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2014年9月14日 (日)

「吉田調書」問題の核心 2号機ベント 風向きを無視した吉田昌郎所長が飯館村を消滅させた

「吉田調書」をスクープした5月20日の朝日新聞1面。

 
 取り消された記事には、
 
<所長命令に違反 原発撤退>
 
 実はこれより重要なデータが掲載されていた。
 
Photo_5
 
 朝日新聞デジタルより
 
 福島第一原発の西側正門付近の空間線量グラフである。
 
 2011年3月15日09時。
 
「3・11」後の最高値1万1930マイクロシーベルト。
 
 原因は?
 
 東電も事故調もマスコミも「格納容器が壊れた」としている。
 
 これこそが「史上最大、最悪のウソ」。
 
 2011年10月。東電は2号機の各フロアーの線量を計測した。
 
 格納容器の下部「圧力抑制室が破裂」。
 
 これが本当なら建屋1階は人が立ち入れない「死の世界」になっているはず。
 
 1階の最大線量 17ミリシーベルト
 
 格納容器破損が本当なら、こんなに低いわけがない!
 
 3号機と比べれば一目瞭然だ。
 
 2号機5階の最大線量 250ミリシーベルト ←この計測から1年9ヶ月が過ぎた2013年7月↓
 
 3号機5階の最大線量 2170ミリシーベルト
 
 1年9カ月の歳月は線量を低下させたはずである。ところが……。
 
 事故から7カ月後の2号機は事故から2年4カ月後の3号機の8分の1以下の線量。
 
 では、「3・11」後、敷地内で計測された最大線量は?
 
 1、2号機共有排気筒 25000ミリシーベルト
 
 2号機5階の100倍。
 
 2号機1階の1471倍が計測された。
 
 ベントした放射性水蒸気の通り道。
 
 排気筒上部が最も汚染されているのだ。
 
 ベントの権限は吉田昌郎所長にあった。
 
(東電テレビ会議)
 
<2011年3月14日23:53
 
1F ドライウェル側のベントを、大きいのと小さいのがありますが、小さい方を開けさせていただくというのを所長にご判断いただきました。
 
本店武藤副社長 それでいいと思います。
 
吉田所長 はい。その判断で行きましょう。はい。>
 
 本店は風向きを気にしていた。
 
<3月15日00:00
 
本店 風向き、風向き。ちょっとすいません。風向き、分かりますか?>
 
 そのとき、多くの人が飯館村の方向へと避難していた。
 
 吉田栄光福島県議によれば、その数、1万人。
 
 本店は風向きを気にしていたが、吉田昌郎所長は風向きについては一切、言及していない。
 
 ここで「東電テレビ会議」は終わる。
 
「ベント成功」の部分は今も隠ぺいされている。
 
 3月15日の夜が明けた。
 
 人々は30キロ圏外へと逃げていた。
 
 風は発電所の方から吹いていた。

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