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2015年1月12日 (月)

<吉田の答えは、意外にも「聞いていない」だった>東電に原発を動かす資格はあったのか?http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41681?page=9

1号機の原子炉水位が燃料の先端まで到達するのに、あと1時間の猶予しかない。衝撃的な予測だった。ICが動いているかどうかを見極めなければならない重要な警告だった。

吉田調書では、政府事故調の調査官がこの時の経緯を取り上げ、「TAFまで1時間」という発言をどう受け止めたのか吉田に尋ねている。

これに対して、吉田の答えは、意外にも「聞いていない」だった。それどころか、こう証言している。「今の水位の話も、誰がそんな計算したのか知らないけれども、本部の中で発話していないと思いますよ」

調査官が、当時の情報班のメモを示しながら説明した段階で、ようやく吉田は「発話しているんでしょうね」という認識を示すが、「今、おっしゃった情報班の話は、私のそのときの記憶から欠落している。何で欠落しているのか、本店といろいろやっていた際に発話されているのか。逆に言うと、こんなことは班長がもっと強く言うべきですね」と述べている。

ICの機能停止に気がつく最初のチャンスであった重要な警告は、なぜ吉田の記憶から欠落したのか。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41681?page=9

 吉田昌郎所長は責任逃れの言い訳をしている。

 これが警察の取り調べなら、スルーしていけない事柄だろう。

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 吉田昌郎所長はなぜ「日本を救った英雄」でなくてはならなかったのか?

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<ゼネラル・エレクトリックを告発せよ!

なぜ、非常用復水器を消したのか?>

2014年5月5日

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 中田潤03-3986-8103HP090-1766-0416

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