東電福島第一原発K排水路「掃除をしたら汚れた」「除染したら汚染した」東電底抜け脱線ゲームhttp://www.mag2.com/m/0001577514.html
汚染水問題破たんの証拠はまだある。
3月4日。特定原子力施設監視・検討委員会。
「なんでこうなるんだ!?」
疑問を投げかけたのは更田委員だった。
「1月15日だけ非常に大きな値になっている。清掃前の降雨ありに比べても、清掃後の降雨ありのデータが二桁ぐらい上がっている。これは、どこかからやってきているんですよね。清掃前より高くなっているんだから」
2014年1月から、東電は排水路自体の清掃、つまりは「ドブさらい」をします、とずうっと言ってきた。ところが、ドブさらいをしてみると……。
2014年10月6日。清掃前。
セシウム137 33Bq/L
2015年1月15日。清掃後。
セシウム137 1500Bq/L
なんと、汚染濃度が45倍に跳ね上がった。
掃除をしたら汚れた? なぜ?
岡村祐一・東電の説明がすごいぞ。
「実はちょっと上流側で除染工事とかやっている最中に取ってしまった」
なんと、「除染をすると汚染する」と言っているのだ。
何をやっていたのか?
<試料採取の数日前に、採取点西側(上流)の法面の表土剥ぎ取りを実施。>
洗いざらい白状しなさい!
2011年3月。
3号機爆発。→
使用済み核燃料プールにあった「燃料そのもの」が少なくとも2キロ先まで飛散。→
燃料の破片、粉末が落ちた場所は人が通れない高線量。→
作業ができないので仕方なく、ブルドーザーで上から土をかけた。
表土をはぎ取れば、燃料そのものが顔を出してしまうのだ。
採取日当日は5mm強の雨が降った。
一般排水路の汚染濃度が急上昇するのは「当たり前の話」なのだ。
切り捨てられたのは誰か?
「3・11」。福島県沿岸の漁協組合員1567人のうち7・3%、115人が津波で亡くなった。
人間は負けるようにつくられていない。殺されることはあっても、負けはしない。
アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』
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