東芝原子力部門と子会社ウェスチングハウスの損失 わかっているだけで430億円超 中国・三門原発稼働延期の損失は?
2011年4月。「サウス・テキサス・プロジェクト」が白紙に。
2014年5月。東芝の損失は310億円と報道。
2014年3月。合衆国濃縮会社「ユーゼック」破産。
119億円の東芝からの出資金が消えた。
わかっているだけで429億円の損失。
誰も報道しないのが中国・三門原発の稼働延期による損失金です。
ウェスチングハウス社設計の三門原発圧力容器。
製造は「原発スキャンダル」に揺れる韓国企業。
三門原発は2013年12月に稼働するはずでした。
1年半近く稼働が遅れています。
この損失金をアレバ社のフィンランド・オルキルオト原発のケースをモデルに計算してみます。
オルキルオト原発は稼働が6年遅れています。
費用は30億ユーロから85億ユーロに膨れ上がっています。
1年に9億1666万ユーロの損失が出る、ということです。
日本円で1255億8242万円。
1年半で1883億7363万円です。
なのに東芝は大儲けしたと言っていました。
東芝原子力部門増益は大ウソだ!
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