ありもしない政治対立「安倍晋三VS財務相」官邸がでっちあげたプロレスのシナリオをたれ流す週刊文春、週刊新潮http://www.mag2.com/m/0001577514.html
週刊誌を広げた人々に問いたいよ。
なぜ、読み流してしまうのか?
<そもそも総理の外遊中に解散・総選挙の日程が報じられるなんて、日本の政治史上、異例中の異例である。解散に至る内幕を探ると、
「きっかけは、10月20日の小渕前経産相と松島前法相のダブル辞任でした」
とは、政治部デスク。>(『週刊新潮』11月27日号)
……「政治部デスク」って誰やねん!?
なぜ、疑問をさしはさまずに読み進めてしまうかな?
「政治部」なんだから新聞社社員?
この号のトップ記事はなんだ!?
<「吉田調書」誤報の根源 「なぜ記者はバイアスを掛けたか」に踏み込まない「朝日新聞」のインチキ>
ところかまわず、延々と、新聞を(ムッチャ偉そうに)批判し続ける週刊誌の記者ともあろうと者が……。
新聞社の偉い人に電話してネタをもらわないと、原稿を書けない!?
今すぐ記者をやめてしまえ!
匿名の情報源?……なのだとしても、「政治部デスク」じゃあいまいすぎて話にならん! 他に誰かおらんのか?
<官邸関係者が言うには、
「総理秘書官ら側近も、小渕さんらの辞任直後から解散風を吹かせ始めた>
……だ・か・ら……「官邸関係者」って誰やねん!?
却下! 別のやつを出せ!
<自民党のベテラン議員が嘆く。
「正直言って、大義のない選挙ほどやりずらいものはない。地元に帰ると、有権者からは『何で今選挙をするのか』『税金の無駄だ』とか口々に言われ、みな答えに窮しています>
<今度の選挙で野党の候補が一本化されれば、うちはさらに6~7席失いそうです」(自民党東京都連幹部)>
……もー。「もー」としか言いようがない。
少なくとも私は、こんな記事を書いてお金をもらっている外国人ライターをひとりも知らない。
取材は電話を4本かけるだけ……てゆーか、全員が匿名なんだから取材をやらなくてもでっち上げられる記事じゃんか?
<解散ワイド 開戦! 勝機は我にあり1 安倍晋三 30議席を減らして 政権安泰という 甘い脚本の落とし穴>
こんなんで1ページ半、一丁上がり。しかしてその結論は……。
<果たして、安倍総理の決断は吉と出るか、それとも……。>
……(腰が抜けた)。
ある日突然、見知らぬ男から電話がかかってきたとする。
「どうしても、あなたに伝えたい真実があるのです。信じがたいことかもしれません。しかし、本当のことを言えば……」
あなたは電話口で問いかける。
「どちら様ですか?」
「名前は言えません。私の素性を明かすと大変なことになります」
誰だってこう思うよね。
「こりゃ、詐欺だ」
ところがこれが紙に印刷された活字だと、誰も疑問を感じない。「本当のことだ」と思ってしまう。鵜呑みにする。
これ、実際に詐欺。巨大詐欺事件である。
この国の支配層は、安倍晋三は、なんと言った?
「わたくしどもは、国民を幸せにしない消費税をさらに3%引き上げて、国民をさらに不幸にしたので、1年半の間だけは、消費税10%の取り立てには参りません」
1年半の間、私たちは8%の消費税をだまし取られ続ける。
大多数をだまして、金をちょろまかさないと続かない末期資本主義の現実。それを20年も続けたあげく、活字の日本語は詐欺師のセールストークになり果てた。
「限りある食べ物や眠れる場所を分け合って、みんなで頑張って生きていきましょう」
そんなことを言う人は無視される。無視されるだけではなく、なぶり殺しにされる。南米のキリスト教聖職者、リビアのカダフィ大佐などのように。
「だからって、ジャーナリストまでもが詐欺団の一員になってもいいわけ?」
よくない! いいわけないんだけど、私の仲間だったうまい書き手も実際、そうなった。出版不況で目減りしていく収入を補うために。
日本の雑誌ジャーナリズムは、安倍晋三に「アンダーコントロール」されている。
選挙の前になると、その現実がむき出しなる。
週刊誌紙面に雑魚のごとく踊り狂う「官邸関係者」「政府関係者」の言葉には前提がある。
読者の利益のために、記者が権力側の人間の言葉を「引き出してくれた」のではない。
読者から金を巻き上げるために「関係者」はウソつく。ありもしない政治的対立を言葉だけによって作り出す。記者には「関係者」が巻き上げた金が配分される。ジャーナリストは、おこぼれにあずかる。
週刊誌を広げたとき、私たちは受益者ではなく詐欺被害者なのだ。
庶民のささやかな楽しみだったはずの「週刊誌をめくる時間」も、そんな前提を考慮しなくてはならなくなった。読み飛ばしたいけど、自分の頭で考えなくてはならない。
実に面倒な世の中になった。
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