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2014年9月15日 (月)

「吉田調書」事件は、安倍晋三の私怨?真の英雄は『官邸の100時間』で安倍に赤っ恥をかかせた木村英昭記者なのでは?http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 なぜ、朝日新聞は記事取り消しに追い込まれたのか?

 発端はネットの書き込みだった。

<『菅総理の海水注入指示はでっち上げ』

 最終変更日時 2011年5月20日

 福島第一原発問題で菅首相の唯一の英断と言われている「3月12日の海水注入の指示」が、実は全くのでっち上げである事が明らかになりました。>

 読むと「ニュース」のように感じられるが、これはプロの記者が行った報道ではない。「衆議院議員 安倍晋三 公式サイト」つまり、(「元総理」という権威は与えられているが)政治家個人な見解にすぎない。

<複数の関係者の証言によると、事実は次の通りです。>

 おかしいでしょ?

 安倍晋三自身が取材をするわけはないからだ。

 なのに「聞いた話」ではなく「証言」となっている。

 自民党の最強プロパガンダ機関(おそらく「チーム世耕」)が動き出した。

<12日19時04分に海水注入を開始。

 同時に官邸に報告したところ、菅総理が「俺は聞いていない!」と激怒。

 官邸から東電への電話で、19時25分海水注入を中断。

 実務者、識者の説得で20時20分注入再開。>

「実務者」「識者」という奇妙な表現は、個人を特定されたくない、という意思の表れだ。

<実際は、東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。

 しかし、やっと始まった海水注入をとめたのは、何と菅総理その人だったのです。

 この事実を糊塗する為最初の注入を『試験注入』として、止めてしまった事をごまかし、そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいたのです。

 これが真実です。

 菅総理は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです。>

 元総理の書き込みの翌日、読売新聞はこんな見出しを掲げた。

<首相の意向で海水注入中断 震災翌日に55分間>(2011年5月21日)

<海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心配したの理由だと政府関係者は説明している。>

 産経新聞も後追いした。

 それだけでも絶大な効果があったが、「小泉劇場」で鍛え上げられた自民党のプロパガンディストは念を押した。

<海水注入問題・全責任は菅総理>(安倍晋三・公式サイト 5月22日)

 20日。元総理の書き込みで火をつける。

 21日。新聞2紙の「報道」でそれを裏づける。

 22日。元総理が感情もあらわに吠えまくる。

<皆さん! 嘘は長持ちしません。>

<官邸はイロハのイも解らずに嘘をついたことになります。私はそのことを怖いとおもいます。怒鳴りまくり致命的に間違った判断をする総理。嘘の上塗りに汲々とする官邸。その姿は醜く悲しい。>

 二日前は事実を淡々と述べていたが、今度は徹底的に国民の感情に訴える。

 ここまで書けば、わかってもらえると思う。

 安倍晋三が優秀なわけではない。安倍晋三が支持されているわけでもない。

 安倍を操る自民党のプロパガンダ機関が強力であり、他党を圧倒しているのである。

<菅総理、あなたは、三月一一日、原子力災害対策特別措置法にのっとり原子力緊急事態宣言の発令をした。その結果あなたは大きな権限をもった。東電もあなたの指揮に入った。全ての責任は総理にある。海水注入を一時間近く止めてしまった責任はだれにあるのか? 菅総理、あなた以外にいないじゃありませんか。真実は明らかです。それを私たちは知っています。>

 自民党はこう考えていたに違ない。

「これで“反菅直人”の強固なメディアスクラムが生まれる」

 この国では、主要メディアが「政権批判」の流れを作れば、他のメディアもみんないっしょに、一方向にドーッと突き進んできた。それが常態だった。

 事故現場に最初に入り、注目を集めた青山繁晴は、テレビでさらに強烈なプロパガンダを展開した。

「民主党の人間が『青山繁晴を逮捕しろ』と言っている」

 自分でそう言うのだ。

 その後、青山さんの身に何か起きましたか?

 

 自民党のプロパガンダは着々と進み、国民は洗脳されるはずだった。

 ところが、結果は間逆だった。

「権力をチェックすることこそジャーナリストの使命」

 そんな思いが最も強いと思われた朝日新聞が、「プロメテウスの罠」で安倍晋三の書き込みを真っ向から否定したのだ。

 管直人は「注水を止めろ」とは言っていない。東電から注水計画の説明を聞いたあと、こう言っただけだった。

<「準備に2時間ほどかかるなら、その間に再臨界があるかどうかも検討しておいてくれないか」>(『プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発の真実』学研パブリッシング)

 そして、安倍晋三と朝日新聞の関係を決定づける重要な本が発行される。

『検証 福島原発事故 官邸の100時間』(岩波書店)。

 著者の名は、木村英昭。「吉田調書」スクープを書いたとされる朝日新聞記者である。

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