福島第一原発排水路 58万ベクレル、42万ベクレルの泥を採取したのは東電ではなく規制庁職員だった!
A、K排水路の泥問題を時系列で整理します。
2013年3月。
東電福島第一原発の敷地境界線の空間線量が最大1mSv/hまで低下。
8月。
空間線量が急上昇。
9月7日。
安倍晋三「アンダーコントロール」演説。
10月。
「東電に任せていては首相の国際公約が守れない」
規制庁が「汚染の全体像を把握するため」線量調査開始。
12月3日。
規制庁職員がA排水路で2mSv/hなど、複数のホットスポットを発見。
職員の証言。
「ここでは水の採取はできなかった」
この証言でわかるように、
水、泥を採取したのは東電ではなく規制庁職員!
規制庁が独自に分析すると、「東電が汚染を隠していた」ことになる。
「東電が分析し東電から公表するように」と規制庁が指導。
東電は速攻で泥が片付けやすいA排水路から清掃!
12月26日。
廃炉・汚染水対策チーム「事務局会議」。
初めて排水路のデータが公表される。
2014年1月24日。
汚染水対策ワーキンググループ会合。
「A排水路はきれいになりましたよ」と東電が発表。
1月31日。
特定原子力施設監視・評価検討会。
排水路に関するすべての数値が消える。
2014年4月。
東電が排水路のサンプリング調査開始。
一切、公表せず。
2015年3月4日。
特定原子力施設監視・評価検討会。
東電、1枚きりの紙を配布。
2013年4月から計100回の排水路サンプリングデータ。
「東電はなぜ、隠していたんだ!?」と集中砲火を浴びる。
これ以降、排水路問題は語られなくなる。
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