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2015年4月25日 (土)

豊島区池袋本町「電車が見える公園」の報道

 まず、報道ステーションなどが現場に駆けつけたとき、線量計の数値を言わなかった。

 
 線量計を持っていたのに数値を言ってはいけない。
 
 これがこの国の「掟」です。
 
 周囲の民家をテレビに映してはいけない。
 
 数値と「遊具と民家の距離」がわかったら、民家にいる人を避難させなければならないからです。
 
 私が見た数値は民家がある場所で0・13シーベルト。
 
 真実を報じるべきマスコミは「線量を言わない」「民家を映さない」という「掟」を守ったわけですね。
 
 掟を作ったのは「原子力ムラ」ですが、原発を推進する政党に投票し続けた私たちが作ったともいえますよね。
 
 社会党、共産党に投票した人を含めて。
 
 豊島区の対応は素早くて、よかった、と思います。
 
 報道はどうなりましたか?
 
 放射性物質を取り除いたとたんに、グーグルマップで周囲の民家を放映する。
 
 住宅を映す。
 
 そこが住宅密集地であることを初めて絵にする。
 
 あの公園は私の借家から歩いて1分です。
 
 福島の現実が少しだけわかった気がします。
 
「年間1ミリシーベルト」「半径何キロ以内」で家を出なければならない?
 
 理不尽の極みです。
 
 なぜ、原子力、核がこの世間に存在するのでしょうか?

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