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2014年7月21日 (月)

百年前 第一次大戦時とほぼ同じプロパガンダが今まさに起きている!マレーシア機撃墜http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 百年前とまったく同じことが今もつづいている。

 1910年代。メディアは新聞しかなかった。ネット、スマホ、SNS……現在のメディア環境からみれば、これは明らかな「退行」である。

 しかし、人間は同じことを繰り返す。同じウソにだまされる。

「戦時プロパガンダ」の読み方は実は簡単だ。

 情報をいち早く、絶妙のタイミングで、切れ目なく出してくるやつらが、まず間違いなくウソつきである。

 オバマ大統領が「証拠がある」と断言し、ほぼ同時に、ウクライナ当局が電話の傍受記録を公表した。

Photo_5

「ほぼ100%民間機だ」

「戦争が起きているのに、なぜ上空を飛んでいるんだ?」

 とかしゃべっているあれだ。

 しかし、この「証拠」はロシア国防省によって否定されている。

<交信記録を専門家が分析したところ、複数の音声をつなぎ合わせたものだ。><「撃ち落とした」というのは前日16日に親ロ派が撃墜したウクライナ軍のスホイ攻撃機を指し、マレーシア機墜落後に現場から「民間機だ」と伝える交信を合成した。>

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「傍受記録」の音声がテレビで繰り返され、飽きられてくると、ウクライナ内務省は謎の動画を公開した。

「ロシア領内へと移動するロケットが1本ない地対空ミサイル『BUK』」ってやつだ。私が「いくらなんでも不自然だろ?」と書くと、

http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/

 ロシア国営テレビも「ねつ造だ」と報じた。

「映像に出てくる広告の看板などからウクライナ政府軍が管理下に置くドネツク州西部で撮影されたものだ」

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 私はネットで「BUK」のPRビデオを発見した。発射後、ものすごい白煙が噴き出し、地上から目標物まで連なる。白煙はしばらく消えない。

「空から人が降ってきた」と言う目撃者もいた。なのに、「ロケットの白煙」を見た人がいない?

 私がブログに疑問を書くと、NHKニュースが「野原から狼煙が上がっている」ような写真を映し出した。

 この写真は、瞬時にテレビからもネットからも消えた。まるで幽霊。幽霊にしては迫力ゼロだったが……。

 イギリスのデイリーメール紙は一面にこんな大見出しを掲げた。

<プーチンが息子を殺した>

 ブロンドでまんまる顔の可愛い幼児の写真。

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 大型テレビつきの「デロリアン」に乗って百年前に行ってみよう。

<ドイツ人がベルギーの赤ん坊の腕をもぎ取った>

 このプロパガンダは瞬時に世界中に広まったが、イギリス宣伝省のねつ造だった。

 ひまわり畑に散乱したぬいぐるみの映像。新聞はモスクワのオランダ大使館に供えられた花とぬいぐるみの写真を掲載した。添えられたカードには、

「私たちを許してください」

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 百年前も新聞は引用に次ぐ引用を繰り返し、ウソや陰謀論は不気味な成長を遂げた。

 ドイツ帝国軍の侵攻により、ベルギーの首都アントワープが陥落したとき、フランスの新聞はこう書いた。

<そのとき、教会の鐘が鳴った>

 このニュースが、パリからロンドへと伝えられると、

<ドイツ兵から「教会の鐘を鳴らせ」と銃で脅された僧侶はそれを拒否して教会を追われた>

 それがローマに届くと、

<鐘を鳴らすことを拒否した僧侶は手かせ、足かせをはめられた>

 そして、一巡し、パリに戻ってくるとこうなった。

<鐘を鳴らすことを拒否した僧侶たちは、生きながら頭を逆さに、足を鐘にロープで結わえられて虐殺された>

 オランダのルッテ首相は、電話会議でプーチンと「激しいやり取り」をしたと述べ、親ロ派が犠牲者の所持品をあさっている、と伝えれていることについて、こう吐き捨てた。

「むしずが走る」

 ティマーマンス外相は、

「現場で遺体が引きずり回されているという情報に、オランダ国民は激怒している」

 確かに、死体搬送袋を引きずる映像があった。人々の怒りと悲しみには胸が詰まるが……。

 百年前から遺体は「戦時プロパガンダ」に利用されてきた。

アメリカの参戦、「世界大戦」を決定づけたといわれるデイリーエクスプレスの記事がある。

<ドイツ兵の死体から、石けん、豚の飼料、滑剤、肥料、軍需工業用ゼラチンを作っている。それだけではない。人肉嗜食は現在、ドイツにおいて、死体で育てた豚を食う、というよりもっと直接的な手段で行われている>(1917年4月21日)

「人間石けん」伝説の誕生である。

 この奇怪なホラ話は、第二次大戦の戦犯を裁くニュールンベルグ裁判で真剣に審理されている。なんと、30年近くも、数億人が信じていたことになる。

 さらに、問題は、この記事につけられた写真である。

「死体を引きずって歩くドイツ兵」の写真は、「石けん工場へと至る道で死んでいる馬」の写真と合成されていた。

 悲しいことだが、「神聖」と「猟奇」が対決すると、必ず「猟奇」が勝つ。

「慈悲」と「恐怖」が対決すると、必ず「恐怖」が勝つ。

 それが人類の歴史である。

 百年後、デイリーエクスプレスは一面にこんな見出しを掲げた。

<旅客機ホラー ジェット機が撃墜され295人が殺された>

 大衆紙のSUNは最大の活字で、

<プーチンのミサイル>

Photo_10

 新聞記者は本気で世界大戦をやりたいのだろうか?

 詳しくはメルマガで

http://www.mag2.com/m/0001577514.html

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