタリングというのは非常に大事になってくると思います」
これを受けて東電を問い詰めたのは原子力規制委員会の中村佳代子委員だった。
「具体的には一体どのぐらいの時期に(連続モニタを)お使いになれるような状態になる、と考えてよろしいでしょうか?」
この問題に関しては、規制委と東電は「グル」ではない。
菅井研自・東電は明らかに困惑していた。
「そこも含めてまだ答えが出ておりません。先ほどブイで一定の深さになると、これは我々も非常にいい方法だと思っております。ただ、ひとつは、今までのデータの連続性ということで、できるだけ近くに作ろう、となると、非常に水深が浅いことと、あと、波で32トンのテトラポットが平気で流されるぐらいの強さの波浪が来る場所でございます」
あとで解説するが、ポイントは「強烈な波が押し寄せる場所」である。
「したがって、そういうところに対してどうやって設置をしていくか、ということも含めて、今、検討しておりまして、もう少し本当にお時間をいただかないと、まだ工程も引けないところでございます」
とぼけた表情のままだが、中村委員の言葉に怒気が加わる
「お時間って、どのぐらいのお時間のことをおっしゃっていますか?」
菅井は「必ず作ります」と約束する他ない。
「1カ月ぐらいの中で方針を決めて、型式を決めたいということで、今、メーカーさんといろいろ打ち合わせを重ねているところでございます」
本当か?
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安倍晋三は「アンダーコントロール」と言いたくなかった。
2013年9月6日にブエノスアイレスに入ったとき、安倍の演説草稿に「汚染水」の3文字はなかった。
<「汚染水問題の印象が悪い」「IOC委員の面会をキャンセルされた。>(毎日新聞 2013年9月10日)
先に現地に入っていた岸田文雄外相らが、
「汚染水問題をスルーしちゃまずい」
そう進言したのだ。
<汚染水問題に触れない方向だった首相は、世耕弘成官房副長官らと対応を再検討。「スピーチで政府のスタンスをはっきり伝え、質疑で補足説明する」とぎりぎりで方向転換した。>
やはり、「ウソの国際公約」を書いたのは「プロパガンダの天才」世耕弘成だった。
しかし、このときの世耕のプロパガンダは大失敗だった。
演説直後の東京電力定例記者会見は大混乱となった。
「私どもも首相の真意を政府に照会しました」
東電社内でも「?」マークが噴出。
「首相は何でそんなこと言ったんだ?」
「聞いてないよ!」
演説から6日後の原子力規制委員会。
「東電と規制委の海のデータは0点」(青山道夫・気象庁)
国家公務員でもあるトップ研究官の指摘を誰も否定できなかった。
青山道夫・気象庁気象研究所主任研究官
9月16日に始まったIAEA総会でも「?」マークが噴出。
「汚染水問題は原発事故直後から予想できた。なぜ2年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか?」(スロベニアの規制当局者)
批判は「世界一厳格」なはずの原子力規制委員会のあり方にも及んだ。
「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」(フランスの当局者)
翌日、演壇に立った青山道夫・気象庁は、
「セシウム137、ストロンチウム90だけで一日600億ベクレルが港湾の外に流れ出ている」
9月26日。IAEAの天野之弥事務局長は、日本の取材陣を前に次のように述べている。
「国際的な基準に基づいた信頼性の高いモニタリングが必要だ」
日本の「海洋監視」はダメ、ということだ。
「モニタリングは日本がやって世界に知らせるだけでは不十分」
「計画段階から国際機関を含めて国際的な基準でいっしょに行い、情報発信もいっしょに行うことが大事だ」
天野之弥・IAEA事務局長
「国際原子力マフィアの総本山」IAEAも「任しちゃおけない」と嘆く東電・規制委の「海洋」モニタリング。今回はその想像を絶する「ずさんさ」を暴く。
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何から書いたらいいんでしょうか。
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(ロイターより引用)
<当局者2人によると、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は会合でクーレECB専務理事に対し、ギリシャの銀行が19日に営業可能かと質問。>
<クーレ専務理事はこれに対し、「明日(19日)については可能と言える。月曜日(22日)に関してはわからない」と応じた。>
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2015/06/151448_1.php
<デイセルブルム議長は会合後の会見で、ギリシャ銀からの預金流出ペースに関する質問に対し、流出の規模については確認できないとしつつも、「銀行からの預金引き出しは、人々が将来を不安視していることを示唆している」と語った。>
激しく動揺しているのは誰?
ギリシャの庶民?
<銀行は倒産状態であっても、顧客が知らないでいるあいだは順調に経営を続けていける。>
<問題が起こるのは、理由は何であれ、預金者が預金を引き出そうと決めたときだ。すると、おやおや充分な金がないじゃないか。ついに秘密が露見する。>
G・エドワード・グリフィン『マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という巨大な詐欺システム』思草社
チプラスらは「システム」と本気で闘うのか?
バルファキス財務相
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今夜の会議で「債権先送り」ができなければ、
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安倍晋三の「アンダーコントロール」演説、オリンピック「国際公約」は、6日後、原子力規制委員会によって全否定された。
全世界に向け、安倍がにこやかに語った内容を学者も官僚も、東電ですらも、まったく信用していない。
収拾などつくはずもなく……「0点だ」から始まった会議は大ゲンカで終わる。
原子力規制委員会は5人の「外部有識者」を招いたが、5人すべてが「東電・中村データ」に×印をつけた。(原子力規制委員会「海洋モニタリングに関する検討会」2013年9月13日)
議事録はこちら↓
http://www.nsr.go.jp/data/000048881.pdf
自民・公明が国会に招いた憲法学者に「安倍一味がやっているのは憲法違反だ!」と言われた件に似ている。強烈なカウンターパンチをもらった、という点では似ているが、こちらは「5対1のハンディキャップマッチ」である。
「隠しているわけではない」
「誘導しているわけではない」
「ダメなのは重々承知の上」
「わかってほしい」
泣きごと連発の中村佳代子に青山道夫は「反論する!」と喰ってかかった。
「現場の分析技術者は、 ちゃんと『不確かさ』をつけています、まず。それは当たり前のことです。『不確かさ』がどこかで消えているんです。そこを私は問題にしているんです」
「まず一番初歩の初歩の放射能計測の基本のカウンティングエラーはすでについているわけですから、それがなんで出てこないのか、私にはわからない」
中村は話の途中に割り込んできた。青山の言葉をさえぎった。
「ごめんなさい、さえぎって。すみません。現場の分析者というふうにおっしゃった。私も現場の分析者のひとりでございますので、あえて申し上げますと、今、先生がおっしゃっている現場の分析者というものが、はっきりと申し上げて、それがタッチしている状態ではないことがいくつかございます。それは、あえて申し上げなければいけませんので、 そこの指導も含めてさせていただきたい、と思いますので、知っているはずだという、データが出ているのを隠しているわけでは決してございません。データは、一つしかなければ、 一つしか出していませんし、SDがなければ、SDがないという状態で、素データもすべて私どものほうでは、私も個人的に見ておりますので、出していない、というわけではありません。出ていないんです」
「反論します。それは、規制庁さんが、もしくは文部科学省が『不確かさをつけないで報告して』と言っているんじゃないですか?」
データは「消えている」のではなく、国家によって「消されている」。それが青山の見解だ。
「答えてください。あえて反論します。今のはちょっと認識不足です。中村委員の明らかな認識不足です」
「何をもって認識不足というかわかりませんけれど……」
「隠していない、とおっしゃったではないですか?」
「いやいやいや、認識不足……私はいっしょに仕事をしている者、規制庁、文科省とかということではなくて、いっしょに仕事をしている者を信じております」
中村は「東電を信じている」ということだ。
「したがって、その者がデータを、こういうデータであるということを出してくれば、私はそれをそのまま信じます。ですから、認識不足の問題ではなく……もし、私のキャリアとして認識不足だ、とおっしゃるんでしたら、それは明らかに反論をいたします。しかし、そのデータは、疑い出したらキリがありません。ですから、私は、いっしょに仕事をしている者の持ってきたデータは、すべて信用しております。それが答えです」
ここで一回り年下の青山は「わかりました」。一歩引いたようにも見えたが……。
(つづく)
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「まず、結論から申し上げます。まったく問題ありません」
「汚染水の影響は、0・3平方キロの港湾内に完全にブロックされています」
「私たちは福島の近海でモニタリングを行っています」
(安倍晋三 IOC総会記者会見 2013年9月7日)
この発言からわずか6日後の原子力規制委員会。
「東電の海洋モニタリングは0点」
そう断言した国のお役人がいた。
この男、「国際原子力マフィア」の総本山、IAEA総会でもこう報告している。
「福島第一原発では、セシウム137、ストロンチウム90だけで一日計600億ベクレルが外洋に放出されている」(2013年9月17日)
安倍晋三の「国際公約」はひと月もたたないうちに全否定された。完膚なきまでに叩き壊された。
ぶっ壊した男の名は青山道夫。気象庁気象研究所の主任研究官である。
原子力規制委員会は自ら「招かざる客」を呼び込んでしまった。
2013年9月13日。第1回「海洋モニタリングに関する検討会」が開催された。
参院選の直後に発表され物議をかもした「汚染水の海への漏えい」を受け、「海の調査を見直そう」という目的で新設された検討会……いや待て。より正確に言い直した方がいい。
この検討会は「海の調査を見直そう」という目的で新たに生まれた専門家会議のはずだったのだが……。
「会議をぶち壊すつもりはないのですけど」
いきなり、そう切り出したのが青山研究員だった。
「今、出されているこのデータ、放射能測定データにもかかわらず、『不確かさ』がついていません。これが学生のレポートなら0点です」
たとえば、<サンプリング箇所「港湾中央」Cs137 4・8Bq/L>とだけ書いたレポートを大学生が提出したら「落第する」ということだ。ざっくり言えば「誤差」がないから。
青山の説が正しいとすれば、安倍晋三は「0点の答案用紙」をもとにこう断言したことになる。
「私たちは福島の近海でモニタリングを行っています。その結果、数値は最大でもWHOの飲料水の水質ガイドラインの500分の1です。これが事実であります」
全世界に向けて。
「そして、我が国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準であります。食品や水からの被曝量は、日本のどの地域においても基準の100分の1であります。つまり、健康問題については、今までも、現在も、そして将来も、まったく問題ないということをお約束いたします」
にこやかに断言。
「日本にやってくるアスリートに責任を持ちます」
安倍にこう言わせたのは誰なのか?
「海洋モニタリングに関する検討会」を仕切る中村佳代子・原子力規制委員会委員も重要な容疑者のひとりだ。
東電福島第一原発の現状を英語で書き、世界に向けて発信しているのが中村だからである。
青山道夫研究員の前にある「0点データ」は、単に「東電データ」ではない。東電が採取し、分析し、中村が評価しまとめたもの。「制作・東京電力」「監修・中村佳代子」データなのだ。
「『0点』と言われたら、いつもとぼけた表情の中村だって怒るだろう」
そう思って動画を見ていたら……。
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5月29日。ノッチタンク漏えい事故。
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「東電は海が荒れていないかぎり毎日きちっと海水を汲んでサンプリングをしている」
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腹立たしいですね。
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事故から4年3カ月。
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K排水路汚染水流出事故つづき。
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恐れていた事態が現実となった。
汚染水がついに「シルトフェンス」を越えたのだ。
シルトフェンスとは、水中に張るカーテンで、汚れた粒子(泥など)を堰止めるためのもの。
シルトフェンス内はもちろんのこと、シルトフェンス外のサンプリングポイント「港湾中央」の海水汚染濃度が急上昇した。
5月13日。全ベータ17ベクレル/L→
5月28日。全ベータ190ベクレル/L!
当然、「港湾外」のサンプリングポイントでも「過去最高値」が記録された。
しかし、東電は頑としてこう言い張る。
<港湾口、および外洋での放射能濃度に有為な変動がないことから、影響は港湾内にとどまっていると考えられる。>(東電資料 6月1日)
この説明に、ともに原発を推進する「原子力ムラ」の学者も噛みついた。
「これは港湾の外、外洋での測定結果で、影響がないということなのですけれども、ただ、あまりにも測定の間隔が広いことと、それから、漏えいが起きた後の測定点が2つしかないのですね、それぞれの場所で。普段は4日か5日に1回位測っているということだと思うのですけれども、明らかに流出が起きた後、
ここだと5月30日と6月1日に2回測っただけですね。少なくとも、外へ出たかもしれない ということがあった場合は、もうちょっと頻繁に、あるいはもう少し測定点を増やして、
外洋への影響がないことをきちんと確認すべきではないか」(石渡明委員 原子力規制委員会 6月3日)
今回の事件に対する東電の対応はただひとつ。
「港湾外」の海水は調べない、である。
石渡委員の「ごもっとも」な指摘から4日がたつが、東電は「港湾外」データをひとつも公表していない。
「たった2回測っただけ」の数値がこれだ。
5月30日。「港湾外」「港湾口東側」の全ベータ18ベクレル/L! 過去最高値!
過去最高値を記録したんだから、普通なら「監視を強化」するはず。少なくとも「継続して監視する」でなければおかしい。
この数字を見た東電は調べるのをやめた。
あるいは、「偉い人」「上位の者」からの指令があった。
「安倍晋三の国際公約を守るために数値は出すな」
2013年9月7日。ブエノスアイレス。IOC総会。
「汚染水の影響は0・3平方キロの港湾内に完全にブロックされている」(安倍晋三)
6月1日にも過去最高値が軒並み記録されている。
「3・4号機取水口間」全ベータ1200ベクレル/L!
「3・4号機取水口間」トリチウム3200ベクレル/L!
「4号機スクリーン」全ベータ1200ベクレル/L!
「4号機スクリーン」トリチウム3100ベクレル/L!
「1~4号機取水口内南側」全ベータ490ベクレル/L!
「1~4号機取水口内南側」トリチウム1200ベクレル/L!
すべて「港湾内」「シルトフェンス内」の数値だが、注目してほしいのはトリチウムである。
6月1日を最後に、東電はトリチウムを「測定対象外」にしてしまった!
毎日、海水は採取するが、「トリチウムは調べない」ということだ。
今回の事故の直後、東電は3回、トリチウムの値を調べている。
5月29日、30日。一日置いて6月1日。
これは明らかに「過去最高値を記録したから、調べない」ということだ。
「監視を強化」とは真逆の態度。およそ人間のやることとは思えない。
トリチウムは水と同じように生物に吸収される。
人間の子どもの体の70%は水である。
「たんぽぽ舎」の山崎久隆さんによれば、東電福島第一原発敷地内のトリチウム総量は1000兆ベクレル!
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2013年9月7日。ブエノスアイレス。IOC総会。
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東電福島第一原発「港湾外」海水調査の深い闇。
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2015年2月。福島県浜通りでは雨の日が3日ありました。
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大問題発覚!
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「アンダーコントロール」で動画検索をしてください!
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そもそもの問題はK排水路にモニタリング装置がないこと。
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穏やかに喋っているのにね。
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この頃、アメリカでは金融「詐欺師」軍団が活動を開始していた。
「格付け会社」である。
それまで単なる「パンフレット製作者集団」「出版社」だった格付け会社が、証券などの発行体から手数料を徴収するビジネスモデルを確立。それまでは、政府や地方自治体、鉄道会社に限定されていた「発行体」は、爆発的に増大した。格付け会社が、ありとあらゆる紙切れに「AAA」~「C」といった記号を貼りつけていったのである。
格付け会社、「スタンダード&プアーズ」「ムーディーズ」がワシントン原子力発電所の社債に「A」の記号を貼りつけたのが1978年。
1979年3月28日。スリーマイル島原発2号炉で炉心溶融の大事故が起きた。
1983年。ワシントン原子力発電所は経営破たんした。激怒した投資家が格付け会社を訴え、論争となった。
エンロン事件、リーマンショックで世界中から非難された格付け会社の最初のつまずきは原発だったのだ。
拙書『報道詐欺 プロパガンダの百年』より
メルマガで連載中↓
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<東証>東芝が一時5%高 報告書の提出延期承認受け
2015年6月1日 日本経済新聞
米ブラックロック、東芝や東エレク株を5%取得
2015年5月21日 日本経済新聞
東芝株が急騰した。
粉飾決算疑惑で決算書未提出。
株主への配当ゼロ。
説明ができないため株主総会は異例の2段階開催へ。
東電福島第一原発の多核種除去施設ALPSで多量の不良品が発覚。
にもかかわらず株価急騰!?
わからん!
腑に落ちないニュースに接したらカネの流れを追え。
誰が東芝株を買ったのか?
<東芝が続伸している。一時前日比24円10銭(5・5%高)の459円80銭まで上げた。不適切会計問題の第三者委員会による調査が長引くため、15年3月期の有価証券報告書の提出期限を8月31日まで延長することが承認された。5月29日夜に会見した田中久雄社長は監理ポストや上場廃止にならないよう、全力で取り組むと発言、株式上場をめぐる目先の不透明感が和らいだ。>(6月1日 日本経済新聞)
記事の通り、日本を代表する大企業、東芝の株は「上場廃止にならない」とみた個人投資家が買った?
そんなわけはない。
最初に買ったのは世界最大の国際金融資本「ブラックロック」だ。
東芝株は現在、「ブラックロック銘柄」と呼ばれている。ギャンブルにたとえるなら、最も巨額のカネを張る男(通称ホエール)であるブラックロックが東芝にでっかいチップを置いたから、周囲のチンケなギャンブラーもそれに乗った。それだけの話。好材料ゼロ。悪材料ばかり次から次へと出てくるのが今の東芝なんだから。
ブラックロックとは何者なのか?
<運用資金は株式、債券、キャッシュ、オルタナティブ、不動産、アドバイザリー戦略と多岐にまたがり、その総額は世界のGDP合計(72兆ドル)の約6%(411兆円)のぼる>(ウィキペディア)
地球上の富の6%を支配!?
この説明だけ聞くと「世界一の大富豪なのか?」と思ってしまうが……。
<ブラックロック、ゆうちょ銀元社長の井澤氏が会長に就任へ>(4月21日 ロイター)
ブラックロックは、私たちの郵便貯金で東芝株を買った。老後資金のために毎月わずかづつ郵便局におカネを預けた日本人になんの断りもなしに、である。
2004年。ブラックロックは、郵便貯金と簡易生命保険の投資顧問会社となった。
ブラックロックは、日本人が最も手軽に加入できた保険「かんぽ」のおカネで東芝株を買った。
<年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は委託先の運用機関の間で資産の移管を円滑に進める「トランジション・マネジャー」4社を選定した。GPIFの発表資料によると、国内株式は野村アセットマネジメントとブラックロック・ジャパン、外国債券はブラックロック・ジャパン、外国株式はラッセル・インベストメント>(4月2日)
ブラックロックは、私たちの国民年金、厚生年金で東芝株を買った。
<選定をめぐっては、昨年11月に公募を発表>
GPIFは、「昨年10月」に運用ポートフォリオを変更。国内株式につかえるおカネ(平たく言えばギャンブル資金)を12%から最大34%に引き上げた。
特筆すべきは、「外人」であるブラックロックが、(「郵政改革」が旗印だった)小泉純一郎政権以降の自民党と一体化していることだ。祖国を信用して預けた日本人のおカネを、外人が勝手にギャンブルに流用している。
私たちの未来を支配しているのは誰か?
ブラックロックの源流を遡っていくとひとりの男にたどり着く。
1985年。ウォーバーグ投資顧問会社設立。たび重なる合併、買収、合弁を経てブラックロックが誕生した。
その男の名は、ポール・ウォーバーグ。「連邦準備制度(FRS)」の生みの親である。
20世紀初頭。ウォーバーグは、数々の論文、パンフレット、新聞記事(ニューヨークタイムズの連載記事など)を発表。講演活動も精力的に行った。
この男の第一声はいつも決まって「カネがない」だった。
銀行のおカネは金(ゴールド)に依存している。鉱物資源であるゴールドには限りがある。ゆえに「カネがない」。
銀行のおカネは国債に依存している。国家が借用証書をバンバン印刷して配りまくると国家が破産する。国債発行額にも限りがある。ゆえに「カネがない」。
どうすりゃいいの?
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