領土問題 メドベージェフは一度だけ北方領土に行ったがプーチンは一度も日本を挑発していない
プーチンには理想主義のかけらもないと私は思う。
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「3・11」日本で最も美しい村といわれた飯館村が失われました。
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片山さつき Official Blog : これからご推薦頂いてる埼玉県美容へ!東京、兵庫でも推薦頂いてますが昨日の着物着付けメイクは美容生衛!私のようなオバさんも綺麗に作って下さる技術に感謝! http://t.co/u9RJdRjTlG
— 片山さつき (@katayama_s) 2015, 1月 27
片山さつき Official Blog : 自民党静岡県連女性部恒例の研修会でご挨拶!東京都中華生活衛生同業組合新年会!新作「東京餃子』発表! http://t.co/9uibcGEWur
— 片山さつき (@katayama_s) 2015, 1月 27
片山さつき Official Blog : 国会開会式 ヨルダンの中山副大臣からメール!和装議員連盟は日本の伝統で今年も陛下をお出迎えお見送り、as usual, http://t.co/eyF3LIAELw
— 片山さつき (@katayama_s) 2015, 1月 26
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http://ameblo.jp/satomasahisa/
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『イスラム国、イラク人女性の釈放を要求 ヨルダンで拘束』(日経)http://t.co/Tcx8PETNIq →要求の出展は不明だが、日本とヨルダンの連携... http://t.co/N9PuaMATzN
— 小池百合子 (@ecoyuri) 2015, 1月 25
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第189回国会が召集されました。会期は平成27年6月24日までの150日間です。
開会式において、天皇陛下から次のおことばを賜りました。... http://t.co/obdoVMWzwT
— 山谷えり子 (@yamatanieriko) 2015, 1月 26
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こいつはおバカだ!
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NHKはすでに報道機関ではない!
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それでは、ソ連の核実験に抗議した社会党はどうだったのか?
社会民主党の福島みずほが言うように「一貫して脱原発」だったのか?
1955年8月。左派社会党の志村茂治と右派の松前重重義は原子力平平和用国際会議に参加するため、ジュネーブに向かった。
彼らを率いていたのは……。
<昼間の調査が終わると、毎晩、ホテルの一室に集まり、ランニングシャツにステテコ姿でベットの縁に座り、激しく討論を交わした。そこで原子力研究開発を含む日本の科学技術政策の立案、科学技術主管官庁の設立などについての意見をまとめていったのである>(『政治と人生――中曽根康弘回顧録)
なんと、マッカーサー元帥に「憲法改正に関する建白書」を叩きつけた男。「青年将校」中曽根康弘だった。
呉越同中。
自由党の前田正男を含む4人の国会議員は、イギリス、フランス、カナダ、アメリカを歴訪。ほとんど地球を一周して帰国すると、そろって記者会見をし、「原子力予算」の概要を公表した。
ようするに、「国民の血税をどう奪い合うか」について激論を交わしていたのだ。
実際、国産第一号原子炉の誘致問題が持ち上がると、志村茂治は地元、横須賀市の市電やバスにステッカーを貼りまくり、中曽根の高崎市と激しく争っている。
志村は「放射能はこわくない」プロパガンダの元祖でもある。
1955年12月。原水爆禁止運動が燃えさかるなか質問に立った志村は、
<米国と英国と双方が来春南太平洋で、しかもビキニで水爆の実験をするということを宣言しております。そうなれば再びカツオ、マグロの放射能の問題が起ってくるでしょうが、前回に被曝限度が高過ぎたのじゃないか、そのために捨てる必要がなかった量を捨てておる、ばかを見たというような声を聞いておるのであります>
放射線に安全基準などない。
数値を決めて「高すぎる」と主張する――。その非科学的な会話のくり返しが今の破局を生んだのである。
1966年9月。社会党の名物議員だった岡良一は、大漁旗にとり囲まれていた。
岡は三重県渡会郡に原発を建設するために海の上にいた。衆院特別委員会の視察団の一員で、率いていたのは、またしても、中曽根康弘だった。
呉越同舟。
地元の漁民による異議申し立ては、拘束者90人、逮捕者55人にのぼる大騒動「長島事件」に発展した。
芦浜原発闘争は、その後、37年間も続いた。
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「3・11」以降、わが祖国は報道管制下にある!
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決算報告をしなきゃならない一企業、東京電力に原子力災害収束作業を任せていたら、永遠に収束しない!
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さらに深い闇に包まれているのが、使用済み核燃料プールの写真が黒く塗りつぶされたままの3号機である。
<作業現場で最も線量が高いところは3号機でしたね。オペフロの上は線量が高すぎてあがれないんですけど、オペフロの東側、タービン建屋の屋上を瓦礫を撤去しながら、カバーリング鉄骨をつけた時です。>(前出「誰が福島第一原発を収束させるのか」)
やはり、3号機が最大の難所か。
<2mSvのAPD(警報付きポケット線量計:2mSvに達したら避難するように警報音で随時知らせる)をつけて、15分でパンク(線量限度に達すること)しないように戻ってきます。><そこはもう人海戦術でした。>
<どこの馬の骨か分からないような人たちを集めて、散水部隊が水でビューって瓦礫をとばしたりとか。>
どこの馬の骨か分からないような人たちが……?
<いろんな人たちがそこで散っていきました。>
……散っていった!?
2013年5月20日。『しんぶん赤旗』に驚愕の記事が掲載された。
<世界一危険な“竹やり作戦” 福島第1原発3号機 作業員が語る>
<同じ第1原発でも1、2号機と比べて作業員の被ばく線量はダントツに高い。世界一危険といわれながら、やっていることは(戦時中の)竹やり作戦と同じだ>
この記事の中で「作業関係者」はこう語っている。
<連日、100人近い人間が3号機に張り付いている。東電のホームページには登場しない、『陰の作業チーム』だ。ほとんどが偽装請負だ>
……(絶句)。
3号機での作業は公表すらされない!?
私は、小原一真さんの記事を元に「タービン建屋 カバーリング鉄骨」で東電HPをサイト内検索をかけてみたが……。
<結果がありません>
上から下まで「検索結果なし」。
3号機周辺での復旧作業は、本当に公表されていなかった!
「どこの馬の骨か分からないような人たちが……散っていった」
作業員が消えていった先の闇を元東電福島第一原発の看護士が示唆している。
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処理設備は経験のないシステムで、稼働効率向上がなかなか進まなかった。
東京電力 広瀬直己社長
東京電力は福島第一原発の高濃度汚染水の年度内処理を断念した。
「3月末までの処理が大変厳しい。約束が果たせず、大変申し訳ない」(広瀬直己社長)
白状せよ!
「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は完全に破たんしている、と。
東電福島第一原発の作業災害は、2014年11月時点で昨年度の3倍を超える40件となっていた。
それを受け、東電がついに頭を下げた。
<これらの災害により、発注者が担うべき問題が当社にもあると認識>(「福島第一原子力発電所における災害発生状況及び課題と重点活動について」2014年12月25日)
なんと傲慢なもの言いだろう。これまでの労災はすべて「下請けの責任」で片づけてきたのだ。
<現場が安全な状態であることの作業前確認が十分に出来ていない>
<現場エリア調整・管理が十分に出来ていない>
つまり……何もできていない。
現場で踏ん張っている下請けの怒りの声を受け、東京電力は「儀式」を行った。
1月15日。「安全総決起大会」。東電約170名、元請け企業42社約170名、計約340名が参加。各企業は最前列で社旗を掲げ作業の安全を誓った。
そのわずか4日後の1月19日。
福島第一原発で協力企業社員の釣幸雄さん(55)が、高さ11メートルの雨水受けタンクの底に転落。翌日に死亡した。
同じ日。新潟県柏崎刈羽原発で協力企業社員の男性(51)が金網状の足場から約3・5メートル下に転落。足の骨などを折る重症を負った。
さらにその翌日の20日。東電福島第二原発の廃棄物処理場で協力企業社員の新妻勇さん(48)が重さ700キロの鋼鉄製容器と台座に頭を挟まれ死亡した。
やはり、原子力は呪われている?
福島第一原発の転落事故は「原子力災害復旧作業の現場には熟練工がいない」ことを暗示している。
タンクの上部には手すりがある。なぜ、ここに命綱を装着しなかったのか?
それが第一の疑問だが、この事故はタンクメーカーの設計ミスによって起きたともいえる。
水が張っていないタンクの検査のため、作業員は地上の入り口から入ったが、暗くて検査ができない。そこで釣さんが外梯子を上り照明をセットしようとしたところ「マンホールの蓋とともにタンク内部に」落下。
道路のマンホールの蓋はなぜ丸いのか?
小学生だってわかる。正方形にすると一辺の長さが対角線よりも短いのでマンホールの底に落ちてしまうから。
ツイッターで現場の様子を伝え続ける「ハッピー」さんもこうつぶやいている。
<タンク施工の作業員もあの角蓋は危ないと思ってたはずだし>
ハッピーさんはさらに、
<日頃から現場作業員感じている危ない場所や、これじゃ危ないよなぁって設備なんかの意見を吸い上げるシステムが必要なのかも>
東電が作業員の意見を聞いていない?
それだけでも大問題だが、そもそも、現場に東電社員がほとんどいないんだから、現場の意見を吸い上げても無駄。なんにもならない。
<現場でも東電が作業員に直接指示を出すことは、ほとんどない。あっても「早くしろ」「時間がない」くらいやね。こないだ安倍さんが視察に来たけど、ホンマ、大迷惑でした。というのも「安倍さんに汚いところを見せられない。ガレキを片づけろ!」と東電に言われ、一週間もかけて現場の掃除をやらされたんです。掃除で作業が滞るというアホらしさ。安倍さんが見たのはほんとのイチエフ(福島第一原発)の姿やないですよ(笑)。>(福島第一原発作業員 緊急座談会「汚染水処理の現場はヤクザと素人だけになった」『週刊現代』2013年10月22日号)
元請けのゼネコンなどと打ち合わせをしたら東電社員の仕事は終わり。現場には来ない。
となると、現場を知るリーダーはゼネコンやメーカーの社員ということになるが……。
<元請けの現場監督はルールがあって3カ月の勤務が限度です。>(フォト
ジャーナリスト・小原一真のブログ「誰が福島第一原発を終息させるのか―見えない人間」)
現場監督も3カ月でいなくなる? コロコロ変わる? なぜ?
<熟練作業員の不足は深刻。素人が10人いるより、技術を持った一人のほうが仕事は捗る。震災後、原発作業員の年間被曝量の上限が50から250ミリシーベルトに上げられたけど、福島第一原発ではそれでもすぐ、被曝限度を喰ってしまって、働けなくなる。熟練工は『高線量部隊』と呼ばれる、原発により近い現場で働くので、だいたい1~2週間で限度オーバーになってしまう。>
<現場はヤクザとど素人ばかりです>
<汚染水はどんどん増えるのに、作業員はどんどん減っていく。それなのに子ども・被災者支援法はあっても被曝労働者の支援法はないというんだから、そのうち素人もヤクザもイチエフからいなくなってしまいますよ。>(前出『週刊現代』)
1年3カ月も前に現場は破たんしていた。
ちょうどその頃、東京電力はとんでもないことを言い出した。
「2015年までに少なくとも1万2000人を動員する」
当時の登録作業員数は約8300人。
無謀な計画の理由はただひとつ。
「2014年度内に高濃度汚染水処理を完了する」
国に約束した「中長期ロードマップ」の工程を守るためである。
当然、熟練工は東電所有の福島第二原発、柏崎刈羽原発からもかき集められている。
「プルトニウムの呪い」でもなんでもなく、連日の死亡事故は起こるべくして起きたのだ。
今、東電福島第一原発を覆っているのは「原子力の闇」ではなく「ゼネコンの闇」なのだ。
大工事でゼネコンが次のような号令をかけたとき、動き出すのは誰か?
「経験不問。どんなやつでもいいから、この頭数、かき集めてこい」
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昨日もたくさんの人が抗議の声を上げていました。
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大統領となったバラク・オバマは「9・11」以降、初めて軍事費を削減したリーダー。
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水陸両用強襲車と言われているが、たとえば、尖閣上陸作戦ではAAV-7はまったく役に立たない。
万が一、いわゆる離島が人民解放軍侵攻部隊によって占領されてしまったとしよう。そして、他の様々な条件の考察はひとまず脇に置き、ともかく自衛隊がその離島を奪取することになったとしよう。>
<この場合、陸上自衛隊奪還部隊がAAV-7を連ねて、敵が防備を固める海岸線に近づこうものなら、占領部隊が発射する対戦車ミサイルによって、かなりの沖合でAAV-7は隊員もろとも木っ端微塵に吹き飛ばされてしまう(AAV-7が上陸できる海岸の地形は限定されているので、防御側は簡単に予測ができる)。運よく、ミサイル防御網をくぐり抜けたとしても、対戦車ロケット弾によって火だるまにされたり、スナイパーの徹甲弾によって蜂の巣にされてしまう。無事に海岸線にたどり着けるAAV-7はおそらく皆無であろう。>
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42709?page=3
ボーング社のオスプレイと同様、安倍「植民地」政権は、米軍需産業の倒産を救うために不正選挙ででっちあげられた。
我らが自衛隊員をこのポンコツに乗せてはいけない!
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この女性は映画『圧殺の海』共同監督。
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<格納容器内部調査に向けた装置の開発状況 燃料デブリ取り出しに先立ち、燃料デブリの位置等格納容器内の状況把握のため、内部調査を実施予定。 格納容器内の水位が高く、1、2号機で使用予定のペネが水没している可能性があり、別方式を検討する 必要がある。 【調査及び装置開発ステップ】 (1)X-53ペネからの調査 ・PCV内部調査用に予定しているX-53ペネの水没確認を遠隔超音波探傷装置を用いて調査を実施 し、水没していないことを確認(10/22~24)。 ・2015年度上期目途にPCV内部調査を計画する。なお、ペネ周辺は高線量であることから、除染及び 遮へい実施の状況を踏まえ、遠隔装置の導入も検討する。 (2)X-53ペネからの調査後の調査計画 ・X-6ペネは格納容器内水頭圧測定値より推定すると水没の可能性がありアクセスが困難と想定。 ・他のペネからアクセスする場合、「装置の更なる小型化」、「水中を移動してペデスタルにアクセス」 等の対応が必要であり検討を行う。>
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作業中止で安全総点検に1日かけても、工程を1日延ばしてくれるわけじゃない。この1日遅れを取り戻すため、工程守るため、他の日に負担がかかるという事は危険度が増すという事。
— ハッピー (@Happy11311) 2015, 1月 20
実現不可能の「ロードマップ」が作業員を追い詰めた?
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ご冥福をお祈りいたします。
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またジャーナリストが見殺しにされようとしている。
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末期ILL BONEは「死者」も演奏してなかったんだな。
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1月15日。辺野古新基地建設工事再開のニュースに驚愕の映像があった。
キャンプシュワブ敷地内に並べられた金網に入った大量の石材。
人々は工事車両の動きを監視していたが、これだけ大量の石がどうやって運び込まれたのか不明だという。
仮設桟橋建設の「基礎」となる石材だが、「仮設」だけで大型ダンプ5000台以上の石材が海に投げ込まれる。
一度沈められた石材を引き上げるのは不可能で石材投入は即ち「ジュゴンの海」の死を意味する。
1月16日。沖縄県はフロートのアンカーや仮設岸壁設置作業に県知事の許可が必要かどうか検討するため、防衛局に文書照会した。回答期限は1月30日。
しかし……。
<照会作業中の作業中止は要請しない。>
現場で体を張って抵抗している人々はこう思っているに違いない。
「翁長の野郎、何を悠長なこと言ってんだ!?」
詳しくはメルマガで
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東電福島第一原発での労災が3倍となる異常事態。
午前10時16分現在、負傷者は救急医療室にて医師の診察を受けており、意識はあるものの、動けない状態です。
なお、作業員の身体に放射性物質の付着はありません。>
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ま、そういうことなんでしょう。
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2014年12月。突然の解散総選挙が強行された理由は明白だ。
「今、選挙をやらなければ、安倍晋三が総理大臣の椅子から転げ落ちるから」
米国軍産複合体の思惑もみえみえだ。
「今、選挙をやらなければ、植民地である日本が独立してしまうから」
テレビ、新聞は「解散権は総理大臣にある」というプロパガンダを繰り返したが、この解散は憲法違反である。
憲法45条は、衆議院の任期を4年と定めている。
例外として「解散」を認めているのが憲法69条。内閣不信任案が可決された場合に限り、それに対抗する衆議院解散を認める、というものだ。
この掟が守られたのは、1948年の戦後初の解散劇、吉田茂政権のいわゆる「馴れ合い解散」だけだった。
1952年。戦後二度目の「抜き打ち解散」は憲法69条によらず、なんと天皇の国事行為を定めた憲法7条を根拠に強行された。
解散で議員職を失った苫米地義三は「解散は憲法違反」と主張して議員歳費を請求する訴訟を起こしたが、最高裁は棄却してしまった。
なぜ、苫米地議員は負けたのか?
その理由は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(矢部宏治 集英社インターナショナル)でも糾弾されている「統治行為論」である。
「高度に政治性のある国家行為については法律上の判断が可能であっても裁判所の審査権の外にあり、その判断は政治部門や国民の判断にゆだねられる」
……って……つまり……どういうこと?
総理大臣は憲法違反をしても裁判所で裁かれない!?
だとしたら、日本は62年間ずうっと「ナチス・ドイツ以下」の国だったことになる。
<全権委任法第二条 ドイツ政府によって制定された法律は、国会および第二院の制度そのものに関わるものでないかぎり、憲法に違反することができる。>(ナチスの全権委任法)
むちゃくちゃな法律を作り、ナチス・ドイツは滅びたが、わが祖国、日本はナチス以下の法的判断を延々と繰り返し、それでも「日本は民主国家です」という「顔」をしている。
しかも、この判断が示されたのは悪名高い「砂川判決」の翌年なのだ。
住民が米軍機の飛行差し止めを求めた砂川裁判について、矢部宏治はこう書いている。
<深刻なのは、田中耕太郎が書いたこの最高裁判決の影響が及ぶのが、軍事の問題だけではないということです。最大のポイントは、この判決によって、
「アメリカ政府(上位)」 > 「日本政府(下位)」
という、占領期に生まれ、その後もおそらく違法な形で温存されていた権力構造が、
「アメリカとの条約群(上位)」 > 「憲法を含む日本の国内法(下位)」
という形で法的に確定してしまったことにあります。>(『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』)
今から62年も前に「植民地日本マスト・ゴーオン」の法的判断が、民主主義の根幹である選挙についても下されていた!
2014年12月14日。日本の有権者の48%は投票しなかった。
民意は示されたのだ。
62年前の「苫米地事件」判決はこう言っていた。
「衆院解散が憲法違反か、そうではないか、ということは国民の判断にゆだねられる」
つまり「選挙で解散の是非を問え」ということだ。
日本の4800万人は「この選挙には意味がない」という判断を示した。
「苫米地事件」判決に従えば、選挙自体が憲法違反だということでしょ?
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2012年12月。不正選挙。
経営危機に陥ったボーイング社からオスプレイ購入。
2014年12月。憲法違反の解散総選挙。
2015年1月。辺野古新基地建設のための資材を深夜に搬入。
すべてはだまし討ちだった。
順番に見ていこう。
2012年の不正選挙の結果を「ジャパン・ハンドラー」は予言していた。
「総選挙の結果が日本の左派勢力に止めを刺すことになるだろう」(戦略国際問題研究所(CSIS)マイケル・グリーン副所長)
再び総理の椅子に座った安倍晋三は真っ先にCSISに駆けつけこう言った。
「アイム・バック」
「日本の防衛費を増やします」
「3・11」の一ヶ月後、CSISは「復興と希望のための日米パートナーシップ」を立ち上げた。
「東北地方すべてを復興特区に」
つまり、被災地を米国人が「儲けやすい」場所に作り変えろ、ということ。ショック・ドクトリン。
パートナーシップの委員長が、なんと……。
ボーイング社CEO、ジャームズ・マックナーニ!
安倍晋三はオスプレイを買って倒産寸前のボーイング社を救った。
2012年12月の不正選挙で議席を増やしたのは?
橋下徹の「維新」。
橋下を政界へ呼び寄せたのはマッキンゼー・アンド・カンパニーの元共同経営者、上山信一だった。
「3・11」の直後、マッキンゼー・アンド・カンパニーは『日本の未来について話そう』という本を出版した。執筆者の一人であるマイケル・グリーンが掲げたタイトルがものすごい。
「米国の戦略的資産としての日本」
この文章はまさに米国軍産複合体の対日「植民地政策」そのもの。
「TPPに参加しないと日本の復興はない」
「日本の軍事費は少なすぎる」
「自衛隊を再編し対中戦争に集中せよ」
「日本は脱原発に向かうべきではない」
橋下徹は、アメリカの「植民地統治者」として政界に送り込まれたのだ。
不正選挙で勢力を急拡大したもうひとつの党は?
「みんなの党」の渡辺喜美は、アメリカ企業に日本人の血税を渡そうとした売国奴である。
2007年。リーマンショック。経営危機に陥っ住宅金融会社二社、フレディマック、ファニーメイに日本の外貨準備金数兆円を注入しようと画策したのが渡辺喜美だった。
この企みは福田政権崩壊によって消えたが、同時にCSISがこう言い募るようになった。
「日本のリーダーはころころ変わりすぎる」
「米国は長期安定政権を望んでいる」
「“次の小泉純一郎”は誰なのか、注目している」
不正選挙を「やらざるをえない」状況が生じた。
「悪い冗談」としか思えない今の日本は、米国軍産複合体の命令によって生み出されたのだ。
「植民地に民主主義はいらない」
つづきはメルマガで
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英雄の中の英雄でしょ?
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【大緊急大拡散希望】※急告!本日1月16日(金)『核も武器も新自由主義もいらない!経産省抗議行動』を急遽中止し只今より『辺野古での海上抗議者弾圧やめろ!海上保安庁抗議行動』の為に国土交通省前に移動します!※→IWJ Ch4より中継!御覧あれ!
— 火炎瓶テツ (@tetsu_molotov) 2015, 1月 16
ツイッター、フェイスブックを使わなかったからこそ実現した「桜田門解放区」。
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辺野古新基地建設実力阻止の「カヌー隊」は連日出動。
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『日本はなぜ、基地と原発を止められないのか』
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ゼネラル・エレクトリックを告発せよ!
なぜ、非常用復水器を消したのか!?
<福島原発 非常時冷却システムを撤去した勝俣会長 内部文書入手!
上杉隆と本誌取材班>(『週刊文春』2011年6月9日号)
理由がわからない。さっぱりわからない。
この話はなぜ、消えてしまったのだろう?
東京電力への追求はなぜ、うやむやになってしまったのか?
記事の中で、東電福島第一原発の復水器の設計に携わった経験を持つ佐賀大学元学長の上原春男さんはこう語っている。
<なぜあれほど簡単にメルトダウンしてしまったのか。私は福島第一原発の事故以来、ずっと不思議に思っていました>
<福島原発の設計時には、『蒸気凝縮系機能』という最後の砦となる冷却システムが存在していました。それはどうなったのかと東電に聞くと『(そのシステムは)ない』というのです>
それは「最後の砦」だった?
<蒸気濃縮系機能は、電源がなくても作動する。ある意味、震災などの非常時にいちばん大事な役割を果たすはずだった冷却システムなのです>
「最後の砦」は、全電源喪失「原発ブラックアウト」でも炉心を冷やすことができた?
上原春男さんはメディアから消えた
ジャーナリストの上杉隆さんは内部文書を入手した。
<この機能は、機能的には安全上必須の設備ではないということで、例えばこれがなくなった後でも、主蒸気逃し安全弁を使うことによりまして、原子炉の崩壊熱等を問題なく除去できるということで、今回削除するということでございます>(第十回原子力安全委員会定例会議議事録 2003年2月17日)
記事の中で、小出裕章助教はこう語っている。
<原子炉を止めても、“残留熱”という崩壊熱は続きますから、原子炉の中の水は沸騰する。沸騰すると圧力が上がってきますので、それを外に導いて凝縮させて冷却するという蒸気凝縮系のシステムは必要なのです。もともと必要があるから付けた機能を、削除するなんて通常では考えられないことです。設備を増強し安全を期すというなら分かるが、事故の恐れがあるから外すというのは本末転倒。当時からなんでそんなことをするのかと不思議に思っていました>
『週刊文春』は、東電の勝俣会長のコメントも取っている。
<(蒸気凝縮系の撤去は)私のやることじゃないけど、全然、問題ないよ!>
勝俣恒久会長は2013年6月東電退社
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1号機の原子炉水位が燃料の先端まで到達するのに、
吉田調書では、政府事故調の調査官がこの時の経緯を取り上げ、「
これに対して、吉田の答えは、意外にも「聞いていない」だった。
調査官が、当時の情報班のメモを示しながら説明した段階で、
ICの機能停止に気がつく最初のチャンスであった重要な警告は、
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41681?page=9
吉田昌郎所長は責任逃れの言い訳をしている。
これが警察の取り調べなら、スルーしていけない事柄だろう。
吉田昌郎所長はなぜ「日本を救った英雄」でなくてはならなかったのか?
メルマガ・バックナンバーで読めます。
<ゼネラル・エレクトリックを告発せよ!
なぜ、非常用復水器を消したのか?>
2014年5月5日
http://www.mag2.com/archives/0001577514/
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
中田潤03-3986-8103HP090-1766-0416
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<吉田調書には、取材班と全く同じ問題意識で、
これに対して、吉田はこう答えている。
「基本的に、ICに関して言うと、1、2号の当直員(運転員)以
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41681?page=3
1号機の非常用復水器(IC)は「電源がなくても動く」はず。
その機能は、ゼネラル・エレクトリックによって意図的に取り外されていた。
メルマガ・バックナンバーに詳しく書きました。
<ゼネラル・エレクトリックを告発せよ!
なぜ、非常用復水器を消したのか?>
2014年5月5日
http://www.mag2.com/archives/0001577514/
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
<実は、
安倍政権、産経、読売による朝日新聞バッシングは、ゼネラル・エレクトリックと吉田昌郎所長の犯罪を隠ぺいするためのものだったのだ!
東電は批判されてもいいが、吉田所長の「ヒーロー像」だけは絶対に守らなくてはならなかった。
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ギリシャ「黄金の夜明け」。サッカー・スタジアムでの暴動、外国人飲食店襲撃、デモ隊襲撃などをくり返すレイシスト政党も議席を得た。
ギリシャの在特会?
「すべての移民を国外追放し、国境地帯に地雷を敷設する」
これ、党首の「失言」ではない。2012年5月の総選挙で「黄金の夜明け」が掲げた「公約」なのである。
人類のほとんどは「アホか?」と思うはずだが、この政党が18議席を獲得したというのだから、「緊縮策の闇」は深い。今月に行われるギリシャ総選挙でも第3党に躍り出ると予想されている。
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衆院選の結果は「戦争をしたい勢力の圧勝」ではありません。
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フランソワ・オランドは、国民の期待にまったく応えなかった。
抗議したのはかつての支持者だけではなく、2014年8月には身内のアルノー・モントブール経済相がブチキレた。
「財政赤字削減策はユーロ圏経済を台無しにしている」
「ドイツは緊縮財政という“妄想”によってユーロ経済圏を破壊している」
「全世界は我々にこのバカげた緊縮策をやめるよう懇願している。緊縮策はユーロ圏をどんどん景気後退の深みへと沈ませ、ついにはデフレをもたらそうとしている。我々は緊縮策が財政赤字を縮小させるどころか生み出していることを認める智恵と政治的勇気を持たねばならない」
これが「社会党」の最後の良心(てゆーか、断末魔の悲鳴?)。モントプール経済相はクビになり、クビにしたマニュエル・ヴァルス首相は、
「今後の3年間で500億ユーロの歳出削減をする」
「350億ユーロの法人税減税を行う」
2014年11月。怒り狂った10万人が路上で抗議の声を上げた。「緊縮策+法人税減税反対デモ」は30都市に及んだ。
フランソワ・オランド大統領の支持率は15%を切り、フランス史上最も国民に愛されない大統領となった。
アルノー・モントブールは警告していた。
「各国は迅速に緊縮策から方向転換しなければ、有権者はポピュリストや過激主義の政党に流れる」
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警鐘どころではない。衝撃であり、地震だ。
マニュエル・ヴァルス首相 欧州議会選挙の結果について
国家が攻撃された。攻撃されたのは、我々の文明であり、我々の生活様式だ。戦争が始まったといって過言ではない。
マリーヌ・ル・ペン「国民戦線」党首 パリのテロ事件を受けて
「今、持っているカネだけで買い物をする」
つまり、
「これ以上の借金をしない」
それが「緊縮財政」である。
そう説明されると、誰もがこう思うだろう。
「正しい」
「健全だ」
国民が納得し、貧乏な暮らしに耐え、頑張ってきた末、国家のリーダーからこう言われたらどう思う?
「ごめんなさい。借金が増えてしまいました」
悪い冗談?
そう思ってやり過ごす?
いやいや、そうじゃない人も出てくるはず。
1980年10月。フランスの国の借金(債務)は約922億ユーロ。
国民総生産(GDP)の20%にすぎなかった。
EU各国で「緊縮財政」が始まった2009年10月。フランスの借金は約1兆5121億ユーロ。GDP比78%。
2012年5月の大統領選挙に出馬した社会党のフランソワ・オランドは、貧乏な暮らしに耐える国民に約束した。
「大統領と閣僚の給料を30%減らします」
「年収1億円を超える金持ちから、がんがん税金を取ります」
「失業者を減らします」
「国の借金を減らします」
2014年10月。フランスの借金は約2兆0400億ユーロ。GDP比95%兆……。
……アホか!?
「もう借金はしませんと主が言ったら、借金が増える」
パリの新聞社で起きたテロ事件の背景には、ヨーロッパの「悪い冗談」と呼ぶしかない現実がある。
「警鐘どころではない。衝撃であり、地震だ」
2014年5月。オランド政権のマニュエル・ヴァルス首相はこう言って、緊急会議を招集した。
欧州議会選挙で極右排外主義政党「国民戦線」が25%の得票率で24議席を得たからだ。
マリーヌ・ル・ペン党首
選挙結果が意味するものは何か?
政権党である社会党の得票率はわずか14%……。
仏議会の最大野党「国民運動連合(UMP)」も21%しか取れず、極右政党に負けた。
この時点で、選挙が行われたら、政権交代どころか、2大政党が極右政党に敗れ、マリーヌ・ル・ペンが大統領に就任する。
マリーヌ「名言」集。
「パリの肉はハラール(イスラム法で許可されたもの)ばかり流通している」
「国家は国民に果たすべき守りを固める」
「EUへの主権移譲と闘い、メルケル(独首相)が主導するEUに押しつけられた緊縮財政と闘っていく」
フランスがEUから離脱!
衝撃が走ったのはフランスだけではない。
イギリスでも極右の「英国独立党(UKIP)」(得票率29%)が、伝統的な2大政党である保守党、労働党(ともに24%)を圧倒。蹴散らしてしまった。
UKIP党首、ナイジェル・ファラージはこう語っている。
<日本がある日、中国の一地方に組み込まれ、自分たちが選んだわけでもない北京の官僚の支配下に入ると、想像してみてください。日本人は、あまりハッピーじゃないですよね。実際には、きっとかんかんでしょう。>
<欧州統合の試みは、すでに死を迎えているのです。>(朝日新聞GLOBE)
イギリスもEU離脱。
<EUは「死の淵」に>(ロイター通信)
ロイターのコラムニスト、ジョン・ロイドが「解体業者」と呼ぶ欧州議会の新勢力はまだいる。
デンマーク国民党が倍増。4議席。
「文明人はヨーロッパ人だけ。他はすべて野蛮人」(デンマーク国民党党首、ピア・クラスゴー)
ハンガリー「ヨッビク」が3議席獲得。
「我々は他の欧州のようにユダヤ人連中の足をなめることを拒否する」(「ヨッビク」党首、ヴィナ・ガーボル)
「欧州は白人のための大陸」と主張し、ドイツ国内で「非合法化」を求めるカウンターが10年以上続くネオナチ「ドイツ国家民主党」も議席を得た。
その他いろいろ。
EUを崩壊させる勢いの極右勢力がなぜ、支持を集めているのか?
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フランスでは、リビアを空爆したサルコジ政権が倒れた。
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「ロシアの声」が伝えた。
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<フィルター付きベントについては当初15年度中の完成を予定していたが、設計を再検討し「18年7月までに完成させる」(関電)>
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なぜ、利子を取らないのか?
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イスラム国が何者なのか、現地に行ってみないとわからない。
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プロパガンダを発明したのは誰だ?
諸説あるだろうが、フランスの社会心理学者、ギュスターヴ・ル・ボンは間違いなく有力な候補者である。
彼が書いた『群衆心理』は、1885年に発売されると、翌年には英訳され、学術書としては史上最大のベストセラーとなった。
ル・ボンは、1870年のパリ・コミューンや頻発する労働争議を見て、
<群衆の声が優性になったのである。この声が、王侯に、その採るべき行動を命ずる。国家の運命が決定されるのは、もはや帝王の意見によるのではなくて、群衆の意向によるのだ>(『群衆心理』櫻井成夫訳 講談社学術文庫)
「群衆の時代」がやってきた、と書く。
<今日、群衆の要求は、ますますはっきりしてきた。そして、それは、ややもすれば現在の社会を徹底的に破壊して、文明の黎明以前のあらゆる人間関係の常態であった、あの原始共産主義へこの社会を引き戻そうとする>
<群衆の神権が、王者の神権にとってかわるのである>
<群衆は、もっぱら破壊的な力をもって、あたかも衰弱した肉体死骸の分解を早めるあの黴菌のように作用する。文明の屋台骨が虫ばまれるとき、群衆がそれを倒してしまう>
ル・ボンは群衆を怖れているように見えるが、実はまったく違う。
「群衆は個人よりバカだ」
という奇妙な信念で群衆を徹底的にこき下ろすのである。
<集団的精神のなかに入りこめば、人々の知能、従って彼らの個性は消えうせる。異質的なものが同質的なもののなかに埋没してしまう><群衆は、いわば、智ではなく凡庸さを積み重ねるのだ>
三人寄れば文殊の知恵……ではなく、人間が集まると、個性を失い凡庸になる?
<群衆中の個人は、もはや彼自身ではなく、自分の意思をもって自分を導く力のなくなった一個の自動人形となる>
人間が集まれば、そこにいるのは人間ですらない?
<群衆は、ほとんどもっぱら無意識に支配されるのである。その行為は、脳の作用よりも、はるかに脊髄の作用を受ける>
脱原発デモに参加しているとき、私はヤツメウナギのような生物に退化している!?
<すなわち、群衆は知能の点では単独の人間よりも常に劣る>
どうよ、この断定。
<衝動的で、昂奮しやすく、推理する力のないこと、判断力および批判精神を欠いていること、感情の誇張的であることなど、その他こういう群衆のいくつかの特性は、野蛮人や小児のような進化過程の低い人間にもまた同様に観察されることである>
……どこまで侮辱するかな?
ゆえに、「群衆を操るのは簡単だ」として、三つの方法を提唱している。
「断言」……議論を拒否する。群衆とは話し合うな、ということである。合理的なことを語るな。くどくど説明するな。短い言葉で言え。簡潔に言えば言うほど威厳が高まる。
「反復」……論証も何もされていない非合理的な断言……つまり「ウソ」を何度も何度も繰り返し唱えよ。反復により、断言は<あたかも論証ずみの真理>であるかのように承認される。繰り返すことによって、聞いている人間の頭の中で「既成事実」にしてしまえ。
「感染」……反復によって全体の意見が一致するとき、「意見の趨勢」が形作られる。「意見の趨勢」には、細菌のそれにひとしい激烈な感染力があり、「感じ方」を人々に強制することも可能である。
ナチス・ドイツを思い浮かべた読者も多いことと思う。ル・ボンの思想は、アドルフ・ヒトラー、ユージン・ゲッベルズ宣伝大臣に強い影響を与えた。ル・ボン自身、ムッソリーニの熱烈な信奉者となった。
影響は、ファシズムを育む土壌になっただけではない。1914年6月、セオドア・ルーズベルトは、ル・ボンとの会見を熱望し、実現するとこう語った。
「あなたの本を常に手元に置いています」
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http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
日本の電力会社は、原子力発電所にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する大規模な計画に乗り出そうとしている。
MOX燃料を入れた原子炉とウランだけをいれた原子炉とでは運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量を比較するとMOX炉心の方が、5倍から22倍近く多くなっている。これはMOX燃料のプルトニウムの存在によるものである。
高浜4号機に似た電気出力87万キロワットの加圧水型炉の周辺113キロメートルの地域でこのような事故の影響がどうなるかを、米国のコンピューター・コードMACCS2を使って計算した。
MOX燃料を使用すると、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%*、急性死は10~98%*高くなる。(数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。)炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%*、急性死の数は、60~480%*高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。
*つまり、MOX燃料が炉心に4分の1装荷されていた場合の潜在的ガン死は8,630人から70,700人。急性死は44人から827人。 MOX燃料が炉心全部に装荷されていたばあいはの潜在的ガン死は15,900人から155,000人。急性死は64人から2,420人
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現在、パブコメ募集中の関西電力高浜原発。
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片山さつきはもう、言い逃れはできない!
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この文書は、東電がつるしあげをくらったことを物語っています。
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明けましておめでとうございます。
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